人口減少に関連する質問

質問

中国の人口減少は、地球温暖化を防ぐ方法であるのは、何故ですか？

回答No.1

HAL2（@HALTWO）

現在の地球温暖化は産業革命以降の人類の社会環境 (主に石油石炭等の化石燃料に頼って大量の Energy を大気中に放出する環境) が作り出しているものですので、今後の人口増加に伴って更なる Energy 放出を軽減する手法を編み出さねばならず、そのために核融合発電や風力/太陽光発電といった化石燃料を燃やさずに済む Energy 産出法や電気自動車への転換と言った方法が模索されているのですが、PRC (The People's Republic of China：中国) は GDP (Gross Domestic Product：国内総生産) で世界第二位の国力を持つに至っても国民一人当たりの所得や社会環境は未だに開発途上国並であると言い張って石油や石炭の消費を軽減させようとはせず、首都北京は毎年一寸先も見えなくなるほどの石炭煤煙 Smog で覆われるばかりか近隣国にまで煤煙を撒き散らしています。

そのため、地球大気を汚して温暖化を促進する人口が少なくなれば地球温暖化の速度を緩められるというのが御質問の答えなのですが、物事はそう単純に一地域の事だけ見れば解決するというわけではなく、今後 India や Mexico、Indonesia や Africa 更には Russia Siberia 地域といったところが人口増加と近代化に伴って地球温暖化を促進しますので、中国の人口を減らすなどということは何の解決策にもなりません。

唯一の解決策は大気の熱 Balance を乱す「化石燃料の燃焼」という Energy 獲得手段を捨てて、世界中が大気の熱 Balance を乱さない Energy 獲得手段に移行する事です。

太陽光発電や風力発電だけで今後とも増え続ける Energy 需要を満たすことはできませんので、地球温暖化の防止は、より安全な小型核分裂型発電所や未だ実験炉も満足にできていない核融合型発電所の開発を急がねばならないでしょうが、より安全になったとは言え万が一事故が起きた際にはどう対処するかの Risk Management を大量に建設されるっであろう小型核分裂型発電所群に徹底できるかどうか、建設運用 Cost に見合う効率的で安全な核融合発電所を開発できるかどうかにかかっていると言えるでしょうね。