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園芸を仕事に

園芸とはいうものの具体的にどういう仕事のイメージかがわかりにくいといいますか 例えば花屋さんの経営にしても花の知識や育て方をきちんと説明できないといけないでしょうし 例えば大学で理学部や農学部という進路のほうが有利とかあるのでしょうか?

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回答No.3

元、都会にある個人経営の花屋に勤めていたものです。 花屋は従業員として働くのならアリでしょうが、自分で経営してだと店舗の立地条件や広さ花屋店舗用のリフォーム費と花卉用の冷蔵庫の導入(ディスプレイ用ガラスケースの他、花卉用の大型冷蔵庫が必要。他に店舗内の排水設備など)光熱費や水道代がかなりかかりますし、立地条件がよほど良いのでないと店頭だけでの販売では儲けがあまり望めないので、ホームページを作成してのブログでの仕入れ情報や情報発信とショップページの開設、葬儀関係や洋風アレンジや生け花の先生などと契約し教室などの材料(必ず枝物も扱う必要あり)、歓楽街の飲食店内の大型アレンジの出張作成など、何台かの運搬車と花の技術を持ち運転者も兼ねる従業員による配達業務が多くなければ(細心の注意をしなければ運搬中花が散るので配達業者に任せられない物が多く自前で注文先へ配達)なかなかやっていけません・・・。 花は生鮮品ですので冷房と冷蔵が重要で、これが充分じゃないと夏場はすぐ傷んでしまいます。そのために頻繁に水替えするか薬剤を水に混ぜて長持ちさせます。下処理や水揚げ作業や毎日の水替えには専用の室内設置の排水桝付き排水口や、他に屋外にも蛇口が合った方が作業に便利、業務用の大きなシンクや業務用のガス台(大量の湯を沸かしたり火で直接切り口を焼くので安全な作りで火力が強い物が必要)オアシスを充分に給水させたものをいくつも常備しておく為に(すぐには吸水せず時間がかかるものなので少なくとも半日分の個数は浸けっぱなしに。祭壇や供花スタンドを扱う店だと大きい水槽でも間に合わないほど使います)作業所内に大きな水槽も必要。 花屋はアレンジに使う各サイズ揃った籠やオアシスなど、毎日大量に使い軽いけれども場所をかなり取るものが多くて、他に花卉染色用色素を何色もや花卉延命剤なども業務用の大ボトル、 包装紙などもTOPや花束の色合いに合わせるのにいろんな素材や色の物がかなり多く必要。それらは布の様に幅の有るロール巻きで、常時店舗には予備を含めてかなりの数がおかれています。籠やオアシスの大箱だけでもかなり場所を取りますので、仲介人などに仕入れを任せているなどで頻繁には花卉市場に行かない店なら(市場内の店が入っている)ある程度広い収納場所が必要。 店舗売りの切り花しか置かないのなら店舗だけの広さでも充分ですが、苗や鉢物も扱うなら店舗前に陳列スペースが必要でこれが案外場所を取ります。歩道には置けないので店の前にある程度の広さの有る物件じゃないと、お客さんが入口付近の物が邪魔で店に入るのにも苦労し(通路が狭く植物が身体に触れる程にたくさん置かれている店って気を遣います・・・)どんなにセンスが良く品ぞろえが良くても次第に客の足が遠のいてきます。店内も外の陳列も通路を広く設けてくれていると利用し易いです。 配達業務もあるのなら、店頭に全車が止められる荷物を載せたり下ろすための駐車スペースが必要ですし、それとは別に従業員の通勤車の駐車場を近くに借りる必要もあります。 毎日出るゴミのほとんどは花の鮮度が落ちた物や切った茎はですから廃棄は生ごみ扱い、結構な量が出て大抵は仕入れた花が入っていた箱に入れて出しますので地域の収集では持って行ってくれません。花屋から出る残渣を扱ってくれる民間の収集業者と契約する事になります。 花屋の裏事情は結構苦労話しも多く、経営の良い悪いも作業員に悟られ易く同業他店からの引き抜きなんかも結構多くてシビアな業種です。駅前や霊園など利用者の多い所の近くに店が無いと集客が難しく、新しい街や新しい商業施設のテナントにでも入れなければお客さんも入りにくいですし・・・。昔は病院の近くが良かったのですが病院で衛生的に良くないとお見舞いのお花を禁止しだしてからは閉店や移転した店も多いです。 個人的には農学部や園芸科のある大学や専門学校で造園やガーデニングの知識を学び、卒業後は現場で実施と経験を何年か積んでから公園の職員として働いたり、アドバイザーとして個人事務所を開いている人のもとで働いてから自分で独立すると、植物関係で幅広く働けるようです。 私が良くブログを見ている方はアドバイザー業務の他に、大学oBとしての圃場整備ボランティアの参加や大学での学生へのゼミ、自然公園の整備ボランティアにも参加していらっしゃいます。 アドバイザーだと依頼された地域への出張が多くなるので可能な距離なら自分での運転になるのが大変そう。ボランティアで参加する事で主に園芸種が多い依頼の他の、本来の好みの野生植物などに関われて保全に貢献出来、それが仕事でのストレス発散と成っているのでは。 造園と違い高い所の作業などの危険性は低いものの、公園などでの 斜面で作業したりの体力勝負な仕事ではあるので日頃足腰の強さを保持しておくのがコツの様です。知識だけでは筋肉が付かないので現場での実施や個人でのトレーニングで程良く筋肉をつけておいた方が長く仕事が続けていける様ですよ。

その他の回答 (3)

  • ts0472
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回答No.4

個人的には 花屋=切り花 というイメージがあります 小さなサボテンや多肉植物も扱っているところもあるように思いますが そちらは雑貨感覚? 長持ちさせる知識は必要でしょうが 飾り付け デザイナーといった技術が求められるんじゃないか?と感じます 生き花を扱う園芸店の枯らさない技術は必要と思いますが 大きくなれば売れない 花が散った後は売れない 生鮮食品のように仕入れたら速く売る 仕入れ技術の方が問われるんじゃないか?と感じます 理系だったら作る側の品種改良 農学は販売でも役立つものがあると思うものの こちらも生産関連になるんじゃないか?と感じます 花屋に売る側

  • FattyBear
  • ベストアンサー率33% (1532/4617)
回答No.2

植物を育てたり、世話をして対価をいただくのが園芸の仕事だと思います。花や野菜を育種して販売、植木の剪定で対価をもらう、などが一般的だと思います。バイオテクノロジーで新品種作成とか、植物工場で 生産、なども園芸の仕事の一つかも。 花屋は必ずしも知識が無くとも商売はできるかも。 仕入れて販売するだけなら・・・。 園芸を仕事として目指すなら理学部や農学部の方が文学部や法学部、経済学部よりは有利なのは当然でしょう。

回答No.1

テクノホリティ園芸専門学校 というのもあります