将来のことを考えると、大変なデメリットです。
日本政府は、研究や教育にお金を使わなくなりました。ずっと以前でしたら、国関連の研究機関に入れたなら、自由に研究できた時期がありました。そのような長年の積み重ねの結果、ノーベル賞受賞者が出たわけなのですが、今は自由な研究はほぼできません。現在は民間のほうが研究費も多く自由な研究ができるようです。給料も少ないため、生活も苦しいです。
海外で研究ができたとしても、その研究の成果は、所属する研究所や研究所が所属する大学などのものになりますから、日本の利益にはなりにくいです。
実際の不利益としては、mRNAタイプのワクチン研究です。治験ができるレベルになっていたのですが、2018年に国からの研究費がゼロになったため、日本のmRNAワクチン研究は中止されました。
もし研究が続いていたら、日本が製造したワクチンを海外に輸出していたかもしれません。
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日本政府がこんなことをするのは、財政健全化や緊縮財政というまぼろしにとらわれているからです。財政健全化や緊縮財政の説明をするととてつもなく長文になってしまうため省略いたします。
イメージとしては、盆栽づくりです。成長してきたら、枝や根を切り落として、狭く浅い植木鉢に無理やりいれて、成長しないようにします。
約30年間、日本の経済は盆栽のように窮屈な環境でしたから、平均収入は下がるなどの影響が出ています。
以上、参考にならなかったらごめんなさい。