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茨木のり子の『汲む』等に感動する者にお薦めの読み物は・・・?
タイトル通り、茨木のり子の詩『汲む』に感動しております。あの詩の中にあるように、生牡蠣のようにもろい頼りなく傷つきやすい感受性を持っていると自負しております。 また、先日ある新聞の人生相談みたいな欄で、唯川恵が「コンプレックスがあるからこそ人間なのだ」といったことを書いてあったことにも少しうなずいています。 こんな私に、「それではこういう読み物も読むと、気持ちが晴れやかになるよ」といったような読み物があれば、教えて頂きたいのですが・・・すぐにお返事を書けないかもしれませんので、本当にお暇な時で結構です・・・よろしくお願いいたします。
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こんばんは。私のお薦めは、イラストレーター五味太郎さんの、『大人問題』です。 本の紹介を読むと「ちょっと過激で批判的かな・・・」などと思ってしまうかもしれませんが、この本には子供・なかなか色々な事が上手く行かない人・世の中の不条理な事にちょっとモヤモヤしている人・・・に対する五味さんの「広い心」すなわち、励ましのエールが託されていると思います。 若者が読めば、不安だらけに思えてしまう世の中に対して希望が与えられる本であり(私はこっちの立場で本を楽しみました)、大人に対して、ちょっとギクシャクしてしまった心を、改めて浄化してもらえる本だと私は思います。(五味さん自信、大の大人ですからね。笑) ↓参考
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- yoshinobu_09
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No1のものです。 路線が違うのはわかっていたのですが、読後感がよかったものですから、つい紹介してしまいました。 生牡蠣のように傷つきやすい感受性といえば、つぎの本が思い浮かびます。 もはや古典ですね。 「風立ちぬ」堀辰雄 「初恋」ツルゲーネフ 中原中也詩集
お礼
度々ご回答頂きありがとうございました。中原中也、私も気になっていたので、ネット検索して作品を読んでみました。悲しくなった時に、気持ちを代弁してくれそうな詩がいくつか見つかり、収穫でした。その他、ご紹介頂いた作品もこのような系統のものなのでしょうか。少しずつ読ませて頂こうと思います。
- yoshinobu_09
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「キャロル 夜明け前」ジョニー大倉著 5歳で父親が死去、母が水商売を始める。 在日コリアンであることの葛藤。 ジョンレノンにあこがれて、ギター、ピアノを独学、ビートルズのコピーバンドを作る。 学生運動の影響をうけて高校中退。 付き合っていた女性が妊娠したのを知り、混乱しての自殺未遂。 矢沢永吉との運命の出会い。 キャロル結成とデビュー。 成り上がり志望の矢沢永吉との葛藤。 日本語と英語のまじった作詞の誕生秘話。 失踪騒動、そしてキャロル解散。 著者は伝説のロックグループ「キャロル」のメンバーで、生牡蠣のような繊細な感受性をもって、過ぎ去った青春時代を振り返ります。
お礼
ご回答ありがとうございました。矢沢永吉、キャロルあたりは聞く名前ですが、ジョニー大倉というのは初耳でした。探している路線(漠然としているので明記せず済みませんでしたが)とは違うかも知れませんが、熱き青春時代の物語に浸りたくなったら、読んでみようかなと思いました。
お礼
ご回答ありがとうございました。実は五味太郎さん、気になる方です。希望が与えられ、ギクシャクしてしまった心を改めて浄化してもらえる、というコメントに心惹かれました。探してみようと思います。