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塩水発電機
先ほどのCMで「塩水を入れるだけで発電する」という機械が紹介 されていました。 さっそく、Webで検索してみると、ありました。 「マグネシウム発電機」 塩水か海水を機械に入れるだけで発電できる優れものだそうです。 これは、災害時にすぐに発電出来て便利ですね。 しかし、バクダッド電池がインチキだ。とかまがい物だ。とか さもなければ、紙を入れる入れ物だとか、良く言った人がいましたが 冗談ではありませんね。 紙を入れる入れ物というのは、死海文書の受け売りか? なぜ、実験もせずに決めつけるのか? 実際にこういうものが出来て尚、それでも認めないのか? どう思いますか。
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- HAL2(@HALTWO)
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A No.4 HALTWO です。 御礼、有難う御座います。 いやいや、大昔は小さな電池を並べるのって効果が無いどころか大問題なのです。 先の回答で大事な事は「当時は配線材 (電線) がない」事なんです。 鉄線は勿論の事、銅線も 1mmφ ほどの太さともなるとポキポキ折れてしまいまうのですが、現代の電源 Cable や Speaker Cable があんなに太くても曲がり易いのは髪の毛程の細い線を何十何百本も束ねて Vinyl Tube に入れているからで、当時はそんなに細い線を作る技術なんてありませんし、銅よりも硬い鉄では早い話が「棒」ですので曲げる事すら簡単にはできませんし、接触部は錆で直ぐにも電気が流れなくなってしまいます。 金並に高価な鉄の棒を使って数十数百の Baghdad 電池を直並列に繋ぐなんて正気の沙汰では無く、金を叩き伸ばして配線材にした方が安上がりかも知れないほどでしょうね。 一方、銅も線材にするほど薄く叩き伸ばしてしまってはポキポキ折れてしまうのですが、大きな瓶同士で互いの電極を銅剣みたいな銅板で渡すのであれば問題ないでしょう。 現代は線材があるので 3.4〜3.7V の Lithium 充電池を沢山繋いで 300V 100A (30kW≒40 馬力) なんて Hybrid Car の Motor 駆動用にしていますね。 蓄電池は 100V 電源を必要としませんよ。 AC 100V 電源に繋ぐのは AC/DC Adapter で、Adapter と充電池との間は USB (Universal Serial Bus) の場合で DC5V です。 Lithium 充電池は 3.4〜3.7V の起電力があるので充電には 4V ぐらいの電圧が必要ですが、NiH や NiCd 充電池は 1.2〜1.5V の起電力ですので 2V 以下の電圧で充電できます。 Lithium 充電池でも内部に Inverter (昇圧) 回路と定電圧回路を組み合わせた IC Chip が入っているものは手回し発電機で充電できますので、災害時用 Radio 付き懐中電灯等に利用されています。 あと Lithium 充電池は自己放電を殆ど起こさず 10 年経過しても 90% 以上の容量を維持しますし、-40℃〜85℃ (軍用は 120℃) の環境下でも動作しますので TV 局は Lithium 充電池時代になってやっと Aurora の Video 撮影に成功しています。 因みに自転車を漕ぐ力って Peak で 100W 近く、通常でも 10W 以上の力で漕いでいます……足の力って結構あるんです。 そこで、電動自転車の Battery から USB 電源を取ることができるようなものがあれば、何時でも電動自転車から Lithium 充電池に充電できるようになりますね。……そのうち商品化されるだろうと思いますよ。 私は Note PC の予備 Battery 用に 150W のLithium 充電池に太陽発電 Panel が貼られたものを持っているのですが、実験してみたら夏の晴天時でも 1 日数W しか発電できず、使い切ったら満充電に何ヶ月もかかる事に気付いて以来、太陽光発電はさせず、充電池のみで使っています(^^;)。
- HAL2(@HALTWO)
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A No.3 HALTWO です。 御礼、有難う御座います。 >直並列で 100 個…… 確かに 1 個 1W (1V1A) に満たない電池を 100 個直並列で繋げば理論上 100W (1V100A〜100V1A) 近くになりますが、高価な電導材で 100 回線も配線するのは無駄ですし、配線部での電気 Loss で 100W には遙かに及ばない電力にしかなりません。 私は「古代文明に電気精錬または電気鍍金の技術はあった」と思っているのですが、電池は大きな瓶に希硫酸を満たして銅と亜鉛の電極を挿した Daniell 電池瓶だったのではないかと思っています。 銅も亜鉛も希硫酸も Sumer や Egypt 文明中にありましたし、起電力 1.1V 程度とは言え蓄電量は 100W (1.1V90A以上) の電池も苦も無く作れます……大きくすれば良いだけですので。 現代でも電気鍍金実験には乾電池みたいな小さな電池は用いず、車用充電池みたいな大きなものを用いますよね……時間が掛かる電気鍍金は長時間に渡って比較的小さな電力を取り出し続けることができる電池が必要で、大きな瓶電池の方が何日もかかる電気鍍金に向いています。 Baghdad 電池のような小さな電池は電気鍍金ではなく、別の用途に用いられるべきですが、そうなると 1W (1V1A) にも満たない、なぁ現代で言えば単五 Manganese 電池みたいなもので何をしたのか考えねばならず、私には用途が思い付かないです。 邪気を鎮める呪いの句を記した Papyrus が朽ち果てないように小さな壺に入れ、その Papyrus も高価な鉄芯に巻いて祓いの威力を増した上で壺に入れて密閉、建物の基礎部分に埋めたという説は Mummy 製作工房の地下から発掘されたという史実を上手く説明できる一方、こんな小さな電池を無駄に沢山使って電気鍍金を行ったという説は今一つ眉唾に感じます。 因みに 30万〜60万(定価)円する 300W 出力塩水半電池って 20L 灯油 Poly-Tank 並の大きさですが、1 基 1 万円もしない 12V2.7Ah Lithium 充電池 10 個の方が軽く小さく安価ですね。 https://shop.eashop.xyz/quintilllion/YfsoBSe2aF.html https://lithium-ion.nissen.tokyo.jp/products/100wh/12vc100_lithiumion-battery
お礼
回答ありがとうございます。 バクダット電池を並べても大して効果はありません。 というのは、現代の電気機器の場合でしょう。 また、蓄電器というのは100Vの電源がなければ充電でき ませんね。 災害時は電気が止まっているので、その方が期待できません。 蓄電器も時間が経てばロスするのは明らかです。 しかし、塩水発電機なら必要な時に稼働できるようですし 便利なことは疑いようもないようですね。
- HAL2(@HALTWO)
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Baghdad 電池が紙を入れる入れ物だという説は (1) Baghdad 電池の入れ物が当初 (1938 年) Iraq の博物館研究員で美術史専門であった Wilhelm König が「紀元前 250 年頃の電池説」を唱えたものが 1978 年の西独 Hildesheim 博物館で開催された Sumer Babylon 展で「Parthia 時代 (紀元前 200 年代) の電池と推定されるもの」と紹介されたのがきっかけと鳴って世界に広がったものの、その後、壺の様式が 3 世紀以降の Sassanid 朝 Persia 様式である事や同様の壺が Sassanid 時代の遺跡から数多く発見され、Sassanid 時代の Ctesiphon (Parthia 時代の首都) からも出土した事から「Wilhelm König は 3 世紀以降の Sassanid 時代の壺を紀元前 250 年頃の Parthia 時代のものと誤認した」というのが通説になっていること。 (2) 発掘された数々の Sassanid 朝 Persia 時代の壺は Baghdad 電池と呼ばれるものと大きさも構造も同じものであるが、 建物の基礎部分より発見されており、中に Papyrus の繊維が確認されている事から、日本で言えば地鎮祭のように、建築前に宗教上の祈祷文を入れて埋める壷であるという説が通説になっている。 という理由により、電池説はほぼ否定されており、呪いの句を記した紙 (Papyrus) を入れて埋められたものという説が有力になっているところから来ています。 大きさから言っても電気鍍金の電源として用いるには小さ過ぎますので、電池だったとしても神官の教材用ぐらいにしか役に立たないでしょうね。 電気鍍金技術は紀元前から存在していたようですが、実際に用いられた電源は大きな壺であった筈で、電極も鉄ではなく、銅であったでしょう。……鉄よりも銅の方が早くから製錬技術が確立していて安価に入手できるものでしたし、ちょっと実験すれば鉄よりも電導性が良い事に直ぐに気付くでしょうから……。 因みに古代 Rome Olympic の優勝者は金 Medal ではなく鉄の塊を賞として与えられたほど、当時の鉄は金よりも高価なものでした。……青銅の剣や鎧を叩き切る鉄剣を作れますので……。 最近販売されている「塩水発電池」は単位容積及び単位重量当たりの発電力が Lithium 充電池に較べて遙かに小さく、小型のものは消費電力が極めて小さな LED (Light effect Diode) を灯すのがやっとというもので、水を加えれば発電するというだけの面白 Goods でしかありません。……より明るい灯火をより長時間りようしたけえれば、塩水発電池と同じ大きさまたは重量の Lithium 充電池の方が遙かに優れています。 Baghdad 電池と呼ばれるものに塩化物溶液を入れても発電力はせいぜい 1W (1V1A) 以下、豆電球を十数分灯すのがやっとでしょうね。 塩水発電池も似たようなものなのですが、豆電球よりも明るい灯火を数十分の一 W (3V 0.01A) ぐらいで灯せる LED があってこその面白 Goods であり、LED は RGB (赤緑青) の青色 LED を発明した人が Nobel 賞を受賞するほど大変な発明ですので簡単には発明できません。 私は紀元前から電気鍍金の技術があったと思っていますが Baghdad 電池は Persia 式地鎮祭の呪術 Goods だと思っています。
お礼
回答ありがとうございます。 バクダット電池1つでは仰るとおりですが、直列、もしくは 並列で使用したとしたら、かなりの電力が得られると思い ます。おそらく、電気メッキで使うとしたら、電源の壺を 30個、または50個、そして100個ならどうなるでし ょう。使用に弊害はなくなりますね。
風力発電は風が吹く限り発電し、太陽光発電は陽が射す限り発電し、ディーゼル発電機はディーゼル燃料を供給するかぎり電気を生産するので発電機ですが、マグネシウム発電機は発電機ではなく電池ですから塩水を無限に供給しても電極の寿命が来るまで数十時間動作するだけです。発電機と言う名称は指導が入ると思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 実際に使用してみないと、なんとも言えない処もありますね。 しかし、発売する以上はチャチなものでは売れませんから それ相当のものなのでしょう。 今は、水害で避難先は電気が必要です。 それを、ダメダメ論で潰すのは避けた方が良いと思います が。
- hiro_1116
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発電機というか、化学電池ですね。確かに、いざという時には便利でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、今の日本は災害列島と化していますから、便利な ものは使うに限ります。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 まぁ、古代のことですし想像の域をでませんが、当時の金属 といえば銅、鉄、金ですか? しかし、青銅というものも鉄より先に剣の材料になっていま した。 また、金も今よりはずっと採掘されています。 それは、岩石の中の金は見つけやすく、それを取り出すのは 熱を加えて溶かすだけですので、簡単だったのでしょう。 壺を並べて金属の棒を繋げるだけですので、あまり難しく 考えてもね。