物質は原子でできているので、原子でかんがえなければなりません。
大きな玉が3つの場合を考えます。
左はしの玉が人間の手によって運動エネルギーをもった形で放出され、
中央の玉に左端に衝突します。
原子でいうと、左の玉の一番右の部分が中央の玉の左端の原子と衝突します。
この場合、衝突といっても原子核と原子核が衝突するような派手なものではなく、
原子核の周りは電子で満たされているので、左側から原子(核)が近づいてくると、
衝突するより前に、2つの原子核の周りの電子が相互作用して、右側の原子核を右へ移動させます。
つまり、左端の玉が真ん中の玉にぶつかり、そのエネルギーが右側の玉に伝わって動きだすまで、
原子規模での衝突が延々と繰り返されて、やっと右側の玉に伝わって起こるのです。
人間の感覚では速い現象に見えますが、原子スケールでいうと、とても遅い現象です。
ちょうど、2つの原子核の間に電子によってバネがあるような状態です。
真ん中の玉について言えば、玉の左端に置きた衝突の振動が、玉の右側にまで伝わる現象です。
これは丁度、真ん中の玉を密度波(縦波音波)が通過するのと同じくらいの時間がかかります。
原子スケールで考えると、とても遅い現象です。
お礼
お礼が遅れた申し訳ありません。 回答ありがとうございました。