- 締切済み
人喰いバクテリアについて
「劇症型A群溶連菌感染症」 知人(妊婦)が以前、亡くなった時に告げられた病名なのですが「人喰いバクテリア」のことですか? 当時、妊娠9ヶ月だったので幸い子供の命は助かりましたが、その子への何らかの影響ってありますか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
「人喰いバクテリア」は一般には劇症型A群連鎖球菌感染症を指すことが多いのですが、医療上はそれだけでなく、多種の細菌による「壊死性筋膜炎」を指すこともあります。 これは溶連菌のみならずブドウ球菌やグラム陰性菌など多種細菌が引き起こし、単なる常在菌により発症することもあり、またその菌種を特定できないこともあります。 患者側に免疫能の低下をきたす糖尿病や自己免疫疾患、また免疫能を低下させる薬剤を服用している患者に発症しやすいですが何もない人に発症することもあります。 急激な(数日)経過をたどり、一刻も早く広域抗生剤の投与および広範囲なdebriedmant手術を施行しないと(出血が見られる部位まですべて切っていきます)生命予後にかかわります。一時話題に上りましたが、案外よく見られる疾患です。 またお子さんに関しては、はっきり言って、そのような症例(妊婦での発症)には、これまで経験したことがなくわかりません。この点は、皮膚科領域ではなく小児科なので専門医の意見を待ちたいと思います。 小児科の先生お願いします。
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
劇症型A群連鎖球菌感染症は俗に人食いバクテリアと呼ばれる菌が原因の、死亡率40%という恐ろしい疾病です。死亡率40%というのは非常に高い数値であり、破傷風と同じ位の致死性であると言えます。 下記のページには、簡単な解説が載っていますので、ご覧下さい; http://www.uma.or.jp/bacteria_2.html http://www.uma.or.jp/bacteria_3.html この疾病の原因になる連鎖球菌は日常的に存在するものであるとも言われており、発症するのは、複数の条件を満たしたときのみに限られているとも言われています。 胎児への影響は通常、早産・死産などですが、必ずしも発症するとは限らないようであるとしか、お答えできません。 kawakawaでした。
お礼
回答頂きありがとうございました。 やはり、「人食いバクテリア」だったのですね。現在、3歳になる子供はとても元気そうですが、母子手帳には「出生時の異常あり(胎内感染疑)」と記載されています。予防接種や病院での初診の際、子供の場合必ず出生時の異常を問われるのですが、「なし」のほうにチェックしてます。それで良いのでしょうか?それとも、わざわざ説明すべきなのでしょうか?
お礼
回答頂きありがとうございました。 やはり、「人食いバクテリア」だったのですね。現在、3歳になる子供はとても元気そうですが、母子手帳には「出生時の異常あり(胎内感染疑)」と記載されています。予防接種や病院での初診の際、子供の場合必ず出生時の異常を問われるのですが、「なし」のほうにチェックしてます。それで良いのでしょうか?それとも、わざわざ説明すべきなのでしょうか?