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殺虫剤
噴射タイプの殺虫剤はどういう原理で虫を殺すのですか? どうして人間には無害なのでしょう? 魚や爬虫類も殺せるというのも見たことがあります。
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人間にも無害ではありません。 毒物は体重1kgあたりいくらと決まっていて 人間より体重の軽い虫が死ぬだけです。 人間も大量に摂取すれば死にます。
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- sailor
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一番多いのはピレスロイドなどの虫にとっての神経毒になる物質の霧を作るタイプでしょう。虫も空気呼吸をしますので神経毒の含まれた空気を吸うことで神経がマヒして動けなくなる、または死に至るということです。ピレスロイドなどは虫には強力な毒物ですが、哺乳類や鳥類・魚類にとっては弱毒せいなので通常の使用量であれば虫以外にはほとんど影響がないということです。ただし、まったく無害ではありませんし、スプレータイプでも噴霧器を使って噴霧する農薬のようなものでは、十分に注意を要するものもありますし、家庭用として販売されているものでも蒸散タイプのものでは、その殺虫剤を使っている部屋に長時間居ることに制限があるというか、長時間人(人以外も)がいる可能性のある所では使用しないように指定されているものもあります。 まぁ、要するに空気中に毒をまき散らしているわけで、虫にとっては毒ガス兵器ということですが、虫以外にとっても全く影響がないということではありません。また虫の種類によって使われる物質も違いますので、ある種の虫には効果絶大でも別の種類には全然効かないということもあります。 ここで、あえて虫と表現したのは、虫=昆虫ではないので、一纏めにして虫といってもいわゆる昆虫と全く別種の生き物とがあるので、当然ですが体の構造も違いますし、どの物質が毒物になるかなども違います。例えば哺乳類でも人にはまったく無害で食料として用いられる玉ねぎなども、犬や猫にとっては赤血球を破壊してしまい場合によっては死に至る毒になりますよねぇ。これと同じで虫にも色々あるので、虫によってその種に特に有効な成分を使ったものがあるのです。なのでハエ用とかゴキブリ用とか蚊用とかがあるわけです。 まぁ、殺虫スプレーというのは虫に対して毒ガス攻撃をしているということです。
- Dr_Hyper
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殺虫剤の有効成分はピレスロイド系、有機リン系、カーバメート系などありますが、現在の殺虫剤の90%以上はピレスロイド系の成分が使用されています。 この薬剤は昆虫類・両生類・爬虫類の神経細胞上の受容体と呼ばれるタンパク質に結合して神経細胞の働きを異常にしてしまいます。一方ピレスロイドは人やペットなどにある同じような受容体には結合できないので,この薬剤はほとんど無害です。これをピレスロイドの「選択毒性」と呼びます。つまり体重が違うからとか,人間にも作用するけど濃度が違うといった問題では無くて,実際にラットと昆虫の体重を同じにしたとしても,4000倍ほど昆虫のほうが毒性が高いことが実験から証明されています。これはこの薬が受容体に結合するかしないかの問題だからです。さらに本来人間と昆虫は体重が全然ちがうわけですから,少量の薬剤を吸い込んだところで人間は小さいお子さんでも毒性が出ることは殆どない。ということになっています。まあもちろん吸い込むと頭が痛くなったりする気がするので,余計なマネはしない方がいいとは思いますが。
- tzd78886
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様々な種類がありますが、主なものは虫の神経に作用して動かなくさせてしまうものです。今では耐性ができて効かないものもいます。神経系統が違うので人間には影響が少ないことが多いですが、全く影響が出ないわけではありません。小型の爬虫類や魚類では影響があるわけです。言い換えると人間と同じくらい大きなものであればあの程度では影響がありません。
- DEN1010
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殺虫剤を、空中に散布して、 虫がその殺虫剤の蒸気に当たってしまい、死んでしまいます。 魚・エビや爬虫類などは、蚊取り線香の煙が水に溶けるだけでも死んでしまうことがあります。 人間も、敏感な人はアレルギー・肺疾患などになります。
補足
そういうのは単なる体構造上の問題で毒物とか虫だから人間だからと言う話じゃないですよ。 水も2Lペット3本ものめば障害が出ますがもちろん毒物とは言わないですし、じゃあ虫に霧吹きで水を吹きかけて殺せばいいかと言うともちろんそういうことではないです。