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文章の書き方
文章というか、小説の書き方で少し気になったので質問です。 自分は漫画はよく読むのですが小説はあまり読みません。 昨日漫画を読んでいてふと疑問に思いました。 たとえば、漫画だとAという主人公とBという登場人物がいたばあい、主にAの行動が絵で、言ったことが吹き出しで、思ったことがモノローグで描写されています。 しかし場合によっては途中でBの思っていることがモノローグで書かれている場合もあります。漫画だと、そのコマにはBの絵が書かれているのでBが思ったことなんだとわかります。 昨日読んだものは小説原作だったようなのですが、こういった場合小説ではどのように表現されているのでしょうか? いきなり思っている内容を描くと字だけでは誰が思ったことなのかわからなくなりますし、毎回~と誰々は思った、などと描くのも不自然で読みにくいかと思います。 かといってそれだけのためにいちいち視点を切り替えるわけにもいかないと思うのですが… 小説をよく読む方よろしくおねがいします。
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- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
補足意見を拝見しました。 私が上げたのは、分かるようにする工夫の1つです。 > 登場人物が二人ということもないでしょうし、必ずしも明らかに > 誰かが言ったという書き方にできるとも限らないでしょう。 それを言い出したら、最初のマンガの事例から離れすぎるんじゃないでしょうか?A、B二人しか登場しなかったはず。だから私も、二人が登場する場面での説明をしました。 後出しで説明の前提を変えて批判されても困ります。 せめて「では、CDEFなど大勢が登場している場合はどうなんでしょうか。そのやり方では混乱するでしょ」的に追加質問の形にしていただきたい所です。 登場人物が何十人もいた場合、マンガなら誰のモノローグかどうやって表現するのですか?それと同じ事を小説でもすればいいんじゃないでしょうか?つまり、絵ではなく、一人に注目させるような「言葉」を書けばいいわけです。 話の展開では読みにくいこともあるでしょうが、それを話の展開や登場する人物の数、性別などで「誰のモノローグかわかる」ように工夫するのが著者の才覚です。 その結果、納得のいく「面白いと感じる」小説もでき、わけが分からない「つまらないと感じる」小説もできます。 誰もが面白い小説が書ける小説家になれるわけではありません。才能ある小説家が悩んで悩んで頭をかきむしりながら書くのです。 登場人物が何人でも、誰の独白か分かるように書くのです。 他方、複雑な状況から真実を読み解く訓練を読者側にもやって貰わなければなりません。 事実我々は、さんざん国語の授業やテストで、「傍線1の『それ』が指す言葉を十文字以内で書け」とかいう訓練をしてきたと思います。 同様に、質問者さんが心配されているような『必ずしも明らかに誰かが言ったという書き方にできるとも限らない』状況でも、「傍線2の独白は誰の心中を書いたものか」などという読み取り訓練を受けているはずなので、読者も誰のモノローグなのかを読み取れるようになっていると思います。 実際の小説を読む際、登場人物が何人いても、たいがい重要人物の2・3人の会話(殴り合い)等に収斂して描かれます。それまで名前ダケしか描かれなかったような「その他大勢」の人物が、突然重要な発言や独白をしたりはしないのです。 なので読者もそんな「その他大勢」は無視して、主人公レベルの登場人物の心理だけを見て行けばいいので、それほど分かりにくいことにはならないので、混乱を心配する必要はないと思います。
- izumi044
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NO.2です。 補足をありがとうございました。 >相手の言ったことに対してこう思った、というのは十分連続すると思います。 また、漫画でそれが続かないのは漫画だからではないでしょうか。漫画の場合それをやると画面がマンネリ化するので端的に言えば無理やりカメラ視点を変えたり風景をカット・インさせたりしているわけです。小説では不要な演出です。 一度、きちんと頭の中で文章として考えてみましたか? 会話が続く場面だとしても、主人公の行動を描写はします。 「どうしても、やりたいんです。ちゃんと見てくださいよ」 Aは、企画書を乱暴にBに叩きつける。 「絶対に、面白いです。間違いなく、この企画は当たります。保障します」 瞳には、揺るぎない自信が満ち溢れていた。 「その気持ちだけ、受け取っておくよ」 Bは、顔色ひとつ変えずに淡々と答えた。Aが熱く語った言葉だけで、おおよその内容は見当がつく。そしてAの企画は、若さと勢いだけのもので、決して報われないことも、Bは十分に知っている。 おれも、そうだったからな。 さっきまでキンキンに冷えていたコーラからは、大量の汗がにじみ出ていた。 温くなったコーラをひと口飲んで、Aを追いやるように手を払った。 「なんで、なんでBさんはそんなに認めてくれないんですか。そこまでおれが気に入らないですか」 Aは自分のワイシャツを、手の色が白くなるほど強く握りしめた。だが、この程度の力でこの感情は抑え込めるものではない。 苦々しい思いで、Bをにらみつける。 せめて読むくらいしてくれても、いいだろう。 こらえきれぬ思いが、毒となって体を蝕んでいくのが、Aにははっきりと感じられた。 毒は、憎しみとなって体中に染みこんでいく。 こんなバカがいるから、若者はいつだって報われないんだ。 「わかりましたよ、Bさん。あなたはただ、若者に嫉妬してるんだけなんだ。自分の才能が枯渇したことを、認めたくないだけなんだ」 ぱっと思い付きだけで書いた文章なので、下手で申し訳ないですが。 こんな感じで、会話だけが延々続くことは、あまりないですよ。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
そこが著者の文才が発揮できるところなんで、「こう書くべし」という規則はないわけですが、 例えば、Bの思ったことを書く場合、事前にAの発言としか思えない発言を「 」に入れて書き、そのあとにBが思ったことを( )に入れて書いたりします。 具体的に言えば、Aがラーメン大好きで毎日ラーメンばかり食べている筋立て(キャラ設定)として、 「カレーばかり食ってると、栄養失調になるぞ」 (たしかに、ばっかりというのは良くナイな。ラーメンばかり食って痩せこけたコイツを見ていると妙に納得できる発言だ) みたいに。 あるいは、 「カレーばかり食ってると、栄養失調になるぞ」という発言(伏線)は、Aがラーメンばかり食べているというキャラ設定が十分読者に伝わっているなら、必要ありません。 突然、 (たしかに、ばっかりというのは良くナイな。ラーメンばかり食って痩せこけたAを見ていると妙に納得できる理屈だ)Bはメニューから顔をあげて、カツ丼を注文しなおした。 と書いても、( )のモノローグがBの心中を書いたものだと分かります。 書き方はいろいろです。いろいろ小説を読んで、自分が納得できる方式を真似するのがいいと思います。
- izumi044
- ベストアンサー率36% (1333/3622)
同一場面で、全てが行われているということでしょうか。 A、スマホを取り出す。 「ちょうどいいから、連絡先交換しない?」 頼むから、断らないでくれー! B、にっこり笑って。 「いーよー」 ちっ。ふざけんなよ。こんな大勢の人の前じゃ、断れないっつーの。 たとえば、こんな感じに。 もしそうだとしたら、漫画のコマを見てみるといいかもしれません。 漫画でも、顔のドアップばかりが続いたりはしませんよね。 コマに描かれているものがあるはずです。 それが時間の経過を表しているコマなら、文章にも同じように時間の経過が入る可能性は高いですし、 背景なら、背景を描写したり、 主人公がなにかしたなら、主人公の行動を書いているかもしれません。 なので、そこまで「〇〇は思った」という文章が続くような状況には、ならないと思います。 また。 別の表現方法としては。 章立てもわりとある方法じゃないでしょうか。 -Aの章- Aの視点と、心の内を書く。 -Bの章- Bのの視点と、心の内を書く。 こうすると、それぞれの人物の心の内だけを書けばいいので、読み手の混乱は避けると思います。 ※駆け引きや勝負事なら、章立てのほうが読みやすいと思います。
補足
>背景なら、背景を描写したり、主人公がなにかしたなら、主人公の行動を書いているかもしれません。 なので、そこまで「〇〇は思った」という文章が続くような状況には、ならないと思います。 会話場面だと普通になるんじゃないですかね? 相手の言ったことに対してこう思った、というのは十分連続すると思います。 また、漫画でそれが続かないのは漫画だからではないでしょうか。漫画の場合それをやると画面がマンネリ化するので端的に言えば無理やりカメラ視点を変えたり風景をカット・インさせたりしているわけです。小説では不要な演出です。 >章立てもわりとある方法じゃないでしょうか。 これは確かにあると思うのですが、必ずしも章にするほどの分量とは限らないと思います。 単純に、Aの一人称視点の小説でBが思っていることを入れたいという場合が今回質問したかったケースです。
- Pochi67
- ベストアンサー率34% (582/1706)
ケースバイケースですね。 三人称で書かれていれば、【誰がどうした】はわかりやすくなっているので、特に問題ありません。 また、三人称でも一人称でも、コミック化される時に、原作ではもう少し後で書かれている部分をあえて持ってくるということもあります。 たとえば、ここでBがどう思っていたかを出した方が良いと思えば、原作では別のシーンで語られている部分を引っ張ってきて、Aのモノローグと対比させるとか。 原作有りのコミック化は原作そのままで進むわけではなく、省略・簡略・改変が多いです。 これは小説をそのままマンガにしても、ダラダラとして面白くないからです。 なので、原作に無いこと(原作者からOKが出れば別)はマンガにはないですが、複数のシーンの内容がワンシーンに収まっていることは珍しくないです。
補足
>例えば、Bの思ったことを書く場合、事前にAの発言としか思えない発言を「 」に入れて書き、そのあとにBが思ったことを( )に入れて書いたりします。 今回のように抜き出せば成立するように思えるかもしれませんが、Aの発言→Bの思ったこと→Bの発言→Aの思ったこと、こんなことを作中で繰り返すと普通に読みにくいと思います。ましてや登場人物が二人ということもないでしょうし、必ずしも明らかに誰かが言ったという書き方にできるとも限らないでしょう。 いずれにしても小説の場合複数人の思っていることが入り乱れてまともに読めるものになるとは思えないのですが、実際に回答のような小説があるのですか?