分かりやすく見えるところだけ見て、日本の「医療保険制度」という基本的なトコロを見落としているんじゃないか と。
国民皆保険が原則の日本では、患者が窓口で支払うのは、75歳以上が3割、70~74歳と6歳未満が2割、それ以外の年齢が3割と、医療費の一部しか負担していない。
調剤薬局を含めた医療機関が得る報酬は、患者が支払う金額の3~10倍になる。
ちょっと古い話になるけど、厚生労働省の平成26年の統計によると、処方箋一枚あたりの調剤報酬は
内科 8695円
小児科 4113円
外科 7708円
整形外科が5527円
皮膚科が4360円
産婦人科が5325円
眼科が3848円
となっている。
内科の門前で、1日に30枚の処方せんを調剤したら、26万円の日銭が入る計算(20日/月で520万、1年で6200万円以上)。
また、最近は、医療機関と提携して、老健施設などの在宅医療の医薬品の配達などのサービス増えていて、そちらの方でも収入が得ている調剤薬局も少なくなかったりする。
お礼
相当な収入が得られるのですね。