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競技のルールについて
先天性異常で特定の肉体・知能的な競技について有利な者が存在したとして、競技から排除されることはありますか? あくまで、先天性な能力であり、後進への指導などによって一切継承できず。 しかしチャンピオンシップは総なめ、将来トレーナーの道は無いが。 現状では無敗・無敵で賞金を総取りの状態。 まねも訓練もできないために、その競技業界においては後進やライバルの上達・能力向上に貢献する要素が皆無。 競技前に該当者の勝利が確定しているために、ほとんど興業的経済効果も無い。 こういう場合に新設ルールにより競技に参加できなくなったりする事はありますか。 新設ルールを裁判などで撤回させることはできますか。
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はい、あります。 有名な例が、南アフリカの女子陸上選手「キャスター・セメンヤ」選手です。 彼女は先天的に性染色体異常の体質のため、テストステロンが男性並みに分泌されるため、当初はドーピングを疑われたそうですが、先天的な体質と判明しその疑いは晴れました。 ところが、彼女の記録が世界記録を次々に更新するほど圧倒的だったせいか、各国から彼女の「女性」としての資質に疑問符が付き、結局「競技から排除」されてしまいました。また、性別の認定も「性染色体」をベースにした認定に変更され、当然裁判になりましたが、セメンヤ選手の敗訴が確定したのです。 現在、彼女は母国でサッカー選手として活躍しているそうです。
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- Dr_Hyper
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恐らく,劇画チックなミュータントをイメージされていると思いますが, 深刻な問題としては実際にあります。 それはホルモンの問題です。もちろん男性ホルモン剤のドーピングが有名な話ですが,そうでは無くて疾患としてこれまでにも染色体がXYにも関わらず(つまり男性の染色体),女性の競技でメダルを取っていたという例が(世界大戦以前の都市伝説的なものも含めて)言われています。現在女性としてずっと育ってきたけど,遺伝子の検査をうけて男性だったという女性の形をしている方が居られ,そのなかで世界的な記録をだしているひとが実はいると言われています。これは正直惨くはありますが検査をすれば遺伝的に男性なので今回女性としての参加は認められない。と運営側も言えることなのでこれ自身ジェンダーとしては問題ですが,我々見ている方も割り切れる部分はあります。が現在検査の方法がもっと精度があがってきたために,もっと深刻なケースとして,ある陸上女子選手が,染色体は女性ですが明らかに能力がかけ離れておりしらべたところある種の病気でテストステロンの分泌量が著しく多い。つまりある種のドーピングのような状態が体内で病気の為につくりだされているというケースです。 この女性を排除する為に競技団体はホルモンの正常値の分泌量を測定してそれで基準を作るなどのことが検討されていますが,それは本当に良いのでしょうか。 という問題です。ある種開けてしまって分かるパンドラの箱のようなものですね。 あと,パラリンピックでは義足の幅跳び選手のほうが健常人の記録よりも良いのでは無かったでしょうか。
お礼
頭脳スポーツの例があれば教えてください。
実際にそのような事例はあるのかわかりませんが、 一般にそのような人はルールで想定されていないと思うので、本当の自分の能力(ドーピングとかでなければ)ならばルール上ではどれだけ有利でも反則にはならず、排除できないと思います。 もしそのような人が現れたらどうするのでしょう??
お礼
他の方が実例を示しておられるので。
お礼
実例があるとはビックリしました。 最初記憶に特殊な障害がある人のボードゲームによる有利程度を考えていたのですが。 遺伝子レベルとは深刻ですね。