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医師の意見とネットの意見、本当はどっちが?
数年前に発達障害の検査を行なっている病院の医師に発達障害の傾向があると言われました。 日常生活に支障がないため手帳も無いです。 当時は会社との相性が悪く、メンタルを病んでいましたが、結局発達障害の傾向が原因では無く今は転職をして通院や薬も数年間やってません。 この度結婚相談所に入会をしようと決めました。 しかし、過去に確定診断では無いが、発達障害の傾向が少しあると言われているためプロフィールにどう記載するか悩んでいます。 昔世話になった医師からは、検査結果からも障害者とは言えないためプロフィールへの記載もいらないし昔診察した時も、とても困っていることや苦手なことがないようだから相手に伝えることも特にない。 子供への遺伝も医師でも不明瞭な所が多く、遺伝性が確実ではないため間違った情報を与えかねないので相手に伝える必要はない。今の時代検査をしないけど実は発達障害の傾向があって結婚してる人はたくさんいる と仰っていただけました。 今も同じ会社でずっと働いているし、 発達障害の傾向があるだけで結婚することや子供を産むことは問題なく、とても賛成だし経過が安定しているので問題ないとのことでした。 一方、ネットの質問サイトでは 傾向があるだけでも結婚するなら相手に全て言うべき、子供は諦めるつもりで婚活すべき、 そこまで正直ならなくて良いしグレー程度なら言わなくても問題ない、グレーの人なら検査してない人も沢山いる 遺伝するの確実なので言う義務があるなどの意見でした。 当方は女です。 結婚相談所には何社か相談に行ったのですが いずれの相談所も、実際にあなたと話をしてみて普通の人となんら変わりもないし、プロフィールに記載する必要性も無いように感じる。 ただ、子供への遺伝があるなら記載は必要だと思う。 とのことでした。 ただし、プロフィールに書くといくら傾向がある、という状態でも普通の人は他の何もそういうのがないひとにお見合いを申し込むし、お見合いできる確率は必然的に下がるとのことです。 以前アプリやパーティを使ったことがありますが、身元が分からない人や既婚者やヤリモクの人にも遭遇したので今は結婚相談所だけの活動をしようとしています。また、私は子供を一人だけ欲しいと考えています。 もちろん医師にはとても世話になっていて 信頼はしています。 けれども世論といいますか、一般的な人がやはり結婚相手になるのでそちらの意見も大切だし、 もうどっちが正しいのかよく分からなくなってきてしまいました。 発達の傾向も素早い作業がやや苦手程度で、他の人に明らかに迷惑をかけてしまうとかは今までありません。 一番悩んでいるのは結婚相談所でプロフィールに記載するかしないか、相手に伝えないか伝えるかです。 私自身としては発達障害の意識は普段ほとんどないしすごく苦手な面とかも無いので、 相手を下手に不安にさせたりしたくないので検査で発達障害の傾向がややあるというのは出来れば言いたくありません。また、子供への遺伝も100パーセントではないし、専門の医師さえも不明瞭と言っていたので返って間違った情報を伝えてしまうのではと思い、いうべきか悩んでいます。 正直に言うとあんまり言いたくありません。でも、子供が生まれてもし重度だったら全て私の責任ですよね? 健常者同士の夫婦から発達障害の子どもが生まれたとも聞いたことがあり、それなら私が記載する意味はなんなんだろう??と疑問があります。 いろんな人にアドバイスを求めましたがもう何ヶ月も悩んでいてどうしたらいいのかわかりません。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家IAP横浜相談室 伊藤 享司(@IAP-counseling) 心理カウンセラー
IAP横浜相談室の伊藤です。 「発達障害」という概念をどのようにとらえるのかとというのは難しいなと思います。 医師が「発達障害」の傾向と言った場合、障害ではないんですよね、傾向なので個性の内なのです。 ただ、所属している職場や学校、地域などによって、その個性が受け入れられない環境だと、ストレスが多くなり、結果不安症やうつになってしまい、不適応を起こします。問題はストレスの結果の不適応なのです。 誰でも、自分に合わない環境にいるとストレスが多くなり不適応になりえます。(中には何も感じずに大丈夫な人もいるかもしれませんが) 今の時代、その国の文化、地域の文化、所属組織の文化に合わないと不適応が起きやすいと思います。 個性が強いと、自分にあう文化、環境がもしかしたら、少ないかもしれません。 あなたの場合は一時期不適応になっていたようですが、転職により環境を変えた結果、あなたに合う文化の組織の中で適応して仕事が出来ているのでしょう。その状態で「発達障害」ととらえる必要はやはりないでしょう。 しかしながら、個性的な親から個性的な子どもが生まれることはありますよね。将来のお子様の個性が、会わない文化の環境の中に入れられた場合、ストレスによって不適応が起きる可能性はありますね。しかし、それはあなたの子だからではなく、あなたと将来のパートナーの子の個性です。 医師が言うように、発達障害もしくはその傾向があると言われなかった方のお子さんが、不適応を起こし発達障害と言われるケースはたくさんあります。 繰り返しになり、申し訳ありませんが、その人の個性と環境の文化が合うか合わないかという点が「発達障害の傾向」と言われた方にとっては重要だと思います。 現在、あなたがお悩みになっているのは、結婚相談所で出会う相手に医師から「発達障害の傾向がある」と言われたことを伝えるか伝えないかという点でだと思います。 まず、プロフィールには書く必要はないでしょう。傾向であり確定診断ではないからです。 しかし、将来結婚する相手なら、今までの事で隠し事をするのは気が重いと思います。結婚相談所で出会いお付き合いする中で、結婚も考えられる信頼できる男性と出会うことが出来たのなら、過去に合わない職場で不適応になったこと、その時に医師から「発達障害の傾向がある」と言われたことを打ち明けてもいいのではないでしょうか。 そこで、心無い言葉や、それが原因で分かれることがあるようであれば、結婚してからも上手くいくかは疑問です。 どの場面でお伝えするかは難しですね。この人は信頼できると思えた時期なのかなと思います。もちろん、ずっと伝えないということも選択肢の一つに入れても構わないと思いますが、ご相談者様にとっては心苦しくなってしまうのではないでしょうか。
IAP横浜相談室 伊藤 享司(@IAP-counseling) プロフィール
本来の自分を取り戻し、自由で楽しい人生を生きよう! トラウマ(心の傷)を持つと何かにとらわれ、縛られて自由に生きている実感が得られにくくなります。また、トラウマを受けたという出来事がなくても、家族・...
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