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コバルトシリーズ 「マリーの性」について

20数年前の集英社コバルトシリーズ 「マリーの性」(草鹿 宏)という本ですが、スウェーデンの15歳の少女の恋愛・妊娠・出産のドキュメンタリーです。この本についてぜひ知りたいのですが、古本屋でもなかなかこの本に出会うことができません。そこで話の内容と背景となっている場所、彼女の名前(姓名)、家族構成や家族の名前、また生まれた子の名前など、わかる方がいらっしゃいましたら何でもいいので教えてください。たぶん名前はだいたい実名で、写真も掲載されてると思います。本をお持ちの方がいらっしゃいましたら、特徴など(髪、瞳の色、顔立ちなど)も教えていただければうれしいです。どうかよろしくおねがいします。 

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noname#166272
noname#166272
回答No.1

押し入れを探したら、あったあったありました「マリーの性」。では、書きます。 主人公の女性、マリー・ニイストローム。父ベルティル(エンジニア)、母マイ(公務員)、ひとつ年上の兄ペーテル。ストックホルム市の中心から北西へ約10キロ、シャールホルメン・エクセトラベーゲン在住。 恋人の男性、サンディ・ベリーン。マリーより二歳年上。幼少時に母を亡くし、アメリカ人の父とも別れて、祖母のブリットに育てられる。 マリーは金髪、小柄でぽっちゃりした健康的な女の子で、サンディはすらりと背が高く、ブルネットの髪、なかなかハンサムな好青年といった感じ。 二人の出会いは、マリーが中ニの九月、クラスメートのホームパーティ。約三ヶ月後に初めて結ばれる。 性教育が非常に発達しているスウェーデンでは、教育委員会が管轄する「学生、生徒のための性相談室」へカウンセリングを受けにくる子たちの初体験平均年齢が14歳(1977年当時)。避妊の知識を教えたり、ピルの処方箋の発行(通常初潮後一年経過でピルを与えるそう)など、日本では考えられないほどセックスに対して理解のある(でもきちんとした責任感が前提ですが)環境で、二人が幸せな未来へ向かっていく予感をはらんで、本は締めくくられています。 扇情的なタイトルと裏腹に、内容はあくまで正しいセックスや真実の愛とは何かを真摯に問い掛けるまっとうな恋愛本だと思います。 この本では、二人の妊娠・出産については言及していません。おそらく、同じ著者の「私は13歳」(ジョン&ジェーン・ローリングス)と内容を混同されているのではと思います。こちらのカップルは、当時読んだ記憶では結婚・出産もしていました。

yasuko7
質問者

お礼

そうでしたかぁ! おっしゃるとおり、「私は13歳」と記憶がダブってしまっていました。こちらのほうは読んだのですがタイトルをまったく覚えておらず、かわりに強烈な印象のあった「マリーの性」のタイトルだけを覚えていて読んだつもりになっていたようです。ところが何も思い出せず苦しい思いをしてましたが、すっきりしました。詳しいご回答で助かりました。ほんとうにありがとうございました。

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