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自衛隊法に定める「国」とは?

学問的、学究的な意味ではなく、自衛隊法に記述するところの「国」とは具体的にはなんですか? 自衛隊とは日本国のなにを守るための組織ですか? ついでの質問ですが、他国と武力衝突を含めてなんらかの対立が生じたときに、これさえ守ることが出来れば最低限の国防の目的は果たすことが出来たと言えるものはなんだとお考えでしょうか

みんなの回答

回答No.7

「自衛隊法(昭和29年 法律第165号)」の第3条(自衛隊の任務)において、以下の通りの条文となっております。 第三条 自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。 2 自衛隊は、前項に規定するもののほか、同項の主たる任務の遂行に支障を生じない限度において、かつ、武力による威嚇又は武力の行使に当たらない範囲において、次に掲げる活動であつて、別に法律で定めるところにより自衛隊が実施することとされるものを行うことを任務とする。 一 我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動 二 国際連合を中心とした国際平和のための取組への寄与その他の国際協力の推進を通じて我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資する活動 3 陸上自衛隊は主として陸において、海上自衛隊は主として海において、航空自衛隊は主として空においてそれぞれ行動することを任務とする。 自衛隊法第3条に記載されている「国」というのは、国家の3要素といわれる、領土(領海も含む)、領民、最高決定権(主権)のことを示すと考えられています。 他の法律で、「国または地方公共団体」と記載されている場合は、「国」とは日本政府すなわち中央政府のことを指します。 追加質問ですが、これは国によって事情が違います。  例えば、イスラエルのように国土が広くなく、人口も多いとは言えず、周辺が敵対国で囲まれている状況ですと、戦争が発生した時点で「アウト」であり、他国が侵略する意図を察知した時点で、「予防的先制攻撃」を発動して、できるだけ国外すなわち侵略国において戦闘をして、短日時で決着をつける必要があります。  日本ですと、最初の第一撃のミサイルは防ぐことはできなくても、日本領土に上陸をさせなければ、防衛は成功したと言えるでしょう。反撃をするために敵対国に上陸する必要はなく、飛来した軍用機を片っ端から撃墜して、観戦を片っ端から撃沈しておけば、捕虜の処理は不要ですし、敵対国の戦闘要員を徹底的に減らせます。

hurukame99
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 今回はお礼のみにて失礼いたします。 言い訳をゆるしていただきたいのですが、仕事中の事故で視覚障害(失明ではないのですが)となり、最近、ようやく、パソコンのディスプレイを見ることができるようになりました。 お礼、返答の遅れましたこと、お詫び申し上げます。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.6

んー。まあ最終的には「政府」を守るためなんじゃないかなって思います。 「日本の領土を守るため」なら、なぜ海外派遣をするのかが通らなくなります。また過去に実績はありませんが、法的には治安出動も可能です。これはオウム真理教の一連の事件のときに銃で武装した麻原親衛隊がいるのではないかということで、検討されたことがあります。 相手が暴動集団やカルト集団である場合は「領土の侵略」ではありません。 で、自衛隊が誰の命令で動くことになるかといえば、それは内閣です。内閣ということは政府なので、つまるところはその時の日本政府を守るために自衛隊は出動(活動)するということになるかと思います。 自衛隊が海外派遣されて活動することで何が守られるかというと、日本政府の国際的立場ですからね。政府(内閣)が暴動する国民に対して自衛隊に「銃を撃て!」と命じたら、撃たなければなりません。 >他国と武力衝突を含めてなんらかの対立が生じたときに、これさえ守ることが出来れば最低限の国防の目的は果たすことが出来たと言えるものはなんだとお考えでしょうか 「国からの命令を守る」ことでしょうね。かつて大日本帝国陸軍という組織は、軍隊を指揮する権利つまり統帥権は天皇直属であり、内閣(政府)ではないという理由で国(政府)の命令を聞かず、独断専行で果ては満州事変まで起こしてしまいました。 例えば尖閣諸島に「親中国系武装組織」が上陸して占領した。それに対して国が「尖閣諸島を海上封鎖するように」と命令したにもかかわらず、独断専行して島に攻撃を加えて上陸作戦を敢行して島を奪回したら。 こういうときに国民が「よくやった!」と称賛しそうで怖いです。「成功したからセーフ」だと、失敗するまで独断を許すことになります。先の大戦で大日本帝国が滅亡したのは、それも原因のひとつです。自衛隊は財務省や金融庁などの官僚組織のひとつです。財務省が勝手に「消費税は20%にしますんで」とか決めてはいけないじゃないですか。

hurukame99
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 今回はお礼のみにて失礼いたします。 言い訳をゆるしていただきたいのですが、仕事中の事故で視覚障害(失明ではないのですが)となり、最近、ようやく、パソコンのディスプレイを見ることができるようになりました。 お礼、返答の遅れましたこと、お詫び申し上げます。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.5

国民の生命財産。国の主権。

hurukame99
質問者

お礼

回答ありがとうございます 賛成はいたしかねますが、明確な回答に好意をもちました。 余談かもしれませんが、互いに、己の主張を明確に述べることから議論が始まり、正誤なり妥協点が定まるものと思っております。 私の考えでは、自衛隊が守るべきものとは、領土、領空、領海です。世界地図上から、日本の国境線が消失しなければ、例え、他国による傀儡政権が始まろうと、自衛隊はその任務を全うしたのではないでしょうか。傀儡政権から主権を取り戻すのは全く別の問題と思っております。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8469/18132)
回答No.4

国の(1)平和と(2)独立を守り(3)安全を保つために,国の防衛をおこなうのが任務です。 平和とは,国民が戦争に巻き込まれないようにすること 独立とは,政府が外国の言いなりにならないようにすること 安全とは,国民が安心して生活できることです。 > これさえ守ることが出来れば 領土,領海,領空などの領域...一部が失われたら国防の目的の一部は果たせなかったということになります。 国民...人命が失われたら国防の目的の一部は果たせなかったということになります。 政府...傀儡政権ができたら国防の目的は果たせなかったということになります。

hurukame99
質問者

お礼

回答ありがとうございます 自衛隊法では、なにをもって「国」というのか 平和と安全はは守られてきたと思います。ただし、自衛隊によってではなく歴代政権の手練手管によってと思っております。(厳重な但書:過去から現在にわたる自衛隊員の日々の訓練や活動を無意味だと言っているのではありません。その積み重ねが、将来において国防に益することは確かです) 独立については疑問です。日本の主都の制空権がアメリカ国によって制限されている(有体にいって、無い)現況(知らない人が多いようですが)で自衛隊はなにを守っているのでしょうか 返信の遅れましたこと、お詫び申し上げます。 浮世のあれこれ、お察しくださいませ。

  • NOMED
  • ベストアンサー率30% (522/1725)
回答No.3

国・・とは、日本の法律が及ぶ範囲で、権利と義務が発生する地域を指すかと思います

参考URL:
https://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/seisaku/kihon03.html
hurukame99
質問者

お礼

自衛隊法にある「国」の定義として、まことに妥当とおもいます。 返信の遅れましたこと、お詫び申し上げます。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.2

一言で言えば国の「主権」じゃないですか。 国(国民、領土)を統治するための権力 他国に従属しない独立性 統治する方向を決めるための政治 日本では、「主権」は国民が持っていることになっています。

hurukame99
質問者

お礼

回答ありがとうございます 「主権」を守る、ということであれば、自衛隊の幹部が、現政府は国民の主権をないがしろにしている、と判断すれば、軍事クーデターの正当性をあたえることになりかねませんか?そのような例はポルポト政権にもあったような気がします。(ポルポト政権の樹立時は国民の歓迎を受けたようです)現自衛隊幹部には、私は全幅の信頼を寄せておりますが、いつかは後進と入れ替わります。自衛隊の守備範囲をもっと明確に制限すべきかと思います。 返信の遅れましたこと、お詫び申し上げます。 浮世のあれこれ、お察しくださいませ。

回答No.1

私の考えでは、領土です。 戦時には国民はある程度死ぬのだし支配層やその旗印がどうなろうと 立て直しはできるでしょう 九州にも天皇の子孫がいます。

hurukame99
質問者

お礼

回答ありがとうございます >領土です 明快な回答です。好感を持って拝読いたしました。 ただ、立て直しのために天皇が必須のものかどうか、おおいに議論を重ねたいところです。 別の機会に質問いたします。是非是非、ご回答をお寄せください。 返信の遅れましたこと、お詫びいたします。

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