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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ケールの栽培は?)

ケールの栽培は農薬必須?口に入れて実感した苦い現実

このQ&Aのポイント
  • ケールはよく青汁に使われますが、栽培してみたところ、虫にやられて、口に入るどころじゃなかったのですが、家庭菜園程度でも農薬が必須だということですか?
  • ケールの栽培は虫に注意!家庭菜園でも農薬が必要な苦い現実
  • ケールの栽培について知っておきたい注意点とは?農薬の使用必須!

みんなの回答

回答No.1

私の場合ケールでは無かったのですが分類的に近い野菜ですのでご参考までに・・・。 なおケールは基に成った原種に近い野菜、他に突然変異で各部分が変化し出来あがった野菜がコールラビ・キャベツ・芽キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーなど。他にキャベツが日本で観賞用植物目的に改良されたのが葉ボタンだそうで、どれも遺伝子的にはケールと近い物です。 「人が食べるととても苦いのに虫は平気」と言うのは昆虫では結構普通の事。「蓼食う虫も好きずき」と言うことわざがあるくらいですから。人と昆虫では味覚を感じる器官自体が違いますし天敵から身を守る目的で毒性を得ようと毒草だけ食べる種類も。苦みの他、タデ科でシュウ酸がとても強いルバーブ(漢方薬の大黄の仲間)の葉を好んで食べる虫もいて(ルバーブは葉柄部分を食べますが葉は有毒)種類により好む味も違う様です。 野菜の無農薬栽培自体はその畑の土の土質や養分の豊富さ(地力がある肥えた土)水持ち・水はけ次第。畑の土質の方は如何なのでしょうか?また毎年の土作りの方法や使用している肥料の種類や成分比、特に家庭菜園で案外陥り易い窒素過多になってませんか?個人的経験では残留窒素に陥った土壌だと害虫の被害がかなり酷く、窒素過多は葉が軟弱に育ち虫が食べやすくなってしまいます。もし心当たりが御有りならヒマワリやトウモロコシなどの「肥料喰いの植物」の栽培で残留窒素を抜いてから(残留量が多いと数年間その作物だけ植える事に)窒素を少し控えめに使ったり、毎年窒素分が残らない様に気を付けながらの作付け計画を行うしかありません。あと、化成肥料を使いすぎていませんか?化成肥料は土内に棲む有用微細生物を減らすので土を痩せさせ、有用微細生物が乏しく土内の環境が悪くなれば株も強くは育たず結果特定の害虫の発生が酷くなる場合も。 北海道の春植えブロッコリー栽培での経験です。キャベツに近い野菜は本州だと別の時期に植え付けるので、全く同じにとはいかないかもしれませんが・・・。 30年ほど前に住んでいた家の土がとんでもなく土が悪く(土質自体が良くない+過去に酷い猫害があったそう)3年かけて土壌改良したのですが、それがことのほか上手くいってブロッコリーを初めて栽培してみたところ(当時野菜の栽培ははじめて)苗の植え付け時期からある程度は手間をかけ、合わせてコンパニオンプランツという方法で防虫を行った事で、秋にはほぼ無肥料・完全無農薬で立派な蕾が育ち農協の青果部に勤めていた家族から大きさ・味共に売り物と遜色ない出来とのお墨付きが貰えました。 私の場合の、土壌改良は別としての栽培方法としては4本の苗を植え付けてからしばらくは週1度ほどの頻度で木酢液をラベルに書かれている濃度に水で希釈、株数が少ないので花栽培で使っていたハンディ噴霧器(手で内部に圧をかけて使用する)で葉の表裏全体に滴り落ちる程たっぷりと吹きかけました。燻り臭さが虫を寄せ付けず成分が植物の成長の助けになるのだそうです。この時期は飛来害虫による卵の産みつけに注意し、葉の一枚一枚隅々を見て回り卵が産み付けてあればすぐに潰し、見つけにくい生まれたての幼虫を見逃してないかも気を付けました。これ自体が結構効果があった様です。 引っ越して来る前に都会に住んでいて当時はハーブ栽培に凝っていたのでその流れからコンパニオンプランツについて詳しく書かれている洋書の翻訳本を手に入れていたので(残念ながら現在手元に無し)それを試しに、ある植物を植えた鉢を株の横に置いて試してみました。 ハーブの一種でたまたま都会に居る頃からこの植物の各種類・品種をコレクションしていたのでそこでも数種類栽培し1種類に付き数鉢有ったのでブロッコリーと一緒に並べるには充分な数でした。 ある程度苗が育ってからのコンパニオンプランツ栽培で、以降木酢液使用は止めました。その植物の葉から放散される香りを飛来害虫が嫌うそうで、実際モンシロチョウがブロッコリー株の上空まで飛んで来ても下の株に近寄れずしばらくうろうろと同じ場所を飛んでましたが結局降りられず諦めて飛び去っていきました。 蕾が出来て育っていくまではその植物だけでの防虫で念のために毎日葉に虫が付いていないかの観察を怠らず行いコンパニオンプランツの効き目なのか全く害虫も病気も無く、土壌改良時に使ったバーク堆肥を作る過程で少量混ぜられている鶏糞の肥料分だけで、驚くくらい立派な蕾が育ち収穫できました。 ただ、その際使った植物は効き目が良い割に使用できる種類が限られ性質と育ち方に詳しくないと弊害の方が強く出てしまって栽培中や栽培後の畑に良く無かったりケールの収穫の場合相性が良くないかも・・・。 その植物というのが「ミント」。ミントでもメントール含有率が多いペパーミントと、それが交配に使われている種類・品種でしか良い効き目は望めず、スペアミント系の種類だとスペアミント自体はメントールが含まれてないので交配種は含まれていても低かったりで良い効き目が望めません。ミント類には種類が多く品種数は膨大で(原種以外は商業作物として作出されたもの)ペパーミントと解っている物以外は種類や品種がきちんと把握できていないとこの場合使えません・・・。 また、その土地の環境や土質によりミント類自体の育ちも左右され、ペパーミントは保水性が良い土質を好みスペアミントは水はけの良い土を好むので、種類・品種ごとに好む環境や土質が合わないと満足に育ちません。 環境や土が合って育てば育ったで弊害も・・・。ミント類は生命力が強くとても蔓延り易い植物。数センチの茎や掘り残しの根が土に埋もれると数日で根と芽が生えて来てあっと言う間に地下茎で地中に殖え、一度生えれば掘り取っても残った根からすぐに再生するのでもし畑に根が逃げると取り返しがつかなくなるのです。私の経験でも要らなくなったスペアミントの株を掘って取り除いた後すぐ生えて来て、根を掘り上げるを年に何度も繰り返し根絶までに5年かかりました。現在の家では生えても良い場所に薄荷(北海道和種)が生えていますが、ほんの小さな苗を置いていて根が逃げたのが3年ほどで広範囲に殖え去年は芽が50ほど芽生えて、ハーブティーにと長く伸びてきた茎を根元から切ってもそこからまた芽が出るので、食用利用ができなくなる花が咲く頃には足の踏み場も無い程に茂ってました。 私の場合大きめの鉢に植えてあるものを鉢底皿に入れて置いたので幸い根は逃げませんでしたが、プランター植えすると水を捨てる穴から根が出て土へ逃げるのに気を付け、根詰まり防止に毎年植え替えるので使いたい野菜の株数が多ければ多いほど使うミントの方の手入れの手間が増え大変な労力に成ります。 また、コンパニオンプランツとして使うならミントはその間茎葉の収穫ができません。知人に効果を教えたところ、家に和種薄荷がたくさん生えているからと刈り取って根元に敷いてみたら野菜の葉が傷んでしまったそう。切る時に茎葉に触る刺激で一時的に香りが多く立ってしまったり、切ったものが萎れる時に放散が過剰になるのが原因の様です。それに切ってしまえば茎葉が少なくなり効き目も減ってしまいます。生やしっぱなしで風に揺れるくらいの葉の動きで程良く香りが放散するのが適度の様です。なので収穫が一回だけの野菜なら問題ないですがケールの場合だと葉を何度も摘むので、茂っているミントに触れ放出された過剰な香りがケールの葉に付いて傷むかもしれません。 日本での田圃の減農薬栽培で過去に「ミント農法」という、畔にペパーミントを沢山植えて殖やし害虫の飛来を防ぐというのがありました。でもあまり普及せずにすぐ廃れたのは、ペパーミントの代わりにスペアミントも使えると思って植えたり、昔栽培していた和薄荷を代わりに植えてしまったり(本州の和薄荷の系統は、北海道で和薄荷とペパーミントを交配して作られている系統と違いメントール含有率が低め)、畔の草刈り時期にミントの茎葉を刈り取ってしまったりも原因に含まれている様です。結局は種類の選定の誤りや性質をきちんと把握していなかった為に効果的に扱えなかったのでしょう。私の場合出身地が大昔薄荷栽培が盛んで祖父も薄荷農家だった関係から子供のころから馴染みがあり薄荷精製機関を訪ね昔の専門書を閲覧する機会もあったので扱い方は熟知しており効果的に使えましたが、軽い気持ちで扱ってしまうと後々苦労し後悔しかねないので、もし同じ効果が望める植物があって蔓延る心配はないのなら(ケール・ブロッコリーの場合は「キャベツの害虫予防に使える」植物から選ぶ)、その植物を使った方が、どのくらいまでの効果かは解りませんが扱いが簡単と思います。 他に農家の親戚の野菜栽培を見てきたうえで気づいたのはある程度育つまでは苗をトンネル栽培し、支柱を栽培用不織布で覆って虫の侵入を防ぐ、害虫の種類を把握しその種類の産卵時期に合わせ野菜の種類と虫の種類に適応のある農薬を防除として適切な量で使う事です。虫の害が目立ってきてから農薬を使っても意味が無いので(成分は小さな幼虫の時にしか効かないなど)産卵期前に農薬に書かれている指定使用頻度と量を守って粒状の物を撒いたり散布、農薬の種類によっては展着剤も混ぜて散布します。 野菜の種類によっては無農薬での栽培も可能ですが(特にハーブ類や虫の付きにくいネギ類など)人から聞いた程度やインターネット上の情報を集めるのではなかなか上手な栽培は難しいです。できれば家庭菜園についてのと、土や肥料と堆肥について書かれた書籍を1冊づつ購入なさって読み込んでみると基礎から理解でき、実践してみると案外難しくなく栽培できる様になりますよ。

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