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武蔵中学を受験された方、または、在学中又は、卒業された方
小6の息子が武蔵を受験したいと申しています。学校の特徴や雰囲気 そして、 受験のためのノウハウについて 詳しく伺えればありがたいです。 志望校を決める段階の時期ですので さまざまな情報をお待ちしております。 どうぞ、よろしくお願いします。
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僕は現在武蔵中学校に通っているのですが、学校の特徴及び雰囲気等は、既にdepression先輩がおっしゃっているようなので、特に、受験のためのノウハウについて述べようと思います。ただ、僕の勉強法で必ずしも誰もが成功する訳ではないと思うので、あくまで参考までにということで・・・。 まず、基本的に武蔵を含む御三家を受けるためには「苦手科目」があってはなりません。ただ、武蔵は特殊な学校のため、塾で一般にやる問題は出来なくても、柔らかい頭を以てすれば問題は解けてしまうような事もしばしばあるのです。但し、もちろん基礎的な知識あってこそなので、武蔵用の勉強(例えば過去問など)を重視し過ぎず、普段やる塾の方に今の所は力を注ぎましょう。基礎さえ固まっていれば、武蔵専用の勉強は10月頃からでも遅くないと思います。科目ごとに大体ポイントをお教えしますと、 〈算数〉 この科目は解き方まで詳しく書かなければならない事がありますが、一番に心掛ける事は「採点者に見やすいように!」だと思います。僕は字が雑で、しばしば先生に注意されました(笑)そして「心を込める!」です。途中点がもらえるので、「受かりたい」という気持ちを一筆一筆に込めましょう。これは算数に限りません。どの科目においてもとても重要な事です。それによって少しでも多い点をもらえると思います。受験では一点がものをいうので、これを心掛けて下さい。 〈国語〉 武蔵の国語は知っての通り字数制限が設けられておりません。だからといって一行や二行しか書かないなんてのはよしましょう。字数制限はないものの、解答欄のわくの幅は微妙に違ったりするのでそれで出題者がどれ位書いて欲しいのか、と言うのが分かると思います。わくの八割は埋めるようにしましょう。もちろん内容のあることで。これは量をこなせば自然と出来てくるものです。武蔵では「深い読み」が必要です。ただ僕の受験の時には先生に「深く考え過ぎだ!」と言われたり、だからといって単純に考えてみると「もっと深く考えなさい!」などと言われ、微妙な感覚が必要になってきます。これらは前に言った様に量でなんとかなります。 〈理科〉〈社会〉 この二教科は共に同じような勉強法でなんとかなります。というよりも算数と国語で八十点ずつ取ってしまえば合格点に達してしまうので、この二教科は僕はサポートとして扱っていました。恐らくそれで大丈夫だと思います。まぁその勉強法を言いますと、まずこれも上に述べましたが、基礎を固める事です。理科は、基礎が固まっていればおのずと問題が出来てくる事でしょう。社会は記述が多いですが、これも基礎である年代さえ頭に入っていれば、記述の中で「~年に~があったため~」等と書くだけでグッと説得力が増します。社会は記述をする上で、国語力も必要になってきますから、武蔵を受ける以上、「国語が苦手」というのは克服した方がいいと思います。表現力が豊富というだけでかなり有利になると思います。 まぁ今までに書いたことは全部僕のやり方だったので、何度も言うようですが、あくまで参考として見て下さいね。
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20年近く前の卒業生です。当時と雰囲気が変わっていなければ、本当に素晴らしい学校だと思います。 今は高校からの募集はしていませんが、私は高校からの編入です。中学校は公立で、何かと教師に反抗していたため、内申書に何が書かれているか分からない状況で、受験時に内申書が不要というこの学校に魅かれました。 高2から高3にかけて、学園祭(“記念祭”といい、毎年4月末に行われる)の実行委員をやっていた関係で、現在の仕事に関係している人に出会い、その仕事に就くことを目標に大学を選び、夢をかなえることができました(ちなみに私は東大には行けませんでしたけどね)。 しかし、いわゆる「校訓」の中に「自ら調べ、自ら考える」という言葉があるように、自ら何か目標とか、やりたいことを見つけていく姿勢がないと、つまらない学校生活になるかもしれません。 制服も、校則もなく、授業時間も信じられないほど少ないし、特別な進路指導もないので、楽をしようと思えば、いくらでもできますが、それでは青春の時間がもったいないですよね。 私の親などは、「武蔵には、旧制高校的な雰囲気が残っている」と言っていました。 ありあまる自由、変な言い方をすれば、「自由であることを強制される」中で、自分にふさわしい、勉学やスポーツ、趣味の道を見つけ出していかなければならない場だったと思います。 受験に関しては、私は高校からの編入ですので、参考にならないかもしれませんが、いわゆる受験勉強的な勉強だけでなく、発想力とか、何故、そうした発想をしたのか、表現する力を磨く必要があるとだけは言えそうです。 (もっとも、私の場合、特に武蔵を受けるための勉強はしませんでしたが) 武蔵についてはもっとたくさん言いたいことがあるのですが、他にも卒業生の方がいらっしゃいますので、私からのご紹介はこのへんまでにさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。 昔のことにも関わらず、当時のことを今につなげていらっしゃる 雰囲気を感じ取れました。お話の内容は 今の説明会の内容とほぼ 同じです。 教育について、改めて、考えさせられる昨今ですが、良いアドバイス でした。ありがとうございます。