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亀鑑(きかん)という言葉
亀鑑(きかん)という言葉に「亀」の漢字が入っている理由を教えてください。 亀鑑は「お手本」といった意味です。
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大昔は、亀の甲羅を焼いて、そこに生じるひび割れの形で吉凶を占いました。 亀と言っても、そこらにいる亀ではなく、ウミガメだったと思います。殷・周は大陸国家だったのでウミガメの甲羅の入手には大変苦労しており、貢ぎ物として提供されると狂喜したとかいう記録を読んだことがあります。 つまり亀の甲羅は、なにかを判断するについて、非常に大切な物。 閑話休題 そのヒビが、判定の結果「吉」とされれば動き(出陣など)、凶とされれば慎み、動かない。つまり亀の甲が、行動の基準にされたわけです。 それが、いいか・わるいかの判断基準、いいできか悪いできかを振り分ける「お手本」の意味にも使われるようになったものと思います。
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ご回答ありがとうございます。 丁寧で分かりやすいです!