比例反比例・一次関数の教え方
自宅で子供の勉強を見ているものです。できれば専門家のご意見を頂きたいです。
私が子供だったとき、塾講師だったときを通じての疑問ですが、反比例というものを比例と平行して中1段階で教える意味が理解できません。比例は現実世界との結びつきも多く、関数の導入として適当だとは思いますが、反比例は狭く特殊な世界で、実際教え方もおまけ的になっていると思います。それくらいなら、比例→一次関数としたほうが良いのではないか、本当は一次関数にいきなり入ってそのうち原点を通る特殊例として比例を教えても良いくらいだと思いますが、そういう演繹的な方法は全ての子供にわかりやすくはないので、判りやすい(と思われる)比例から入るのはOKなんですが。
そもそも反比例のy=a/xという式を1年生に見せることが相当問題だと思うんです。方程式でもxが分母になる形は教えなくなっていますし、この式はx=0の場合の考え方(不能・不定)を教えてから出ないと双曲線となることの意味も完全には捉えられないし、難しい式だと思うんです。比例を、xの増分とyの増分の関係は一定と教えるなら、一次関数もそうなわけですから、今のように比例を教えて、ずいぶん経ってから一次関数を持ち出すのは判りにくく、繋げて教えるべきだと思っています。家での教え方は、方程式を連立まで教えて、一次関数に入る(比例は特殊例と教える)でやっていて問題ありません。
小学校のカリキュラムにも関係してくると思いますが、どうしてこういうことになっているのでしょうか?