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ボルタ電池の起電力について
ダニエル電池の起電力を大きくするには水溶液の濃度を操作する必要があるそうなのですが、同じ仲間のボルタ電池の起電力を大きくする操作については、いくらネットを検索してもでて来ません。やはり、ボルタ電池もダニエル電池同様、溶液の濃度の操作が必要なんでしょうか?ちなみに、危険物の試験では、「ボルタ電池の起電力を大きくするには、極板間の距離を小さくすればよい」という出題があり、×にしましたが…
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>ダニエル電池の起電力を大きくするには水溶液の濃度を操作する必要があるそうなのですが、同じ仲間のボルタ電池の起電力を大きくする操作については、いくらネットを検索してもでて来ません。 ボルタ電池は、正極と負極の電解液が混ざってしまう簡易な装置なので、電解液の濃度を変えても起電力はほとんど変化しません。 (分極で下がった電位を戻す方法(減極剤を加える)はありますが、起電力そのものを大きくすることはできません) その欠点を解消したのがダニエル電池です。正極と負極を素焼き版などで分けておき、各極の電解液の濃度を調整することによって起電力や電池の寿命を調整することができます。
お礼
なるほど。そうなんですか。道理で無いはずですね(笑) それと、極板間の距離を小さくして起電力を大きくする、というのも、ミスリード用の選択肢みたいですね。よく、分かりました。ありがとうございました。