※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:今の国際情勢は不穏な感じもするけど?)
今の国際情勢は不穏な感じもするけど?
このQ&Aのポイント
陰謀論によく登場するネオコンやユダヤ人、ワンワールド勢力が実際に存在し、欧米で影響力を持っていると考えられている。
ワンワールドというのが欧米エリートの理想であり、彼らは世界を統一したいと思っている。ユダヤ人は国境を無くし、ネオコンは国際共産主義の勢力と手を取り合っている。
ワンワールドに反するナショナリズム派とワンワールド派のぶつかり合いが世界中で起こっており、現在の国際情勢は不穏な状況にあると言える。
(長文すみません)今の国際情勢は不穏な感じもするけど、興味深いといえば興味深いですね…
まず陰謀論によく登場するネオコンとかユダヤ人、ワンワールド勢力などというものは実際にあって、欧米の中ではかなりの影響力を持っていると私は思ってます。論者によって言葉遣いがバラバラなので一見分かりづらいですが、グローバル勢力とかグローバルリベラル派などというのも、大雑把に見れば全部同じグループだと思います。
ワンワールドというのがミソで、欧米エリートが理想とする価値観つまり、自由、平等、民主主義、自由経済、等の価値観で、彼らはおそらく世界中を統一したいと思っている。ユダヤ人はよくその国その国の王族やら権力者たちに虐められてきた歴史があるから国境を無くしたがってると言われますし、ネオコンは元トロツキストでトロツキストとはつまり国際共産主義です。ここがものすごく面白い所の1つで、このグループの中では、共産主義の勢力と、ジョージ・ソロスのような資本家の総帥のような人たちが手を取り合っているんですね。
そして彼らから見たら、世界の中で民主主義化されていないエリア、つまり中東、ロシア、中国などが「矯正すべきターゲット」としてロックオンされていて、ソ連崩壊以降の現代史は、彼らが世界を改革しようとする歴史だったと思うんですね。
そしてワンワールドに反するナショナリズム派が、ワンワール派とぶつかり合うことがずっと繰り返されていると思うんです。
ここで注意しないといけないのは、この国のトップはワンワールド派だとかナショナリズム派だとか決めつけられるものではなく、どの国の中でも混ざり合っているということです。今、米民主党内にネオコンが多いとか、共産主義勢力が増えているとか言われますが、ブッシュJrの時代は共和党内をネオコンが牛耳ってたわけです。
今、米民主党内でポリコレ勢力が増えているとか、サンダースに代表される共産主義勢力が増えていると言われますが、民主党は世界中にワンワールドの価値観を広めるための予行練習みたいなことをアメリカ国内でやってるんじゃないか?と思います。
そしてそういう雰囲気に胡散臭さを感じていた米国民が反旗を翻したのが、ナショナリズムのトランプ政権の誕生だったんだと思います。
今のウクライナ戦争も、ネオコン勢力のNATO東方拡大政策が誘引になっているとはよく言われます。それが陰謀的だからといって、ロシアのやり方が正しいとは言えない。だけど、そういうぶつかり合いが世界中で進行しているという認識はあっていいんじゃないか?と思います。
そして冷戦崩壊直後はアメリカの一極支配になるかと思われて、アメリカ内のワンワールド勢力は意気軒昂としてたと思うんですが、イスラムの平定に失敗して、今どんどんナショナリズム勢力が巻き返している所なのが、世界の不穏な情勢を生み出してるんだと思います。
「評論」の難しい所は様々な国際情勢の評論家が様々な語り口で解説しますが、評論家各人によって好みの文脈や好みの言葉遣いが違うので、各人がバラバラなことを言ってるように聞こえることです。実はA評論家もB評論家もC評論家もΦの現象について語ってるんだけど、バラバラのレンズで世界を眺めてるように見えてしまう。馬渕睦夫さんのディープステート論や中野剛志さんの「グローバリズムは終わった論」や小林よしのりさんのナショナリズム的言説等もそういうことで説明付くんじゃないか?と思います。
その話の延長線上でいけば、台湾有事も、むしろアメリカ側が危機をあおってあおって、ついに開戦なんてことが起こるかもしれない。
悩ましいのは、これを単純に善悪で割り切るのが難しいと思うからです。
ワンワールド勢力が、自由、平等、民主主義、自由経済の価値観を広めたいと思うのは、私なんか「ごくごく自然で当たり前なんじゃないの?」と思います。
しかし一方でどの国にもナショナリズムを大事にしたがる人が大勢いるのも、これまた当たり前のことです。
しかしナショナリズムを傘にきて、独裁体制をよしとするとか、思想統制するとか、イスラムの価値観にこだわり過ぎて女性に教育機会を与えないのは間違ってると思う…(米民主党もある意味ポリコレ的価値観で思想統制、に近いことをやってるわけですが…)
もし世界政府があって、そこの国会で話し合えるのなら、「この方向性が正しいに決まっている。世界中の人々はそれを望んでいる」「いやいやこっちの考え方も重要だし、こっちの価値観も捨て去るわけにはいかない」などと徹底的に話し合えば、解決する問題も多々ありそうな気がします。それを陰謀的なやり口や戦争を起こして世界を変えねばならないというやり方がまかり通っているところがモヤモヤします。
みなさんはどう思われるでしょうか?
お礼
なるほど、ありがとうございました!