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和服(衣、袈裟)を縫うミシンは、何が良いのでしょうか?
法衣、袈裟などを縫って見たいと思います。 一度、手縫いで作ったことはありますが、さすが、プロとは違って縫い目はそろわず、良い出来とは、言えませんでした。 そこで、現代風にミシンで、作ってみたいのですが、さて、どんなミシンが良いのやら・・・? 直線縫いが多いこと、絽など、柄合わせや、紋付だと、裁ち方、併せ縫いなど結構勉強しないといけないところは、多いと思いますが、 最近は、和装教室のおけいこごとも近くには無いし、 どうしたら、ミシンを使って、法衣が縫えますか? しつけ糸の張り方とかも知りたいところです。 法衣屋さんへ行っても、縫い子さんが、店に居ることは少なく法衣屋さんが、染め屋、裁ち屋、縫い子などもって歩いているみたいで、良く解からない世界です。 何か、アドバイスをください。ちなみに、男性です。
お礼
私は駆け出しの坊主です。お寺に「たのもう」って、言ったら、自分の着るものは自分で作れと言われて、法衣を縫ったのが、自分で作った最初で、最後?ですね。ちょうどURLように。つまり、全部手縫いです。指が痛くて筋肉痛で大変でした。それでも、真冬で着るものが無いので、1週間で、(このままでは、凍死してしまう。そととの境は障子紙1枚で、そとは雪。ちゃんと縫っていれば、ろうそくのあかりがあるだろう。ろうそくが消えなければ凍死はしないんだよと言われました)袈裟と坐具とラクスは作りました。今は、いわゆる2枚目の身です。針と糸を持ったのは、小学生の時、授業でさわったくらいです。手縫いという訳にも行かず、ミシンの押さえと送りの部分が加工された、和裁用ミシンがほしいです。紗の生地は、糸を引っ掛けたらおしまいです。送りが、スムーズなミシンでないと無理でしょうね。日本の絹は、芯から絹の生地は、もう無いみたいです。芯はポリエステルで、絹糸を絡めたもの。絹に似せた化繊というのは、絹ナイロンを巻きつけたものです。昔の女性ストッキングが絹からナイロンに変わったように、ほとんど化繊のまざっていない、本絹生地は、国産では見かけませんね。お寺は、手縫いの心を、メインにしていますから、私のように、ミシンを使おうなんて考えは、教えてくれない。手で縫うときは、きゃく刺といって、一度前へ進んで、元の位置に戻ってまた前に進むという千人針みたいな縫い方をしますので、とても大変なんです。しかし、法衣屋さんで売っているものは99%ミシン縫いです。商売になりませんので。10年掛かって縫いましたので、方丈様、着てください。と、持ってこられる檀家の人も見えましたし、昔は多かったです。すでに、みなさん、お亡くなりになってしまいました。和裁ミシンについての本や参考になること。糞雑衣の場合は、生地の質はばらばらで、自分で、バイアス方向を見つけて柄合わせをしないと、ぽっこり膨らむ縫い目ができるのは、よくあります。そこのところが知りたいところです。丁寧に、しつけされたものを、縫いなさいならできるかもしれません。親切に答えてくださって、ありがとうございました。そのとき指導してくださった坊さんもお亡くなりになりました。