- ベストアンサー
クラリネットマウスピースについて
- クラリネットマウスピースの選び方と初心者向けのおすすめ
- クラリネットマウスピースの変更で息の入りやすさが向上する!
- 年齢を考慮したクラリネットマウスピースの選び方
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは 長年(15年ほど)使用していた5RV Profile88がスリ減ってしまったので、昨年10月末に手持ちのストックから5RV Lyer Profile88に替えました(^^; >クラリネットを始めてもうすぐ2年の初心者ですがかなりの高齢者です(笑)クラリネットはYCL450でマウスピースはバンドーレン5RV、リードはバンドーレン青箱21/2とオーソドックスなものでやっております。曲は「素敵なあなた」「小さな花」「枯葉」等JAZZぽいものを練習しております。今度マウスピースを変えてみたいのですが5RVから5RVライヤーだと変化はどの程度あるものでしょうか? 吹き手の経験年数によって全然違うともいえるし、ほとんど同じともいえる不思議なお道具がマウスピースです(^^; σ(^_^;は、5RVが大好き派なので肩を持ってしまいますが、ぢつは色々なマウスピースを遍歴(浮気)して回って、また5RVに戻ったんです(笑)一番楽なので それなのに15年で逝ってしまって、控えの5RVもいっぱいあるのですが、茶色と黒のマーブル模様2トーンカラーのマウスピースは逝ってしまった5RV Profile88と一緒に買った5RV Lyer Profile88だけなので、無理して使っている状況です(^^; 違いは、息の入り方です。 5RV Lyerは、楽に息が良く入ります(^^) その換わり、長いフレーズが息不足になって続かなくなります(^_;) つまり、楽に息が入って大きな音が出やすくなる代わりに息をその分多く必要とするわけです(^^; 下記にメーカーのカタログの抜粋を書いておきます(^^) Modは型番、TipOpはティップオープニングといってマウスピースとリード先端で作る開き幅(mm)、FacLenは、フェイシングレングスといってマウスピースにリードを取り付けた時にリードが振動出来る長さ(横からみるとリガチャーで止めた部分の隙間始めと先端までの長さでS=Short/M=Medium/L=Long)、Reedはバンドーレン青箱(Traditional)の推奨番手の範囲、CommはメーカーのCMです 以下引用------------------------------ Mod TipOp FacLen Reed Comm 5RV 1.065 MS 3-4 歴史が証明するプロ用のマウスピースです。品質と伝統を誇ります。 5RVL 1.09+ M 3-4 5RVより開きが大きめで、フェイシングも長くなっています。 M30L 1.135 L 3-4 5RVライヤーよりもティップオープニングが広く、またフェイシングが長いので、より柔軟でまろやかな音を生み出します。 このマウスピースは比類のないサウンドです。 B40L 1.175 L 2-3 まろやかさと豊かな色彩感が完璧に融合されています。特に高音は吹きやすくなっています。 引用終わり----------------------------- 5RV Lyerは、5RVに較べて先端の開きが大きいので、息が多く必要になると共に大きな音が出せる可能性がありますし、フェーシングも長いので息の力でリードをしならせるための力も多く必要になります(^^; その結果、5RVよりも豊かな音が出せるとなるわけです(^^) >又B40ライヤー、B30ライヤー等は初心者には難しいのでしょうか?今の5RVより楽に息が入るものが欲しいのです。 B30 Lyerは、M30 Lyerの勘違いでしょうか(^^;? 5RVに較べて、かなりティップオープニングも広くフェイシングレングスも最長になるということは、同じリードを付けたら相当ヘビーで体力が無いととても吹くことが出来ない仕様です(;_;) なので推奨リードの番手は、5RVより柔らかいモノを使うように素証されています(^^)v M30 Lyerは、M30がきつすぎたのでティップオープニングを押さえて5RVとほぼ同じ推奨リードを使えるように改善したモデルで女性のプロ奏者さんに人気があるようです(^^) >もちろん技術が一番なのはわかるのですが年齢のせいもあって少しでも楽なものがあればとお尋ねします。 5RVは、バンドーレンのマウスピース事業の創始者であるクラリネット奏者でもあったロベルト・バンドーレンの頭文字をとった5番目の作品といった意味合いがあって、30~40年ぐらい前ですと2RVというマウスピースもありました(^^; その頃は、オーケストラの音量も小さかったのでクラリネットにもパワーを求められることは無かったので5RVで十分だったのですが、現在のオーケストラのように幅の広いダイナミックスが求められるにつれ、奏者も豊かな音量を求められるようになり、キツいマウスピースがたくさん作られるようになりました。 楽なモノは何かと聞かれたら、迷わず5RVと答えますよ(^^; もちろんM30 LyerでもB40 Lyerでもリードの番手を選ぶことによって、吹きごたえの若干の調整は可能ですm(__)m