- 締切済み
優秀な人が海外に行く
例えば時々報道番組とかで「日本では待遇が悪いから若い研究者が海外に行く」のような議論をしていて、現実問題としてはデメリットの方が多いのでしょうか。 私個人として思うのは別に日本にとって悪影響な事をしているわけではないので海外で学んだり仕事してもいいのではと思いますが。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kzr260v2
- ベストアンサー率48% (854/1778)
将来のことを考えると、大変なデメリットです。 日本政府は、研究や教育にお金を使わなくなりました。ずっと以前でしたら、国関連の研究機関に入れたなら、自由に研究できた時期がありました。そのような長年の積み重ねの結果、ノーベル賞受賞者が出たわけなのですが、今は自由な研究はほぼできません。現在は民間のほうが研究費も多く自由な研究ができるようです。給料も少ないため、生活も苦しいです。 海外で研究ができたとしても、その研究の成果は、所属する研究所や研究所が所属する大学などのものになりますから、日本の利益にはなりにくいです。 実際の不利益としては、mRNAタイプのワクチン研究です。治験ができるレベルになっていたのですが、2018年に国からの研究費がゼロになったため、日本のmRNAワクチン研究は中止されました。 もし研究が続いていたら、日本が製造したワクチンを海外に輸出していたかもしれません。 ※ 日本政府がこんなことをするのは、財政健全化や緊縮財政というまぼろしにとらわれているからです。財政健全化や緊縮財政の説明をするととてつもなく長文になってしまうため省略いたします。 イメージとしては、盆栽づくりです。成長してきたら、枝や根を切り落として、狭く浅い植木鉢に無理やりいれて、成長しないようにします。 約30年間、日本の経済は盆栽のように窮屈な環境でしたから、平均収入は下がるなどの影響が出ています。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
- dolce0000
- ベストアンサー率22% (217/951)
程度次第で、そのうち、各分野の専門学習が日本語ではできなくなってきます。もともと英語を母語とする人たち以外は、外国語である英語ができないと、何の専門も身につかないことが多かったんです。 今まで多くの専門分野が日本語メインの学習でことたりたのは、それだけ優秀な人が日本にとどまっていたからです。 それが外国並みになったらなったで、学習したい人は外国語を見につければいいと言われればそうですが、日本人はゆでガエル気質が多いし、優秀でない凡庸な人ほど鈍いし怠惰ですから、手遅れの状況まで追い込まれてから 「こんな日本に誰がした」「英語塾なんかにやれるのは金持ちだけ、うちの子が就職できないのは格差社会のせいだ」とお門違いの他責論に持っていって、補助金を出せとかどんどん迷走する可能性も想像できます。
- chiychiy
- ベストアンサー率60% (18543/30901)
こんにちは 十分悪影響です。 いい研究者義儒者の頭脳が海外へ流出してしまえば 日本にとっての価値がぐんと下がってしまいます。 研究に十分な費用を捻出できない企業や その水準にあった待遇を与えられないことも 問題かもしれませんが、それまでになるには その人にとっての周囲のサポートもあったはずです。 北里柴三郎氏がとてもいい例だと思います。 あの方は米国大学や研究所の誘いを断り、貧弱な医療の日本を救いたいと帰国したそうです。 要は自分のことだけ考えるか、それを人類に活かせるかの 違いだと思います。 今は、家電も海外で作るようになり日本の技術が流出してしまって 価値が下がってしまっています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E9%87%8C%E6%9F%B4%E4%B8%89%E9%83%8E
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11082/34531)
いま地方が直面している問題が、グローバル単位で起きるってことなのでしょうね。 現在の日本では、地方の地盤沈下が多くの地域で深刻な問題となっています。優秀な若者はみんな東京に行ってしまいます。地元に残るのは、東京で勝負する気力も能力もない若者だけとなってしまうと、その地方の「質」が下がってしまいます。質が下がってしまうとそこから経済的成長も見込めません。可能性を求める人はみんな地元を離れてしまい、地元にはカスしか残らなくなるなんてことにもなります。 「若くてやる気がある研究者が海外に流出してしまう」というのは「将来性がある若者が地元を捨てて上京してしまう」というのと同じことであるといえますよね。 とはいえ「流出を食い止める」というのはどこかの北朝鮮みたいでおかしな話だと思います。そこは「海外に行けなくする」より「むしろ海外から優秀な人材が来たくなる状況を用意する」ことのほうが順番ですよね。 しかし、それとてもそう上手くはいかないのが現実です。例えば地方でも、野球の夏の甲子園大会で地元の学校が上位に行けるように県外の優秀な子を「野球留学」で呼び寄せている学校もあります。それによって確かにその県の野球のレベルが上昇するというメリットはありますが、県外から優秀な子が集まるものですから地元の子は出場機会がなく、結局甲子園代表校のスタメンは全て県外の子、なんてことも実際に起きているわけで、これが日本の研究分野で起きるとしたら、日本の企業や大学の研究なのにメインを張るのは外国人ばかりで、日本人が活躍する余地がない、なんてことになる可能性もあります。
- smoon465
- ベストアンサー率8% (28/323)
研究者が発明した物は、所属研究所の物です。 例えば日本の研究者が中国企業で、一回飲めばコロナが体内から消える薬を発明しても、日本は中国からその薬を買うしかない。 円が中国に渡る事は日本にとっては大きな損失になる。 日本国内で発明すれば、その薬を海外に売る事が出来る。 金は日本では無く企業と思うかも知れないが、薬の売買許可は国が出すし売れた金額には税金が掛かりそれが国の収入になる。 国は更に力を得る、売ってやるからxxをよこせ等と言える様になる。
- kon555
- ベストアンサー率51% (1844/3562)
科学的な知見や技術というのは、産業に大きく寄与します。 歴史上、些細な新発見が技術的なブレイクスルーを産んだ事例は、枚挙に暇がありません。 そういう意味では、研究者というのは油田や鉱山のような『資源』とも言えます。 つまり優秀な研究者が海外に流出するというのは、例えるなら国内で採れるハズだった石油が海外に漏れたみたいな物ですから、国家規模では憂慮すべき事態なのです。