坪単価について
坪単価はあくまでも大雑把なコスト(どの程度の価格帯か)を想定する程度にしかならないことを承知の上で、質問させていただきます。(別物件との比較は意味がなくても、同じ計画においてのコスト調整レベルではそれなりに参考になるかと・・?)
イメージしやすいように、単純化して以下のモデルの比較で考えてみます。
(建坪、仕様、開口部面積は同じ)
A:床面積50坪、総2階建ての木造住宅(25T+25T)、本体工事費用3000万円(坪単価=60万円)をベースモデルとします。
Aをベースに吹き抜け、ルーフバルコニーを設けた場合のコストへの影響を程度を見込むべきでしょうか?
B:2階に10坪の吹き抜けを設けた場合・・・床面面積40坪(25T+15T)
C:2階に10坪のルーフバルコニーを設けた場合・・・床面積40坪(25T+15T)
コストに影響する部分を考えた場合、思いつくままですが・・
BはAの床を一部除いたものですが、外壁面積は同じ⇒ 床施工分(梁の違いも影響)のコストダウン(開口部の増減はなし)
Cは、Aよりも外壁面積が減り、屋根面積は同じ⇒外壁面積減はコストダウン要因。ルーバル防水費用、ウッドデッキ追加分はコスト増要因。総2階でなくなることもコストアップ要因?
他にも構造の違い、施工難易度の変化等、細かいことを挙げればいろいろとあるでしょうが。
単純に考えますと坪単価60万円、,B,Cとも床面積が同40坪ですから、2400万円となります。
しかし、床面積に含まれない部分が見落としされてしまいますから、ではどの程度見込むべきかを知りたいわけです。
多少細かいことを考えますと・・・
2400万円(60×40T)をベースとし、
Bの場合は、吹き抜けに面する外壁のコスト分程度を上乗せ。
Cの場合はルーバルの防水その他費用を見込み、それをもとに逆算して坪単価を出す。・・・といった、加算方式で考えるか・・・?
あくまでも50坪(3000万円)をベースとして、減額していく方式で考えるべきか?
(基礎面積の違いによるコストへの影響は大きいでしょうから)
建て坪数が同じ場合の比較とすれば、後者の方式が妥当な気もします。
ただ、もとがアバウトなだけに、増減部分だけ別途見積もるのも、なんだか意味なさそうな気もしますし、そもそもそのコスト計算の方法も分からない状況ですから、この際もっと単純に、例えば吹き抜けは床面積の〇〇割程度上乗せすれば良いとか・・・一般的な簡易計算方法はないものでしょうか?
総コストとしましては、A>B、A>C・・・であることはわかります。
床面積の比較では、A>B=C
A(総2階、吹き抜け、ルーバルなしタイプ)の坪単価=60万と比較した場合
B(総2階吹き抜けタイプ)、C(ルーバルタイプ)の坪単価をどの程度割りましするのが妥当でしょうか?(あくまでも大雑把なコストの差を把握する目的)
まとまりのない文章で恐縮です。
どうせアバウトなんだから、余裕を見て、吹き抜け、ルーフバルコニーを床面積にカウントしてしまえば良いだけ・・・と言われてしまいそうですが、もしご意見等がいただけるようでしたら、よろしくお願いします。(最終的に坪単価60万円そのものが見込み違いであっても良いわけです)
お礼
なるほど! 非常に分かりやすい説明で理解出来ました ありがとうございました!