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クラリネットのリード・マウスピースについて
クラリネット歴12年になる女です。 最近音色がなかなか納得のゆく仕上がりにならず、 困っています。 楽器はヤマハのVEをずっと使用しています。 マウスピースは、昔は5RVライヤーで、 リコのグランドマスター赤箱を合わせていました。 5年ほど前からは重厚感のある音色を目指して。 マウスピースをM15にし、 リードは銀箱3 1/2かV12の3 1/2を使用していますが、 吹奏感は悪くないのに、潰れたような音色で、 軽いリードを吹いた時のような音になります。 音域の変化に伴い、ピッチも不安定気味になります。 リードを銀箱の4にすると上記の事はマシになるのですが、 息が持ちません。 今後バンドレン青箱の3 1/2又は銀箱? 3 1/2+を試そうと 思っているのですが、そもそもマウスピースが合っていないのでしょうか? ちょっと重めの吹奏感で、少し暗めの芯のある音色が好きです。 なかなか一概には言えないと思いますが、 アドバイスお願い致します。
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- A88No8
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こんにちは #1お礼コメントへのお返事です(^^; >いまのM15で厚めのリードを合わせる→アンブシュアに力が入る→音が潰れる のような気がしていまして、 > 厚めのリードを合わせるから音の立ち上がりも悪いのかなぁと思っております。 σ(^_^;も厚めの(厚すぎる)リードは、音の立ち上がりが鈍いと思います。 σ(^_^;は、、はリードを選ぶときにffでスタッカートで吹いたあとにppでスタッカートを吹いても同じような切れのある演奏が出来るかどうかで音の立ち上がり評価をします。 ffでよくてもppで同じように出来なかったら演奏不可能なので(-.-; でも厚めのリードは、大音量でも崩れないんですよね~(^^; で、小音量のコントロールが難しい… やはり、ソロ向きだと思えまする。 σ(^_^;のように吹奏楽のその他大勢並クラの場合は、コントロールしやすくて、そこそこの音量の方が表現が自由になるので好きです(笑) >一説によるとM15は特殊なマウスピースとも言えるようですので、 >自分には合わなかったのかなぁと思い始めていました。 カタログの数値で見る限り厚めのリードを吹きやすくするための設計のようですからねぇ(-.-; >ちなみに、理想の音は東京佼成の小倉さんに、もうちょっと芯がある感じです。 >(小倉さんを否定しているわけではなく、好みの話です!!) >透明感があるけど、芯がある・・クラリネットらしい、木質の重厚な音が好きです。 小倉さんは、SEV master の小倉モデルをお使いのようですね。 マウスピースは、5RV$と同じく一般的なバンドーレンのB40。リードは、RICOコンサートグランドとかTKWOサイトに紹介されていました。 メーカーアドバイザーをされている方の楽器は市販品になる前のテスト機的要素があって市販品と同じとは限りません(*^_^*) ご存じですよね(^_-)-☆ ビュッフェ・クランポンやセルマーは、アドバイザー向けに作ったものをそのまま市販品にしてしまうことがあるらしく購入したアマチュアは苦労してしまうことがあります。 σ(^_^;が購入したある、おフランスメーカーのモデルは右手薬指のトーンホールが大きくて指の幅がぎりぎりだったのです。 慣れれば何とかなるかと思いましたが、どうにもならなくて中古楽器屋さんに引き取って貰つた辛い思い出が(^_;) アドバイザーの指が太いなんて! 新モデルに飛びつくと痛い目に遭うといういい勉強になりました(笑) ちなみにトーンホールは、大きい方が音の粒立ちがよくスケールがはっきりするというのは、フルートを見れば納得されることと思います。 クラリネットは指の太さで制限されるのですわm(__)m
- A88No8
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こんにちは #1への補足ですm(__)m 質問者さんの意図からズレズレの助言でしたよね(^^; σ(^^;バンドーレンのマッピは、11・6、2RV、5RV、B40、B44、B45$、M15、 Masters CL4と経験しましたし今も持っています。 どれも音色は変わりません(^^; リードの番手を変えると軽い音から重めの音になる幅はもちろんありますが楽器を変えるほどではありません。 例えばσ(^^;メインの並クラ(ContinentalはR13系)のバレルをメーニッヒバレルに変えたら、明るさが薄まって太く暗いイメージに換わりました。 それと比べると同一メーカーのマウスピースとリードの組み合わせを変えても、さほど変化の幅は小さいと感じているのです。 もし質問者さんがSEだったら、とても音色に個性がきつい楽器なので無理な気がします(;_;) だったらヤマハの中で自分の要求に答えてくれるという方(赤坂さんとか藤井さんとか)のいる別モデルで違いを知っておくべきだと思うのです。 それとマッピを変えるときは、従来の仕掛けは温存して新しいマッピと今使っているリード(M15なら5RV$で厚いなと思って使わなかったリード)でこっそり使いこなしを自信が持てるまでいっぱい試して準備することがいいと思うのです。 合奏で従来のレベルから落ちたパフォーマンスは認めてもらえないのですからm(__)m >リードを銀箱の4にすると上記の事はマシになるのですが、 息が持ちません。 リードは生物なので、固さ柔らかさはケーンの生育状態に左右されます。温暖化が進んでいる現在の状況では年によって大きく違う場合もあるので長い目で見ることとマッピに合うように調整する技術を専門家の方に学んでくださいねm(__)m
- A88No8
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こんにちは >クラリネット歴12年になる女です。 かなりの腕前と思える経験年数ですね(^^) ということで、音色を改造したいというかなり高度なお悩みを お持ちなのですね(^^; お役に立てるかわかりませんが、ご質問の文面に感じたことを 差し上げたいと思いますm(__)m σ(^_^;の並クラは、Buffet Crampon Continental(復刻版)、バンドーレン∞シリーズ5RV、バンドーレン青箱3番な構成です(^^; > 楽器はヤマハのVEをずっと使用しています。 >マウスピースは、昔は5RVライヤーで、 >リコのグランドマスター赤箱を合わせていました。 ヤマハのVEというモデルは吹いたことがありません。 12年前だとSEV masterは生まれてないと思えるのでSEかSE-V のどれかかもしれませんね(^^;SE、SE-Vは試奏したことがあります。 それとリードにお金をかけてますね(^^;さすが 質問とは関係ないけれど「リコ」のブランド名は「ダダリオ」になるそうですよ(-.-; http://www.daddariowoodwinds.jp/bland.html >5年ほど前からは重厚感のある音色を目指して。 >マウスピースをM15にし、 >リードは銀箱3 1/2かV12の3 1/2を使用していますが、 >吹奏感は悪くないのに、潰れたような音色で、 >軽いリードを吹いた時のような音になります。 >音域の変化に伴い、ピッチも不安定気味になります。 >リードを銀箱の4にすると上記の事はマシになるのですが、 >息が持ちません。 まずマウスピースとリードをいつも使っているものから同時に換えてしまうのは、かなり冒険ですよぅ(;_^) おそらく今まで使っていたリードでM15は頼りなく感じたのでしょう。 5RV$のティップオープニング(以下TOね)は、1.09mmでフェイシングレングス(以下FLね)はメディアム(M)なので、どちらかというと柔らかめのリードに合うタイプ。 M15のTOは、1.035mmでFLがロング(L)なので、どちらかというと堅めのリードに合うタイプ。 経験では堅めのリードを育てるのもウォーミングアップするのも大変という感じを持っています。青箱の3半のリードが、本当に使いやすく鳴るのは2時間の練習の終わり頃。それまでは息が持たない、コントロールが不自由という状態に耐えて耐えて、いつもこれからという時に合奏練習が終わりになって吹き足りな~いというジレンマを抱えてました。 ということでM15は、リードを大事に育てて、かなりガチガチ性格にになったときに本領発揮じゃないですかね。 ぢつはσ(^_^;もM15を1本持っているけど使ってないです(笑) 今使っている5RVがダメになったときに使いこなしてみようと(゜o。)☆\ばきっ 銀箱がリコのエボリューションのことならアンファイルド・カットも試してみました? 皮をむいているファイルド・カットより吹きごたえがあると思いまする(^^; > 今後バンドレン青箱の3 1/2又は銀箱? 3 1/2+を試そうと >思っているのですが、そもそもマウスピースが合っていないのでしょうか? 5RV$と同じように使えるかという観点からだとYES。 5RV$に近いのは、B40とかB46だと思います。 ウォーミングに十分時間が取れるならM15で厚めのリードで重厚な音色を作ってみるのも楽しいと思いますがσ(^_^;のようにパッと楽器を組み立ててすぐ本番。というような余裕のない場合は、柔らかめ仕掛けでないとやっていけません。 >ちょっと重めの吹奏感で、少し暗めの芯のある音色が好きです。 >なかなか一概には言えないと思いますが、 ヤマハのSEは、かなり明るいきらびやかな音色を持つ楽器です。 SE-Vもやっぱりその傾向があります。 暗めの音(太い?)を目指すのだったら、もともとフランス式の楽器(ベーム式)は明るい系なので各社メインの楽器よりもクランポンだったらフェスティバル、セルマーだったらレシタルといったドイツ式の楽器(エーラー式)の音色に近づける設計をした楽器の方が楽に作れると思います。 ヤマハだったらSEV masterやIdealそしてSE Artist Modelを試奏してみることをお薦めします。試奏はタダだから(*^_^*) それとフランス式の楽器の性格を引き立てるために作られているフランスのバンドーレンやセルマーのマウスピースを選ぶのも芸がないかも… ここはドイツのビルシャー社のフランス式向けマウスピースに換えてしまうのがいいかも。バンドーレンのB40は、世界的名器なのでビルシャーのマウスピースもB40から移行しやすいように設計されていると聞きました。 σ(^_^;も欲しいのだけれども先立つものが…(;_;) 最後にリコ(ダダリオ)のサイトにバンドーレンと自社のリード番手の比較表があるのでご参考までm(__)m http://www.daddariowoodwinds.jp/chart_clarinet.html
お礼
こんにちは、詳しい回答ありがとうございます!! どちらの回答も、読んでいてとても楽しかったです。^^ バレルの変更は自分にはまだまだ恐れ多い気がしていました^^; 早速楽器屋さんで試奏してきます!! もともとの質問が言葉足らずだったのですが、 音色を変えたいのもあるのですが、どちらかというと吹奏感を変えたいと思っています。 いまのM15で厚めのリードを合わせる→アンブシュアに力が入る→音が潰れる のような気がしていまして、 厚めのリードを合わせるから音の立ち上がりも悪いのかなぁと思っております。 一説によるとM15は特殊なマウスピースとも言えるようですので、 自分には合わなかったのかなぁと思い始めていました。 ちなみに、理想の音は東京佼成の小倉さんに、もうちょっと芯がある感じです。 (小倉さんを否定しているわけではなく、好みの話です!!) 透明感があるけど、芯がある・・クラリネットらしい、木質の重厚な音が好きです。