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独り暮らしの人が手術が必要なときってどうしてるの?
例えば、自分が入院して意識があるときにならわかるけど、意識がないときとか大ケガをしたときって、手術の同意書ってどうしてるの? 緊急の手術が必要なのに周りには友人や知人しかいないときって、まさか、同意が得られないから手の施しができませんとかならないわけでしょ? 例えば、自分が離れて暮らしてるとして、ガンや慢性的な怪我で入院となった場合そのために親を呼ばなければならないとか?例えば親がいない人とかどうするの? また、親じゃなくとも、兄弟でも同意書のサインは可能なんですか? なぜ成人してるのにも関わらず、親じゃなきゃダメなんでしょうか?なぜ友人やパートナー(未婚)じゃダメなんでしょうか?
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基本的に、手術や治療行為における同意書は、あくまでも「治療をされる患者本人」の意志が最優先となります。 「事故や病変等により意識がなく、本人の同意が確認できない場合」についてのご質問ですが、同意を求めている時間的猶予がないような緊急の場合には、判断能力の有無にかかわらず最善の医療行為を行うことが最優先となります。 また、「ガンや慢性的な怪我で入院となった場合」の場合には、患者本人に意思決定を行うだけの判断能力があると病院側で判断がされた場合には、本人以外の第三者の同意書(承諾書)は必ずしも必要ではありません。 また、本人以外の第三者の同意書、あくまでも「本人に意思決定を行うだけの判断能力がない場合」に限定されます。患者本人が治療の是非についての判断能力を持っている場合、仮に第三者(親権者や縁故者、身元引受人)が手術に同意したとしても本人が否定(拒否)をした場合は治療は行われません。 >なぜ友人やパートナーじゃダメなんでしょうか? 「責任問題」になります。仮に患者本人に代わって承諾した場合、その治療費や諸費用を患者本人が支払えなくなった状況の場合に負担できるのか、という問題が発生します。親権者(法定相続人)であれば仮に治療により患者本人が亡くなった場合でも患者本人の相続遺産からの支払い(代理弁済)が可能となります。それに対し、友人やパートナーの場合は相続対象ではないため、患者本人の資産からの支払いは行なえません。仮にそうなった場合、同意書にサインした友人やパートーナーに巨額の支払い請求が行く場合がありますが、それを支払うだけの責任を負えるか、ということになります。 それ以前に「本人と法的に直接関係のない第三者」に承諾権を与えるということは、その患者に対して(間接的に)生殺与奪健を持つということになります。そこまでの責任が取れるか、という問題ですね。 以上、ご参考まで。
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- nihonsumire
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基本的に同意書は必要ないのですが、病院側が慣習的に取るようです。これについて、厚生労働省がガイドライン並びに通達を出しています。下記のサイトでご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/miyorinonaihitohenotaiou.html
お礼
ありがとうございます。
- t_ohta
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3年前に私が手術を受けた時は、妹が一緒に手術内容の説明を聞いて同意書にサインしてOKだったので、成人した人であれば必ずしも親である必要は無いのでしょう。 私が受けた説明では「親族」が一緒に説明を聞いて同意書にサインをして欲しいとの事でしたが、どの程度まで範囲を広げてサインを有効とするかは医療機関の判断次第だと思います。 同意書の意味は、患者の意志によって手術を受けることを希望し、手術によるリスクも理解したと言う事を客観的に証明するための書類です。 宗教上の理由などで医療行為の一部を拒絶する方も居ますし、望んだ結果の手術じゃなかったなどと言われるトラブルを回避するための予防策です。 なので、友人がサインして手術を受け、後から医者と友人がグルになって望まない手術を受けさせられたと言われたら困るから親族に限定する医療機関が多いのかもしれません。
お礼
ありがとうございます。
お礼
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