- ベストアンサー
パナソニックのビデオデッキNV-FS90で困ってます。
じつはパナソニックのビデオデッキNV-FS90で困ってるんです。 ピンチローラーをセコ技で紙やすりの目の粗いものと目の細かい耐水ペーパーで テカテカをなくしてみて取り付けたんですが、再生はいいみたいなんですが、 早送りするとテープが↓に下がってしまい、CTLヘッドとキャプスタン軸の 間にある軸の根元付近でスジが入ります。どうしたらいいでしょうか? CTLヘッドとキャプスタン軸の間にある軸って何の役目をしてるんでしょうか? 他に何かスジがついてしまう原因があるでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
takashi01さんへ hitec-s6です。短いおつき合いでしたが事情ができ、gooを脱会する事になりました。 現在脱会手続き中ですが、まだgooにアクセスできましたので最後にコメントさせて頂きます。 修理ポイントのみをご了承下さい。 1.プレシャーローラー(ピンチローラー)は削ってはいけません。磨くだけです 磨いてダメであれば交換して下さい。 プレッシャーローラー 部品コード VXL1858 ¥700 2.テープが下がる件ですが。 FFと書いてありますが、FFではなく、サーチの事ではと、勝手に解釈するとプレッシャーを削った為ローラーの変心ができたのではと思います。 よって、もし、サーチの時にテープか下がるのであれば、プレッシャーを交換すれば解決すると思います。勿論スジも。 3.CTLとキャプスタンの間にある軸? 始めに、今までCTLと書いて来ましたが、その部品は ACヘッドと言います。オーディオコントロールヘッドが正式名称です。 なぜCTLと言ったかと言いますと、CTLに関わる故障と判断したためです。 ACヘッドには複数(3つ)の部品が構成されています。(一体型) ボディーの左上はノーマル音声の消去ヘッド。 右上は、ノーマル音声の録音再生ヘッド。(HIFI音声はドラムに2個ある) 右下がコントロールヘッド(CTL)です。 それぞれの役割はもうおわかりと思います。 本題ですが、ACとキャプの間にあるガイドの名称は自分は分かりませんが Pesukoさんが言われるようにP3と思います。 このガイドはほとんど故障はしませんが、たまにあるのがガイドの下にあるワッシャーが摩耗しています。肉眼で確認できます。 この時は上にある少し三角になった白いプラスチックをラジペン等で上にずらし、下にあるワッシャーを180度回転させプラスチックを戻します。 これで直るはずですが。 Gメカはローディングガイドポールは、まずずれませんのでさわらない方が良いと思います。 FS90の他の故障想定を最後に書いておきます。 この機種は現在も多くのユーザーが使用されている高級機です末永くご使用下さい。(私はメーカーの者ではありません) チェックポイント VTRの下側 1.センタープーリー(60mmほどのプーリー)を上下に動かして動くか? 動けばok動かないときは交換か若しくはその中心に5.5mmのナット回しを置き上から軽くたたく(応急的処置)。 2.キャプの下にフライホールがあり、そこに30mmぐらいのSSブレーキがあります。テープinの時「キー」音がするときは交換又は撤去(影響殆どなし)。 電気系 1.電源入らず。又はE-E画(エレクトリックtoエレクトリックと言う意味でVTRのチューナをモニターする事。この言葉はよく使いますので覚えて下さい) およびPBの時RF(レジオフレケンシー。高周波)のビートがでる。 ハンダ付けに少し自信があれば実行可能。 電源部のコンデンサー容量抜け。基本は5個交換します。 1200μ20v ECEA1DPS122X ¥700 2個 1μ200V ECEA2DG101S ¥200 680μ10V ECEA1AFZ681X ¥400 100μ50V ECEA1HGE101 ¥700 電源入らずの時は1マイクロだけでもok 他はRFビート。 電源を切っても平滑コンデンサー(1次側)にチャージされています。テスターで確認して、電撃の来ないよう注意して下さい。参考ですが50Ωの10W位で放電させると良いのですが。 文面足らずはご了承下さい。 takashi01さんがVTRの勉強をされていると思い少し専門的に回答して来ましたが、勉強ではないのであればプロに任せた方が無難です。 もう、明日にはアクセスができないと思いますので、他の技術者に聞いて下さい。 takashi01さんのご活躍を。 失礼します。
その他の回答 (4)
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
申し訳ありませんがグリスの成分まで教えてもらっていません。 Gメカはグリスを割と多用していました、機器調整に行くといつも手はグリスだらけになっていた記憶があります。 おっしゃる通り樹脂にグリス(油分)は物により材質を侵しますが、現状塗られていることを見れば可能なのでしょうが、専用のグリスの可能性もあります。 ビデオではありませんが、樹脂により”556”のしぶきがかかっただけでも20時間程度でクラックが入りぼろぼろ崩れてきたものもありました。 成分を確認してから使用することをお勧めします。 もしくはサービスセンターにグリスがあるかもしれません。
お礼
556はあまり長持ちしないときいたことがあります。 Pesukoさん、回答ありがとうございました。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
>今、売られてるパナソニックのビデオデッキのメカより、バブル期のFS90などのGメカのほうがいいものでしょうか? 私の電器製品の持論 設定された定価の物が中に詰まっていると思います。 Gメカ>Kメカ>Zメカと変遷してきましたが、GメカとKメカの大きな違いはアルミダイキャストシャーシの分厚さです。 ご存知の通りシャーシが分厚いと剛性が出ますよね。 20年前のオーディオを選ぶとき同じような価格で迷ったら、重いほうを私は選びました。 Kメカになりシャーシが薄くなり、今回問題のP5の調整が無くなりました(造り付けで精度を出したそうです)。 そしてZメカにになり、ダイキャストシャーシは止めて鋼板プレスシャーシになりました。 鋼板プレスシャーシでも精度が出るようになった為ですが個人的には分厚いアルミダイキャストシャーシが好きです。 現在そんな高い内容のVTRを作っても多分だれも買ってくれないでしょう、現在の売れ筋は1.5万円前後じゃないですか?その価格帯で作れるものはそれなりの部品でないと作れません。 私がバブル期に買った他社のビデオはまだ現役で綺麗な絵を再生していますが、先日子供がテープ挿入口に違うおもちゃを入れたため修理に出しましたが、受付で担当の方が中を開けてびっくりしていました。 ケースの裏側にシールドの銅鍍金がしてある、メカシャーシがスプリングでフローティングしてある、電源が別置きでシールドケースに入っている、等いろいろ教えてくれましたが、高かった(20万ほどしました)だけあって中身もそれなりの回路・部品が使われていると言うことです。 ただ、現在そんな高級VTRを必要とするかと言われると多分今度買いかえるときは2万円の物に手を出すでしょうけどね(結婚してからそんなお金がありません)。 まあ長く書きましたが、Gメカは良いメカだと言うことです、大事に使ってやってください。
補足
Pesukoさん、回答ありがとうございます。 良かったら教えてください。 NV-FS90のピンチローラーをはめる軸のところと樹脂でできたギアに塗ってある 黒っぽいグリスはモリブデングリスというグリスなんでしょうか? 樹脂にモリブデングリスを塗っても素材が侵されないんでしょうか?
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
NO1のご質問について大まかに。 もう5年以上前のことなので、記憶が薄れていて申し訳無いですが覚えている範囲内で、また製造行程の調整方法を記入したいですが、松下電器さんの了解を得なければならないので書けません(工法を公には出来ません)。 まず、P5がずれているとP3・P4に影響がでます。 P3・P4がずれている場合、P3・P4自身を調整するのではなく、ACヘッドを調整する必要があります。 ACヘッドの調整は、手作業でする場合でもマスターテープ・調整用発信機(ビデオ事業さんの特注です)・テープダメージ確認テープ(同じく特注です)・ストレージオシロ2台が必要です(但し製造時の話なので、修復時は解りません)。 ただ、P3・P4はそれだけ重要な場所なのであまりずれることは無いはずです。 P3・P4はACヘッドを挟んでいるポストです。 ポストバランスは角度だけではなく、テープパスの経路ですべてのポストの真中をテープが走っているのではないということです。 すべてのポストの真中をテープ走行させるとテープが微妙に蛇行してしますのです。 以上のことから、バランスの調整はそれなりの測定器・調整治具が必要です。 また、チャレンジ精神でP3・P4(ACヘッド調整)は触らないことです。 調整方法が解らない場合、絶対に元に戻りません。 (私は1度手作業でやってみましたが、メカを壊してしまいました「最悪壊れます」) Gメカは良く出来たシャーシだと私も思います。 長く使う気持ちがあるのでしたら、メーカーに出すことをお勧めします。
お礼
Pesukoさん、回答ありがとうございました。
補足
Pesukoさん、回答ありがとうございます。 >Gメカは良く出来たシャーシだと私も思います。 >長く使う気持ちがあるのでしたら、メーカーに出すことをお勧めします。 たしかにGメカは良くできてるとパナソニックに惚れ込んでる方 もおられるみたいですね。 部品代も他社より安いし、部品も他社より手に入りやすいそうですしね。 今、売られてるパナソニックのビデオデッキのメカより、 バブル期のFS90などのGメカのほうがいいものでしょうか? もう、10年くらい前の機種なんで、修理して他の部品が壊れた場合に 部品在庫がその時にあるかどうかわからないし、修理して高くつくと 新製品を買ったほうがいいのかなと思ったりしたんで、 自分でお金をあまりかけずに直せないものかと思ったのと ビデオデッキについて各部品の働きを知りたいと思ったので 修理に挑戦してみたわけなんです。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
Gメカについて、前回から問い合わせしておられましたが、ポストのバランスが崩れているようですよね。 私はGメカP5ポストバランスとP3調整をする自動機械作成に携わりました。 hitec-s6さんがかなり詳しくお答えしておられて現役サービスマンさんのようですが、現状の状態から素人さんが復帰は難しいのでは?とおもいます。 ポストバランスを取る行程はかなり熟練された方で無いと難しいと思います。 サービス経験が無いので私がえらそうに言えた立場ではないのでhitec-s6さんの登場をお待ちしたほうが良いのかもしれませんが、メーカーに修理を出すほうが無難なのでは?
補足
>GメカP5ポストバランスとP3調整 G5って黒い樹脂のでポストがついてるやつかな? P3ってどこ?調整ってどんな調整なんでしょうか? ポストバランスってポストの立ってる角度ってこと?
お礼
>キャプの下にフライホールがあり、そこに30mmぐらいの >SSブレーキがあります。テープinの時「キー」音がするときは >交換又は撤去(影響殆どなし)。 テープ挿入や再生時にキャプスタンに一定の圧力をかけてるようですが、 逆サーチで少しテープが下に下がろうとしたりすることに 関係してるでしょうか? キー」音がするときは寿命?
補足
hitec-s6さん、回答ありがとうございます。 P5が↓に押して動くかどうかチェックしてなかったんで下に押して見たら 少し、動きが悪そうだったんで556だと散るとマズイのでシリコン系グリスを つまようじの先につけてP5を↓にして軸につけたら動きが良くなりました。 そのせいかP3のガイドでテープが↓に下がらなくなり、 スジがつかなくなりました。 逆サーチで少しテープが下に下がろうとしたりすることがありますが、 スジはつかなくなくなりました。 良品のテープ走行ではP3のガイド下にあるワッシャーの表面にテープの エッジ部分がいつも接触してるんですよね? NV-FS90の良品のビデオデッキのテープ走行では 逆サーチでもテープが↓に下がろうとはしないものなんでしょうか? あと、メーカーでギアや、金属などに塗ってあるグリスはどんな種類の グリスでしょうか? 金属と金属、樹脂と樹脂で違うグリスを使用されてるんでしょうか? もし、ご覧になってたら、教えてください。 ビデオデッキについていろいろ教えていただいてありがとうございました。