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フレンチマリーゴールド フラメンコは食用できますか
- フレンチマリーゴールドの種子をエディブルフラワーとして購入しましたが、クセが強すぎて食用には向かないという記載があります。
- フレンチマリーゴールド フラメンコはエディブルフラワーとして利用可能ですが、クセが強く食べる際には注意が必要です。
- フレンチマリーゴールド フラメンコは綺麗な花であり、エディブルフラワーとして利用できますが、クセの強さには注意が必要です。
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- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6888/20370)
花びらをばらばらにほぐして ちりばめる程度に入れます。 丸ごとの花を食べるのではありません。
- bannzaiusagi
- ベストアンサー率74% (562/758)
お望みになっていた様な回答では無いかもしれませんが・・・。 同一の品種でも評価が変わっているのはおそらく「それぞれで環境や栽培設備・方法が違っていたから」です。もしや参考になさったのは「種苗会社が書いていた情報」や「エディブルフラワー生産者ではない人」が育てて食べてみた感想ではありませんか? まず購入されたフレンチマリーゴールド種子は「エディブルフラワー栽培専用」として生産・販売されていた種子なのでしょうか? エディブルフラワー栽培専用にと生産され種子を採る、親株の内から無農薬や低農薬で育てられ採れた種子であるときちんと保証されていないと(無農薬栽培なので最低3年以上土壌に病害虫駆除予防剤や除草剤など使われていないなどが条件)素人が安心して食用目的で栽培できる種子とは言えないです・・・。 食用栽培専用種子採り株として生産された株から採られている種子では無い物や不明な物なら、もしネットの販売サイトの説明に「エディブルフラワーにも利用できる」と書かれていたとしても、それはあくまでもひとつの情報に過ぎず「その種子そのものが利用できる」と言うより「利用できる種子もある」と言う程度のもので、その種苗会社のその種子を実際にエディブルフラワー生産者が使っているとは限りません。同じ種苗会社でも生産者用にと書いた種子の説明をそのまま一般向けの種子の方へも使ってしまい一部一般向け種子には当てはまらない内容が書かれているかもしれませんし(農資材屋さんをよく利用する為、見比べてみて何度か見つけた事あり)、ネット上では他所の情報を勝手にコピペして不正利用している場合も時折見かけるのであまり信用はできません・・・。 そもそもエディブルフラワーの生産は生食する目的で安全性や衛生面が問題になってくるので農林水産省のガイドラインに基づいて行う農家がほとんどです(ガイドラインは検索してみてご一読なさってみて下さい)。 使う種子も生産者自ら自家採取するか株分け、エディブルフラワー栽培専用種子ときちんと袋やラベルに明記され保証済みの種子を海外から個人輸入したり国内種苗会社の生産者対象向けカタログで注文して買ったり(食用目的栽培生産者向きの容器に詰めて販売する製品なので農資材屋以外で店頭販売する事も少なく一般には出回りにくい・量も多く使い切れない)生産組合があるなら種苗会社から一括して組合が購入して各生産者へ種子が必要分だけ配られる、または組合の方ですでに苗まで育ててから各生産者へ配られますので、一般の人が購入できる種子と生産者が使う種子はたとえ品種が同じでも品質自体が違い、種子の外観の見た目はほぼ同じでも親株の栽培方法や含まれている成分は違うのです。例えれば同じ野菜の同じ品種なのに普通に栽培され出荷されスーパーの野菜売り場で売られているものと、完全無農薬有機栽培されきちんと表示されている物の様な違いがあります。 もしお買いに成った種子がエディブルフラワー栽培生産者向け種子と確認できないのであれば、食用目的で種子を蒔き栽培する事自体諦めた方が良いです。花を生で食べるには安全性や衛生面の方に不安があります・・・。 普通、鑑賞目的の園芸品種の市販の種子は初期に出やすい病害虫予防や休眠する性質を打ち消す目的などで薬剤が数種類すでに染み込ませてあり、野菜の種子とは基準が違って人体に有毒な種類も使われており残留期間も長くて食用には使えません。薬剤の残留期間は長く親世代に使った薬剤の成分が次世代にまで受け継がれるものもあります。例えばジャガイモ栽培で市販の種芋を使う様に病害虫予防の農薬がたっぷり中に残留させてあって芽が出てもしばらくは効果が続くようになっているからで(以前種芋生産農家に教えて貰いました)本来鑑賞目的である園芸品種の生産種子の場合、外国で生産されて日本が輸入し種苗会社が小分けし詰め直したり生産国で小袋に小分け済みのを自社の袋へ入れて販売するので、薬剤の基準も揃っておらずどんな薬剤がどのくらい使われていたかがわかりませんから、例え同じ品種の種子でも鑑賞目的栽培用ののを食用目的栽培に使えば薬物残留が心配です。 市販野菜の種子の薬剤成分でも芽が小さいうちの食用は念のために避ける事が推奨されていますし(種子のままでは有毒なので食べない様に袋に明記してあります)ハーブの種子も良心的な種苗会社や種子生産者だと無農薬で栽培した物です。モヤシや芽野菜の一種であるスプラウトや、苗を食べるベビーリーフ栽培専用として売られている種子は大抵が無農薬栽培で種子への薬剤も使われておりません。 エディブルフラワー栽培専用種子とはっきり保証されている種子以外は種子採り親の時から食用向けになると想定されて栽培されてはいませんので、その種子から育った株の方にもしまだ農薬などが残ればもちろん花の方にも残っているのです。 栽培方法は土での栽培予定なのでしょうか?屋外での栽培だと植物の質が柔らかく育ちにくく、頑丈に育てば固くなりがちでアクも強く食味が悪く成りがちですが、ビニールハウスや温室を設置して中で土を使わず水耕栽培などができますか。ビニールハウスや温室内を設置して育てられないなら、花に飛来してくる昆虫が花弁に留まり付着させる菌の対策も必要ですし(昆虫が受粉させてしまえば花弁はすぐ萎れますし)水耕栽培ではない土での栽培の場合は病害虫に遭うリスクや土壌由来の環境や養分のバランスの関係などから、色や形が綺麗に咲かなかったり人には都合の悪い点が強調されてしまいがちです。栽培した食用の花を収穫後綺麗に洗うのは質が柔らかくて傷つきやすいため難しく見た目が綺麗に見えても衛生面に不安が残ります。何らかの方法での殺菌処理が必要ですが、そちらの方は大丈夫ですか? もしも現在お持ちの種子の品種が園芸品種では無かったのであれば種子の自家採取だけなら無農薬の土壌で3世代ほど繰り返せば農薬残留の無い種子が採れ、その種子から適切な設備や環境を整えて水耕栽培ができるとエディブルフラワーの自家栽培も出来ましたが、今回の場合園芸種の品種名があるものですよね・・・。品種名のあること、特に日本では一年草扱いの物は種子で世代を繰り返すと残念ながら花の特徴が失われやすいので種子の自家採取は基本行わない方が良いのです・・・。実際私も過去に品種名のある園芸種のフレンチマリーゴールドを栽培し種子を自家採取して翌年蒔いて育ててみましたが花の大きさや色合いや模様の入り方にばらつきが出て、それ以来栽培したい品種が有れば種子は新たに購入して蒔いています。 それと、フレンチマリーゴールド自体が本来は食用向けでは無いと思いますが・・・。フレンチマリーゴールドの多くは花弁の味も香りもクセが強く生での食用には向かない物です・・・。食用目的でその味を消す様にとしっかりと品種改良された品種でも無い限り、残念ながらその味は人の思うようには改善できにくいです・・・。 これには訳があり、エディブルフラワーに使われる花には昔からハーブとして使われていた植物の花が選ばれている事が多いのですが、ハーブとして使われていても花の部分は味が悪くてそのまま食べる習慣がなかったのに(乾燥させてから煮出したりなどの加工が必要)途中で他のハーブの代用品として花も使われ始めた「利用には最適とはいえない」ものも含まれています。 フレンチマリーゴールドの場合、元々はポットマリーゴールド(和名キンセンカ。原種の花が昔からハーブとして利用されてきた)と言う別種の花の代わりとして利用される様になりましたが、本来両者は全く関係ありません。 元々自生していた国でポットマリーゴールドの方の効能が先に見つかり昔から利用されてヨーロッパ全体へ広まり、ヨーロッパの国が支配した遠方の植民地などでポットマリーゴールドが元々生えていない・気候が違って持ち込んでも育てられない国で代わりとしてフレンチマリーゴールドが選ばれ同じように利用されはじめました。姿は似ても似つかないのに名前が似ているのはそのためです。効能が花弁の色素由来なので大きな支障もなくその後情報が混同されてしまって現在では同じように使われている様です。 ハーブの代用品には他にジャーマンカモミールの代わりにローマンカモミールを使うなど、いくつかの例がありますが(フランスではフィーバーフューの事をカモミールと呼びます)、総じて代用品の方は目的の効能が低めだったり他に何らかの難がある物も多く(ローマンカモミールも風味が悪い)フレンチマリーゴールドの場合その味なのです。確かエディブルフラワーの方も外国では最初ポットマリーゴールドの方を良く使っていたはず。最近ネットでのポットマリーゴールドの効能紹介で画像にフレンチマリーゴールドの花が間違えて使われているのを見かける事があるので情報が混同されていくうちフレンチマリーゴールドの方までもが食用に使われるようになってしまった可能性もあるかもしれません・・・。 健康上の問題から、市販の種子からのエディブルフラワーの栽培はできるだけ避けた方が良く、エディブルフラワー栽培専用に使える種子での栽培ができるとしても雨での泥跳ねや土埃が付き易かったりや昆虫が飛来する屋外栽培よりも、虫が入り込まない様に細かい目の網とビニールを張った小型ビニールハウスなどの中で水耕栽培が行えるなら自己責任で。ご自分一人だけで食べるなら自分さえ納得していれば済みますが生で食べる物なので安全性が確認済みの適切な殺菌処理を自分で行えないのなら、誰か他の人も食べた時その人たちに何か起こってしまってからではもう遅いので栽培は最初から諦めた方がよさそうです・・・。