末の松山というと、宮城県多賀城市にある、古来歌枕として知られるあの末の松山のことでしょうか?
理科のカテゴリーというよりも国語や古文のカテゴリーで質問なさった方が答えが集まりそうな気もしますが、とりあえずはヒントになりそうなことを記述します。
(1)歌枕として知られる「末の松山」ですが、具体的にはどんな和歌に登場しますか。そしてそれらの和歌から、末の松山について、どんな風景だとか、どんな特徴があるかとか、そういったことをまとめてみましょう。
松山と呼ばれるからには、松の木が生えているのでしょうかね?
(2)末の松山といえば「波が越えていかないもの」というイメージを醸し出すものとして知られています(これは(1)のヒントというか半ば答えでもあります)。ここから、末の松山は海の近くにあるであろうと推測できます。
では、実際に、海岸からどれだけ離れていて標高はどのくらいの山なのか、それを調べてみましょう。また周囲の地形(崖の上なのか、平野なのかなど)についても調べてみるとよいでしょう。そして末の松山を波が越えることがありうるかどうか、ご自分で考えたりイメージしたりしてみてください。
(3)地域的にみて、2011年の東日本大震災のときには末の松山のあたりにも津波が襲ってきたはずです。このとき末の松山を津波が越えたかどうかについても調べてみましょう。
(4)末の松山は上記のように昔から歌枕として知られていますが、現在でも多賀城市の観光地として知られているのでしょうか。
(5)「末の松山を波が越える」というフレーズはどういうニュアンスを持っているのかについても考えたり調べたりしておくとよいかもしれません。
まとめというよりヒント集になってしまいましたが、どの程度まで詳しくまとめれば良いのかも判断が難しいですので、こういう回答にせざるを得ませんでした。もしかしてここに書いた内容くらいは既に調べがついていらっしゃるかもしれません。