- 締切済み
いつから女性アスリートが筋肉もりもりになったのか
オリンピックに出ている女性アスリートは筋肉もりもりの女性たちですが、 1964年の東京オリンピックの記録映画を見ると、当時の女性アスリートは今の女性アスリートほど筋肉もりもりでない気がします。 体操のベラ・チャスラフスカ選手などは、今の女性体操選手とは明らかに体が違います。 いつごろから女性アスリートが筋肉もりもりになってきたのでしょうか。 ぼくが考えるには、1970年代くらいから、東ドイツの女性アスリートが筋肉もりもりになってきたのではないかという気がしますが、それは違うでしょうか。 教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- aeromakki
- ベストアンサー率36% (870/2378)
私が学生の頃は、トレーニングマシンってなかなかなかった気がします。 今と違って、ジムなんて全然なかった気がする……。 今はジムに行くとか、ごく普通の話だし、ボディビルダーに女性も増えました。 女性アスリートが筋肉モリモリなのは、ドーピングばかりじゃないですよ。 プロテインとかBCAAだーとか言って、そこらのオジサンオバサンが飲んでるのに、 アスリートなら普通に質の良いもの摂ってるんじゃないですか?(^^)
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6875/20335)
ソビエトの イリーナ・プレス タマラメプレス姉妹が金メダルをとったのは 1960年 1964年のオリンピック。 そして 1978年から選手のセックスチェックが行われるようになりました。 それ以後 タマラ姉妹は出場していません。 替わって東ドイツの選手が筋肉増強剤をつかって 筋肉もりもりに 興奮剤を使ったり 筋肉増強剤を使って記録を伸ばすことは1960年代からも禁止されてきましたが ただ規則を作っただけに過ぎなかった。というのも 判別する方法がなかった。それが専門の機関ができて 研究も進み 検出できる薬物も増えて 規則のほうもはっきりとペナルティーを明文化するようになりました。 しかし ひとつ 明るみに出ると 他の方法が考え出されるいたちごっこは今でも続いていますね。 女性は 男性ホルモンの投与だけで簡単にできてしまう。 そんな事情があるからでしょう。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11072/34514)
>1970年代くらいから、東ドイツの女性アスリートが筋肉もりもりになってきたのではないかという気がしますが そうですね。80年代頃に当時のソ連及び東側諸国、特に東ドイツが驚異的な記録を沢山生み出しました。当時NHK特集で東ドイツが「国の威信をかけた国家レベルの育成システムができている」という番組を放送したのを見た記憶があります。 1986年、東ドイツのユルゲン・シュルトは円盤投げで74m08という記録を残し、これは未だに破られていません。同じ86年にソ連のユーリ・セディフはハンマー投げで86m74を記録し、これも現在では破られていません。 女子に目を移しても、87年にソ連のナタリヤ・ロソフスカヤが砲丸投げで22m63を、88年に東ドイツのガブリエレ・ラインシュが円盤投げで76m80の記録を残し、どちらも未だに破られていません。 はい、ここまで書いておおよそお察しいただけたかと思います。当時のソ連及び東側諸国、とりわけ東ドイツはドーピングを使って選手を強化していたのです。 その「ドーピングの悲劇」として有名なのが、東ドイツの女子砲丸投げの選手であったハイジ・クリーガーです。思春期にコーチに渡されたドーピングをいわれるがままに服用していた彼女は肉体も精神も男性化してしまい、後に男性に性転換してしまいました。 90年代、中国で「馬軍団」と呼ばれた女子陸上選手がいたのを覚えていますか?圧倒的に強くて。だけど常にドーピング疑惑が囁かれていて、今はあの軍団の強さはドーピングによるものであるだろうとされています。 極めつけが、あのフローレンス・ジョイナー。彼女が88年のソウルオリンピックの100mと200mで出した記録は未だに破られることがない記録ですが、彼女は98年になんと38歳という若さで急性心臓発作で急逝してしまいます。 というわけで、質問者さんのいう80年代前後くらいの女子アスリートの筋肉モリモリはドーピングの影響が大きかったといえると思います。まああの頃はね、マグワイアとか覚えていますか。不自然にマッチョな人が多かったですよね。 今の女子アスリートは、ドーピング検査がありますからあの頃ほどにはマッチョではなくなりました。しかしその一方で「こいつがホンマに女子なのか問題」というのが出てきました。 南アフリカのキャスター・セメンヤは女子陸上中距離で圧倒的な強さを持つ選手ですが、「こいつホンマに女け?」と思うような見た目です。実際、彼女は子宮や卵巣がなく、未熟な精巣を持っているそうです。この精巣のおかげで男性ホルモンが大量に出てくるのでスポーツに圧倒的な強さを持っています。私も「子宮と卵巣がなくて精巣があるなら男やんけ」と思うのですが、医学的には女性になるそうです。いま、セメンヤ選手は「男性ホルモンを抑える薬を使わないと競技に出させない」といわれていて、不服を申し立てています。