1つの仕事だけ頑張っていれば食っていけそうと思われてるみたいですが、原則無理と思っていたほうがいいです。
在宅仕事一本でも食って行けるぐらい稼いでる人なら何人も知ってますけど、そういう優秀な人ほど、仕事を一つに絞ってないんですよ。
矛盾すること言うようですが。
日本は人口が減りますし、2020年には女性人口の半分が50歳以上になるとか・・・それに先進国は生産コストが高い分、もう従来通りの製造業とかじゃ稼げないんで、どんどん付加価値の高い知的集約型産業にシフトして行かないといけないのにそうなっていないから、国単位でどんどん貧乏になります。
そこで1つの仕事だけを普通に長期間やっていたら?
収入が上がるどころか下がるのが当たり前です。
で、周りの稼げてる人は、たとえば資産運用アドバイザー、フィナンシャルプランナーでも、社会福祉士の資格・経験も売りにしています。
前にも書いたように日本は貧困化しているので、昔は定年退職後、年に2回海外旅行する暮らしにはいくらかかる?・・といった相談も多かったのに、最近は貧困や引きこもり、介護や生活保護への関心が高まっています。
そこで障害者福祉や介護、生活保護の現状や現場を知る人にこそ、お金の相談もしたいという需要があるんです、でないと現状に即さないアドバイスしかもらえないかもしれないから。
それと重要なポイントとして、在宅で通信で完結してしまう仕事は、日本中、世界中の同業者がライバルになります。
質問者さんが一番物価も土地も安い場所にいるなら有利ですが、あなたより安い値段で受注する人がいたら勝てないし、国を問わない仕事なら日本よりずっと貧しい国で日本語の出来る人に発注すれば済む事です。
もっと言えば海外移民が増えていて、彼らは日本人より安く働く傾向があるので、彼らとの競争になることもあり得ます。
場所を問わない仕事にはそういう面もあります。
そういう諸々を理解している優秀な人たちほど、1つの仕事や資格で十分食えても、あえて別の切り口にもチャレンジします。
今食えないから掛け持ち・・じゃなくて、1つの仕事で勝つためにも、複数要素を持たないとダメなんです。
もう士業であってすら、普通にきまった業務ができるだけの人はありふれすぎていて一本じゃ食えなくなってきています。
今だけを見たらギリギリ生活が成立しているとしても、じきにそれだけは食えなくなると思います。
なのでやりたいのなら、基本スキルを身につけるのは当たり前で、そこに更に何を掛ければ差別化できるのかを考えるべきです。
お礼
ありがとうございます