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神道を信仰する人

仏教を信仰する人は仏教徒ですが、神道を信仰する人は何と言いますか。神道徒という言葉は聞いたことがありません。

みんなの回答

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1498/3648)
回答No.4

「神道(の)信者」と呼ぶのが無難だと思います。「仏教徒」「キリスト教徒」「イスラム教徒」とは言うのに、なぜ「神道(教)徒」とは言わないのかというのは、実は奥が深い問題です。少し考えてみました。 考えてみれば「○○教徒」という名称を使う必要が生じるのは、同じ宗教内の宗派の違いではなく、複数の根本的に異なる宗教が存在する場合に区別するためです。 この点から言えば、例えばキリスト教が禁止されて以後の江戸時代では、基本的に信仰が許されていたのは仏教だけでした。神社はもちろん存在しましたが、神仏分離以前の神仏混淆の時代でしたので、仏寺との境界もあいまいで、どちらを主とするかの議論はありましたが、神道が仏教と全く違う宗教とは考えられてはいませんでした。当時から多くの日本人は、神社にもお寺にもお参りしていたので(というより当時は両者が一体化していたので)、「仏教徒」と「神道(教)徒」とを区別することはもともと不可能でした。 明治維新後、神社と寺院は明確に分離されましたが、今度は明治政府が「神道は一般的な宗教ではない」(国家神道)としましたので、日本国民はすべて神道の教えに従うことになり、別の意味で「神道教徒」を区別する必要がなくなりました。もちろん個人個人には「地元の○○神社の氏子」という意識はありましたが、これは地域的なものであって、別に他の宗教を意識したものではありません。同じ人が○○神社の氏子であり、同時に◇◇寺の檀家である、ということがむしろ当然だからです。 戦後は国家神道ではなくなり、事情がまた変化しましたが、多くの人にとって「宗教」と言われてまず思いつくのは、仏教やキリスト教、イスラム教などであって、「最初が神道」ではなかろうと思います。「神道(教)徒」と言わないのは、こうしたことも影響しているかもしれません。とはいうものの、神社に参拝する人が減っているわけでもありません(コロナ禍の最近は違うでしょうけれど)。 特定の宗教だけに熱心な一部の人は別ですが、生まれて間もなくや七五三では神社にお参りし、成人すればキリスト教の教会で結婚式を挙げ、老人になって死ねばお寺で葬式を行うのだとすれば、こんな日本人については、「○○教徒」に分類すること自体がナンセンスなのかもしれません。

  • mt_mh
  • ベストアンサー率24% (281/1149)
回答No.3

「神道を信仰する人」を英語では Shintoist といいます。英和辞典でその訳語をみたところ、 Shintoist =「神道家」,「神道信者」. となっていました。 参照した辞書は、「研究社 新英和大辞典」と「リーダーズ英和辞典」のふたつです。ご参考までに。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.2

 教義はなく、布教もしないから、「神道は宗教ではない」という言い方もありますが、敢えて言うなら、神道の神(先祖)もしくは流儀を信仰する人は「神道信者」でいいのではないでしょうか。  あるいは「○○神社の氏子」か。

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.1

神道の「神」は日本において古来から根付いている信仰の対象である事から、他の外来宗教と対比するという概念が有りません。 信仰の対象で区別する概念そのものが無いのです。 他の宗教を区別してないので、仏教徒やキリスト教徒が神道を信仰しても構わないのです。 神道の信仰者には地域ごとの御神体を信仰対象とする「氏子」という表現が宛てられています。 神道信仰と関係なく個別の外来宗教を信仰する人について、 その信仰する宗教によって「○○教徒」として区別する呼称を用いています。