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変電所の中性点接地

変電所の変圧器は配電変電所以外はYYΔが多いと思うのですが、中性点接地をする場合は一次側でしょうか?二次側でしょうか? 決まっているならその理由、決まっていないなら何を基準に選ぶのか?

みんなの回答

回答No.2

両方ともに接地します。但し、接地方法は色々バリエーションが出ることは説明の通りです。

回答No.1

回路の短絡・地絡が発生した時や送電線を停止するときに交流遮断器という開閉器で開路します。この遮断器というものは JEC-2300 という規格に基づいて製作されていますが、系統の公称電圧が 187kV 以上の系統に使用する交流遮断器は変圧器の中性点を直接接地しないと遮断性能を保証できないという規格となっているので、変圧器中性点の直接接地が必須です。一次側・二次側に関係なく直接接地が必要です。 また、電力会社の上記以外の特高送電用の変圧器中性点は通常は近隣通信線への誘導障害を抑制した上で保護継電器の動作を確実にする目的で抵抗接地をしたり、一線地絡の場合に送電を継続したいときにはリアクトル接地をしています。また、短絡・地絡などの事故が発生した時に発生する異常電圧の発生の抑制の為にもYYΔの結線なら Y 結線は特別の理由が無い限り接地します。YYΔ の片側の Y 結線の巻線に中性点接地の必要が無いなら、わざわざ高価な YYΔの結線変圧器でなく、もっと安価なYΔ 乃至は Δ Y の結線の変圧器を使うはずです。

Donotrely
質問者

補足

中性点接地が必要なのは存じております。 お聞きしているのは、 YYΔの場合、一次側のYと二次側のYのどちらにするのか?です。 決まっているならその理由、決まっていないなら何を基準に選ぶのか? です。宜しくお願いします。