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ヘディングの弱さ(体幹トレ)
各年代の日本代表を見て、常々思うことがあります。 それはヘディング(競り合い)の弱さです。 単純な身長やジャンプ力の差ではなく、特にその前段階のポジショニングや空中での体のぶつけ合いの弱さです。 ゴールキック・コーナーキック・クロスボールやクリアボール・縦へのフィードなど、空中にあるボールを競り合う機会が多い中、欧州・南米との試合では必ずといって良いほど競り負け、支配率低下→敵のチャンスの増加といった悪循環が多く見られます。 競り合いでバランスを崩さない様に、体幹トレーニング等を多く取り入れるだけでも、相当な効果(結果)が得られると思います。また、Jリーグの下位チームでも、充分上位を狙えると思うのですが・・・。 代表・クラブとも「競り合いではかなわないから、トレーニングしても無駄」と諦めているのでしょうか?一昔前と比べても進歩が見られません。 皆さん(特に経験者の方)どう思われますか?
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体幹系のトレーニングに限らず、フィジカルトレーニングは一昔前よりもかなり多くなっていると思います。とは言え、その重要性が認識されてきたのはこの5年くらいです。 現在は、一般の指導者向けの雑誌「サッカークリニック(ベースボールマガジン社)」などにも連載されるくらい、認識が向上しています。 しかしながら、「もともと体幹系が強い欧米の選手」と方を並べるというレベルにはなっていないのもまた確かです。 また、競り合いについてはフィジカルというのも大きな要素ですが、競り合いのテクニックや駆け引きの面で大きく劣るという面も忘れてはいけません。五輪のイタリア戦、ジラルディーノのゴールはその両方がかね備わったハイレベルなゴールでしたね。あのようなゴールを決められる日本人選手は、現在だとまずいないと思います。
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- iikuni-tsukurou
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フィジカルトレーニングはとても重要です。 欧州移籍前の中田英寿選手を見ても、 移籍前と移籍後の体格は全然違います。 ご指摘のトレーニングの件ですが、 簡単にはいかないのです。 多くの日本人と欧米などでは 体質に大きな違いがあります。 日本人が筋肉を増やすためには一時的に 体を太らせる必要があります。 そして筋肉を疲労させて、筋肉の回復を 繰り返す事によって筋肉を肥大させていきます。 ですが欧米の場合は太らせる必要がありません。 そのままでも細胞単位で筋肉体質で育つのです。 しかも無理に太らせて作る筋肉は重いのです。 あたりに強くなるために筋肉をつければ 飛べないという悪循環があります。 それでも若年代は体格面でも多少恵まれた 人材も出てきているようですし、まだ時間が かかるかもしれませんが、いずれ追い付く日が くるかもしれません。
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御回答ありがとうございます。 理論上の超回復だけでカバーしようとすると、「重くなる」などの支障が出てくるわけですね? 何事もバランスだとは思いますが、「どうせ競り勝てないから」ではなく、「まずは意地でも競り合い、負けてもこぼれ球に食らいつく」という意識を持ってもらいたいです。 そうすれば、世界との差もけっこう縮まりますよね?
お礼
早速の回答ありがとうございます。 「重要度の認識の向上と、その種のトレーニング量は増加しているものの、人種の違いを超える程ではない」ということですね。 代表やJリーグの試合を見てて、 「中盤での空中戦(競り合い)は、いきなりピンチにならない程度に適当にやって、その後マイボールならそこから攻めて、敵ボールになったら守備しましょう」 みたいに、両チームとも最初っから競り合いで勝つことを諦めていると言うか、 「空中=アウトプレー」 と感じさせる試合が多いことが気になってました。 「直接的に得点に関係なくても、意地でもマイボールに!」 という環境と意識こそが、駆け引きの巧みさの向上→実力アップに繋がると思うのです。 昔、セリエAで、カズがバレージと接触した時の事を思い出しました。ゴールに遠く、試合序盤(?)にも関わらず・・・あれくらいの意地を見せてもらいたいものです。