菅内閣はなぜ1号機の冷却を中止したのだろうか
福島第一原発1号機の海水注入を1時間中止させたと報道されています。
冷やすべき原子炉への海水注入を菅首相はなぜ中止させたのでしょうか。
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052001001207.html
1号機の海水注入を55分間中断 再臨界恐れ首相指示
地震翌朝に燃料が溶け落ちるメルトダウンが起きたとみられる福島第1原発1号機で、政府が公表した3月12日の海水注入開始時刻の前に東京電力は注入を開始、政府の指示で55分間注入を停止していたことが20日、分かった。
海水注入の遅れで被害が拡大したとの批判があり、専門家は「海水注入を続けるべきだった」と指摘している。
政府の対策本部の資料では、海水注入の開始時刻は3月12日午後8時20分としていた。だが、東電が5月16日に公表した資料では、午後7時4分に海水注水を開始し、同25分に停止、午後8時20分に海水とホウ酸による注水開始、と記載されている。
政府筋によると、午後7時すぎの海水の注入は現場の判断のみで開始。原子力安全委員会への問い合わせで海水注入で再臨界が起こる恐れがあることが判明したとして、菅直人首相がいったん注水を止めさせたという。その後、問題ないことが分かり、ホウ酸を入れた上での注水が再開された。
1号機は地震、津波による全電源喪失のため、3月12日朝には燃料の大半が溶け落ちていたとの暫定評価を、東電が公表している。
2011/05/20 21:28 【共同通信】
投稿日時 - 2011-05-20 23:48:11
お礼
たしかにジップロックとかで密封しておけば、多少揮発しても大丈夫そうな気はしますね。 ありがとうございます。