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ソラマメの葉が丸まる原因と解決法
- ソラマメの葉が丸まる原因や解決法について詳しく調査しました。
- 近所のソラマメの葉が丸まっている現象に疑問を抱いています。連作ではないため、他の要素が関与している可能性があります。
- 適切な施肥や害虫対策を行っているにもかかわらず、ソラマメの葉が丸まる原因が分からない状況です。近所の栽培方法との違いを調査しています。
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- bannzaiusagi
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個人的に心当たりがある事からの回答なので、もしかすると原因が全く違う事があるかもしれませんが、下記に何か少しでも心当たりがあれば参考にしてみて下さい・・・。 トウモロコシは肥料喰いな野菜として知られています。なのでトウモロコシの収穫後の土壌中の養分や成分のバランスが崩れやすい事が未だ影響しているのかもしれません。 トウモロコシの後は何を植えましたか?トウモロコシの後にその場で栽培した野菜が特に必要とした肥料成分・土内の養分やミネラルの消費や、土作り時の堆肥の種類、使った元肥や追肥の成分比と使用量などのバランス具合から、もしかすると現在の土壌中の特定の肥料成分やミネラルなどが不足してしまっている可能性があるかもしれません。 畑での連作障害を避ける為に同じ科の栽培は3~4年避けたり(輪作)してますか?同じ科は土から消費される養分や成分が大体同じで続けたり避ける期間が短いと特定の物だけが極端に減ってしまう、根から排出される不要成分(動物で例えると糞尿)も似ていて土壌中に多く溜まりすぎてしまうという理由から。科を変えれば消費される成分が変わり不要成分も変わるので毎年違う科を作れば土の状態をバランスよく保てます。 この他に、科が違っても可食部が似たものを同じ場所では2~3年は避けるなども考えて栽培計画なさってますか? 「チリカ・ハミネ」という肥料の使い方の簡単な覚え方があるのですが、チは窒素の事でハ(葉野菜)に効く・リはリンでミ(蕾野菜や実野菜)に効く・カはカリでネ(根菜に効く)と言う意味です。 これで考えると、可食部の違う野菜は必要な肥料成分も違ってくると言う事です。 違う科での輪作とこの可食部が同じ物は数年は後にするという考えで言えば、もしキャベツを作った後は3年くらいはアブラナ科自体を避けた方が良いし可食部が同じレタス(キク科)も2年は無理と言う事。これを考えると後作の野菜を決めるのも結構大変です。あまり良く考えずに同じ科のや可食部が似た野菜を続けたり1~2年のうちに栽培してしまうと土壌内のミネラルなどの成分の他に土壌中に棲みつく野菜にとっての有用な微細生物の生息数や種類の方も偏ったりで、根が吸収する養分の何かだけが土壌中に極端に多かったり少なかったり、有用微細生物の働きが偏れば微細生物は地中の養分を植物の根が吸収し易い形に変えてくれにくくなって植物の根が満足に吸収できなかったりすることも・・・。 毎年土作りはなさっていると思いますが使っている堆肥に問題があり土壌環境が悪くなっている事も考えられます。堆肥は肥料では無く養分の補給よりも有用微細生物の土への補給なので使う種類が良くないと土壌内の生息数が年々減ってしまいます。特に牛糞堆肥の使用は良くありません。他の種類の堆肥と比べ牛が食べた植物が反芻と4つの胃を通り完全に消化しつくされて微細生物が棲みつきにくい牛糞に、他の材料を混ぜて作った牛糞堆肥ではあまり微細生物が殖えませんし、牛糞自体には微細生物が嫌う塩分(牛に与える)が混ざっている事も。土が乾けば硬くなり雨が降れば過剰にべたつく、牛の飼料に混ざっていた外国の雑草の種子が畑に生え蔓延り易いというリスクも多く、もし今迄使っていれば稲わら堆肥や馬糞堆肥など植物繊維がまだ残っている堆肥に変えた方が良いです。手に入りにくいなら分解は少し遅いですが完熟腐葉土を少なくとも土に対し3割は混ぜておいた方が良いです。 あと、もし土壌中の成分が偏っていたり減っている場合は野菜栽培後に緑肥を栽培し、その緑肥の種類ごとの適期に土へ漉き込めば、緑肥が地中深くに根を伸ばし吸収する養分やミネラルなどを漉き込む事によって畑の浅い部分へ移動させる事が出来ます。緑肥を植える時期は種類ごとに違い目的も少し違うものがありますが、トウモロコシの様な肥料喰い(土の成分も消費)の後には、マメ科を選んで植え空気中の窒素を根に貯めてから漉き込むと土壌に窒素補給でき、与える窒素を少し減らしての葉野菜栽培ができます。 あと、化成肥料をよく使うならそれで土が痩せてきてしまっている可能性もあります。元肥に多く入れていたり追火に沢山与えてしまってたりしませんか?化成肥料の使用頻度が高めだと土壌内の有用微細生物が減り土も硬くなって生えている野菜の状態もだんだん悪くなってきます。できれば有機肥料の使用を多くして化成肥料の使用は控えめに。痩せ気味の土の一番手っ取り早い解消法は土壌改良として他所から運んできた地力の強い土を出来るだけ多く客土し耕して元の土に混ぜ馴染ませる事。これで他所の土の養分やミネラル・他所の土地在来の有用微細生物が補給出来ます。痩せている土などに堆肥を入れるだけではすぐには土が回復しません。住み着く住処の環境が良くなくエサになる物もあまり無いのですから、なかなか殖えてくれません。 なので住処兼エサである土を持ってきて混ぜ少し状態を良くしてから、もっと良い状態に回復させるなら緑肥を植えて漉き込み下地を作ると良いです。土を掘って目に見える昆虫が多く成ったりミミズが出てくれば良い土に変わったと言えます。 今生えている野菜の状態の悪さの回復は難しいかもしれませんが、収穫後に緑肥を植え育て漉き込んでみるか土壌改良してから秋収穫の野菜を植え付けて順調に育つか試してみるとよいのではないでしょうか。