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「内容が薄い」の定義とは。
映画や小説のレビューで「内容が薄い」「中身がない」という意見を見かけることがありますが、それに紐づく根拠がなかったり、内容を深掘りして具体的に批判していない場合がほとんどです。 つまり、映画や小説を観て違和感を感じたが、「内容が薄い」の定義が曖昧な状態でレビューしているのではないかと思います。 1.内容が薄い物語とは何ですか。 2.一方で、内容が濃い物語とは何ですか。 私が疑問に感じた上記2点の質問について、回答よろしくお願いします。
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内容が薄いのは、筋が単純で人物の心理描写も乏しく浅い印象を受けます。 逆に、濃いのは筋が独創的で複雑に入り組み、かつ、心理描写も緻密で深く、かつ、ラストで気持ちよく回収されます。 稀に回収されない場合もありますが、それはそれで、納得のゆく深い余韻を残します。 ざっくりした印象では、直木賞や本屋さん大賞クラスで(たまに芥川賞でも)薄い作品を、時々、見受けます。 「博士の愛した数式」はかなり薄かったです。 一方、マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」、ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」、ヴァージニア・ウルフの「波」、トルストイの「戦争と平和」、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」、アリス・マンローの「イラクサ」開高健の「夏の闇」等は非常に濃いです。
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- eroero4649
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1 最近は少なくなったとは思いますが、売り出したいジャニーズタレントやアイドルが主演の映画で、主人公とヒロインが出会って恋に落ちてハッピーエンド、みたいなストーリーの映画は「中身がなんもねえなあ」と感じますね。いえ、決してディズニー映画をディスってないです。 2 「砂の器」みたいに差別問題を取り上げたりなどの社会派的な作品は「内容が濃いなあ」と感じますね。最近でいうと「新聞記者」なんて、意図的にあまり話題にされなかった感がありますよね。
お礼
ありがとうございます。
- Nebusoku3
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レヴューで、それにひも付けたコメントが無い事も、言ってみれば、「内容が薄い」「中身がない」ことになりますね。 正に定義と言えるか分かりませんが、そのものと思います。 1 内容が薄いとは。内容に創意工夫が見当たらないか僅かしかない。ハラハラドキドキが少ない。 感動や同意出来る場面が少ない。見て良かったと感じる場面が見当たらない。 2 濃いとは? 先にあげた項目は物語のエキスにあたるもので出来上がりの濃さを決めているものと思います。 コーヒーでも、それが多いと濃くなるし、少ないと薄くなりますね。
お礼
ありがとうございます。
- alterd
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すみません。 映画カテでしたね。 邦画で濃い作品をひとつ挙げるなら小津監督の「東京物語」が浮かびます。 最近では「海街diary」がなかなか良かったです。 目が肥えて来たのと、レビューをマメにチェックしてるせいか、薄い作品は最近接してません。
お礼
ありがとうございました。