大学の理工系の学部の講義において、理想の講義とは

質問

大学の理工系学部の講義において、理想の講義とはどのような講義だと思いますか？ご自身のお考えをお聞かせください．できればご自身のお立場(大学教員，学生，教師，会社員)をお教えください．

よろしくお願いいたします．

回答No.5

Dr_Hyper

補足ありがとうございます。
実際に例えば15回の講義だと，それができるのはほんの一部分です。
私の専門があれば，実際にこれまで学生の時から勉強してきたリアルタイムの時系列を，研究を理解するうえでのエッセンスだけを抜き出して，
どうしてこの研究者は，この実験をやってみたのか，それで何がわかったのか。
だって不思議でしょ？というドキュメンタリーに近い内容を話すこともありますし，古典的な分野であれば，年配の先生の所に押しかけていってその時代の状況を聞いたりするなどもやったこともあります。まあこれは自分の趣味を押しつけている可能性もあり学生さん達の中には「わかんねー」と言ってしまう子もいますから，本当に良いのかどうかまだ暗中模索です。

お礼

ご回答ありがとうございました

回答No.4

Dr_Hyper

大学教員ですが，今自分が実践しているのは，教科書に書いてる概念や論理がどのように実験的に導かれたのかを，研究の面白さ，探求の興味深さとともに感じて貰うことですかね。

この分子はこちら側からあちら側に並んで居る。
例えばこんな事実が中学生の生物の教科書に書いてあるとします。
でも分子は見えないので誰かが工夫して実験して見つけたのですよね。
そしてその実験は多くの場合大した論理でも技術でもありません。
だけど教科書にかいてると，それは暗記物になってしまうので。
その当時どんな状況でどうしてそれが見つかったのか。それを話せる部分は話してますね。教科書に書いてあることは読めばいいのですし，それで分かった気になるのは高校生まででしょうから。その先学生さんの数パーセントでも自分もそんな不思議なことを解明してみたい。と思ってくれるので有ればそれが理想的だと私は思います。

お礼

私が考えるまさに理想の講義です。実際にそれを実践されているのですね。素晴らしいです。ちなみに、それはどのようにして調べられるのですか？

回答No.3

phosphole

大学の教員です。
私個人としては、変な言い方ですが、いい加減（に見える）講義が理想です。
私が学生のころは、まともに授業をやる先生ももちろんいましたが、教科書とは全然関係のない話をただただやる先生も結構いました。
試験に何がでるのかも全く分かりません。
じゃあ一体どうするのかというと、学生は自力で手探りで勉強するしかないわけです。そういうスキル・意欲がない学生は消えますが。
そういう授業をやる先生が人気がないかというと不思議にそんなこともなく、卒研以上になるとむしろレベルの高い学生が頻出していました。関係ないことばかり話していたようでも、実際には素質のある学生を育てるように仕向けていたのだろうと思います。

お礼

まさにその通りだと思いました．テキストに書いてあることは基本的に学生でも独学で十分理解できるので，どうしてもわからないところやテキストの内容よりも深い部分を知りたい場合に教授に質問できるような講義がいいですね．もちろん，その時に教授はきちんと解説できる能力が必要だとは思いますが．アメリカではそういうスタイルで講義をされていた教授もおられたようです．(昔の話なので今の時代にそれが通用するかわかりませんが．)
ただ，学生からすると，いかにわかり易く教えられているかで教授を評価しています．つまり，ぼーっと聞いていただけで理解できるような講義だと学生の授業アンケートでの評価が高くなります．それだと学生の考える力，自力で解決する力が身につかないのですけどね．

回答No.2

lived_in_room13

MITのウォルター・ルーウィンのような実演ありの講義！

https://www.youtube.com/watch?v=xXXF2C-vrQE

お礼

おもしろい！！！

回答No.1

-q7P2izb__

会社員の理工学部の情報科卒です。
まず、大学の教授や講師などのうち能力的に講義ができる方だけが、
教官として教えて欲しいと思います。
また、大学生といえども20歳前後の人たちが自己管理できるように、
お酒を控えるとか、マナーを守る講義をしてほしいです。
講義の内容としては、難易度の高い授業には解答を配布するとか、
Webで学習できる環境を整えるとか平等な評価をしてほしいです。
また、実社会の問題を実践的に解決したり取得資格で単位が取れたり、
コミュニケーションの場があるような多様性のある講義が理想です。

お礼

ご回答ありがとうございました