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なぜ長さんは、ドリフや全員集合では怖いリーダーキャ
なぜ長さんは、ドリフや全員集合では怖いリーダーキャラだったのに、役者に専念した途端から、モーガンフリーマン的な渋いバイプレイヤーみたいになったのですか?あと、最後の出演のドリフのop・edのときには、いつもの調子じゃありませんでした。視聴者に向けて、喋らない代わりに、ありがとうと言ってるみたいに最後にお辞儀をして。あのままいけば、もっと頑張れたのに。同じメンバーでも、ぶーさん、仲本さんは昔とあまり変わらないのに。
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自伝書『だめだ、こりゃ』には、役者に転身してからの苦悩が書かれていました。コメディアンと俳優では、同じような意味合いの『役者(業)』でも、全く違ったそうです。シリアスな芝居でも、コメディアンとして根付いた印象をぬぐい去ることが難しく、特に時代劇では苦戦してい良い評価を得られていませんでした。 著書の中で、役者としての最大の転機は「踊る!大走査線」で、織田裕二さんに出会ったことだと仰っています。織田さんは勿論ドリフ世代なので、いかりやさんと一緒に芝居をする事が相当嬉しかったそうです。ココでいかりやさんのスゴイ所は、偉ぶることなど微塵もなく、役者としてのイロハを「織田さんに教えて貰うことを願い出た」ということ。 カメラワークや気持ちの入れ方、しゃべり方など、事細かに教えて貰ったそうです。それが、渋いバイプレーイヤーとして輝けた(最優秀助演男優賞受賞)要因かと。後に「俺の芝居は織田流だよ」と、いろんなところで仰っていたそうです。 最後のドリフは体調もあまり好ましくなく(いつもの調子ではなく)、ご本人も「最後のドリフ」と感じ取っていたのでしょう。志村けんさんも、(ご存命の際に出たTVで)いかりやさんの存在の大きさを語っていらっしゃいました。私は「いかりや長介という生き方(ご子息が書かれた本)」も読みました。いまでも、いかりやさんの大ファンです。