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音楽CDの「劣化」
古い(~30年前)音楽CDを、図書館で借りることがあります。 Q1 工業的に焼き付けたCD(市販の音楽CDなど)は、何回(100回ぐらい)か使用すると、焼き付けた部分・形状が変化することはありますか? つまり、レコードのように再生音が悪くなることはありえますか? Q2 CD登場後、録音技術・製造技術も進化していると思います。初期の頃のCDと最近作られたCDでは音質の差はありますか? 音量は上がっている(上げている)と聞いたことがありますが、事実ですか?
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- ponpokona-
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A1 厳密には、物はなんでも少しづつ劣化していきます。 が、 プレスCDの場合、問題になるようなレベルではないと思います。 (図書館にはほとんどないでしょうが)CD-Rの場合は、再生されるたびに少しづつ劣化していきます(再生劣化)。 プレスCDは型押しで記録を刻みますが、CD-Rは再生の際にも記録したのと同じ赤色レーザー光で読み出すからです。もちろん、記録時の強さよりずっと弱いでしょうが。 私は車でCD-Rをよく聞きますが、焼いた直後、1週間後、1か月後、ぐらいで微妙に音が違うような気がします(あまり確信はないですが・・w)。 でも、図書館の場合、傷や汚れのほうが大きな問題ですね。 レンタルショップと違って、返却されても状態を全然チェックしないので、酷いCDが多く、読み取りエラーが多いです。 A2 これは何とも言えませんw ただ、海外でプレスしたCDの品質を測定すると、エラーレートが異常に高いものが頻繁に見受けられます。ごくごく稀ですが、買ったばかりなのにエラーが多すぎて再生できないCDもあります。スタンパーを擦り切れるまで使っているのかも知れません。この点では国内プレスのほうが安心だと思います。
- John_Papa
- ベストアンサー率61% (1186/1936)
No.13です。お礼ありがとうございます。 『最後に「ライブに行きましょう」のオチに笑ってしまいました。(ライブの方がバックコーラス聞き漏らしそうですが←意識が向かない)』 良い突っ込みです。 その聞こえないのが、視線が行って気が付くと聞こえてしまう。のです。 「カクテルパーティ効果」と言うそうです。 https%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2Fwiki%2F%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C ライブ(生)とCD(音源)ではバランスが違って然るべきだと思います。加工否定派ではありません。でも、楽しさが高揚感が逃げて行くんです。 感覚ですから個人差があると思いますけど、私の偽らざる気持ちです。
お礼
ライブとCDを比較したら、ライブの方が良いに決まっています。敢えて言葉にしませんでした。「それありき」と思っていましたので。
- John_Papa
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こんにちは。 私の回答は『劣化』とは違うところにあるようなので、躊躇してました。録音音源・音楽産業・そしてリスナーに対して考えていただきたい問題定義になると思い、個人的な意見としてここに投稿させていただきます。 A1 CD発売40年程になりますが、手持ちのCDで劣化したという感じはありません。もっとも現役中は忙し過ぎて聴く間がなかったし、もともとCD派ではなく自分では未だにCDデッキ(プレーヤー)を買っていません。家族の所有物はありました。退職後NASにリッピングして、ここ5年位はCDを取り出してもいませんでした。保存環境に因ると思いますが参考になりませんね。 CDデッキがあまり普及していなかったごく初期に目の前でCDがテーブルから滑り落ちてレーベル面が傷付いたのを目撃した事があります。その時は音の方はチェックしなかったのですが、反射膜が取れて向こうが透けて見えてました。レーベル面が反射面と近すぎる事を、この時知りました。 7年前に採譜の為に図書館で借りた90年代のCDは、細かい傷で霞がかって見える程で特定トラックで音飛びしてました。借りものの公共物ですから『赤マジックを傷に塗ると読めるようになる(古~)』という都市伝説な挑戦などはやっておりません。音の劣化は元を聞いてないので判りませんが、悪く言えばだらしない演奏で「えっ、この人音痴だったっけ」という奏者に失礼な驚きがありました。おそらくCRC補正がガンガン掛かってたんでしょうね。傷は音程まで不安定にしてしまうのでしょうか。 A2 >初期の頃のCDと最近作られたCDでは音質の差はありますか? 聞き比べた事はありませんが、同じ音源のリマスターの場合は当然違いがあるでしょう。 特にハイレゾマスタリングが行えるようになった頃、90年代後半以降ですかね。 https://okwave.jp/qa/q9589390.html で回答したような製作側の変化が起きています。 よほどオリジナルマスターに拘って再発売するのでなければ、アップサンプリングして、エフェクターで化粧し直していることでしょう。 >音量は上がっている(上げている)と聞いたことがありますが、事実ですか? 全般的にはそうです。 買った事はありませんが、最初からDSDで録音された音源なら未加工でリリースされる可能性があります。 ダイナミクスいじってないのはCD媒体としては皆無ではないでしょうか。 TVコマーシャルの音量も極限まで上がった時代がありました。 最近私も奏者の依頼で録音しプライベートCD(CD-R)を作ります。録音の元音源のままで制作すると市販音源より20dB以上小さな平均音量でCDのMAX音量の天井を突いてしまいます。これをコンプ&リミッターで市販音源レベルに近づけるようにはしています。 20dBってワット数では100倍ですよ。今時のコンパクトスピーカーやスマートスピーカーでは『あぁーん私らのバックコーラスどこ行ったの、聞こえないよ~』と叱られてしまいますから。皆が皆PA用スピーカー持ち歩く訳にもいかないし、左右合わせてピーク音量90dBspl未満を40dBsplのノイズ環境で聞くというダイナミックレンジが実質カセットテープレベルの範囲で音楽音源を作らねばならないのです。 でも、ダイナミクスいじると聴きやすくはなるんだけど、大切な奏者の魅力や個性が損なわれて行く気がします。 みなさん、ライブに行きましょう!
お礼
「専門家」のご意見ありがとうございました。 古いCDと新しいCDでは、音の違いは存在するのだということが、何となくわかりました。(但し、自分が聞き分けられるかどうかはわかりません。) 最後に「ライブに行きましょう」のオチに笑ってしまいました。(ライブの方がバックコーラス聞き漏らしそうですが←意識が向かない)
- aubzvz
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No10ですが書き忘れというか書き足らなかったところがありましたので追加です。 初期のCDで樹脂表面に微細なひび割れが生じてるものが20年を超えたあたりから見受けられるようになりましたが初期というのは殆どのジャンルの音楽でCDが普及市始めた初期で、本当にCDが発売された当初のものは30年以上経ってますがひび割れが見られるものはありません。 最初期のCDはLPレコード1枚が3千円以下だったときに5千円以上の売価でしたから品質面に相当気を使ってたことがうかがえます。程なくLPレコードと同等以下の販売価格になりましたふがこの頃から最初期の過剰ともいえる品質を本来のレベルに下げたのかも知れません。
お礼
引き続き体験談ありがとうございました。 折角良い技術のつもりが30年経ってみたら、存在もままならないって「ドイウコト」って気持ちです。デジタル写真のプリントも100年後には白紙になっているのかも。
- clotho0045
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話がずれるけど…………現在では廃刊になってるオーディオ雑誌で、記録メディアの寿命について調べた記事が有った……… 用意したのが…………カセットテープ と CD とDVDですけど、メーカーの開発者さんから意見を聞いたのです。 そうすると意外な事が見えてきた………(((((((・・;) 日本の「和紙の強さ」に……和紙も書くと言う1つの記録メディアですが、保管さえキチンとしてたら1000燃単位の保管が可能と言う意見が…… 素材単品を比較すると……意外と 寿命が短い…… 最新のディスクは、素材の単品の寿命は高いのですが…………それを貼り合わせるバインダーの寿命が短い事を指摘されてた。 光学ディスクやフィルムの類いは、ペースに記録素材を「蒸着」ならびに「接着」する事で製品となる。 その、接着される素材が悪さをするらしい、 よく古い鏡を診ると、黒く変色してる物に出会った事が有るかと思いますが……それと同じ事がディスクにも起こります。 保管が悪ければ当然そうなるのも早まる… 但し……初期のCD開発時の時のソフトが、そろそろその手の寿命が見えてますね…… 年代は関係なく……キチンと直射日光と高温は避けて保管してある物に関しては、劣化は殆んど無いだろう……との見解で締められてました。 主様の誤解を訂正すると………市販の光学ディスクソフトの製造は、記録面のビットを刻んだマスターを作り、それを転写します…… 製造するプラスチックを、ある程度の高熱にして、マスターを押し付けてビットを転写する。 そのビットの上にシルバーの蒸着を施して、真空でその記録面を保護用の板でサンドイッチして製作する。 と言う行程を踏むので、主様の言う現象は起こりません………… 仮に音質が劣化するなら、保護面の汚れや傷等でプラスチックが変成した場合なら有り得る……… 製造が現代に至り………素材が進化したり、原盤のレコーディング技術が進化すれば、音の変化は出てきますよ…… 但し……ご存知とは思われますが、普通のCDは高音域は「20キロヘルツ以上はカット」されてます。 故に、最新CDは、そのリミットを撤廃した物がありますよね……SA-CDとかハイレゾとか……
お礼
書き込みありがとうございました。 紙に墨と筆で書き付けておけば1000年持つのに、最新の技術のつもりCD-Rで保存したら30年持たない。・・・何か大きな矛盾というか、虚しさ(技術の発達ってなに?)を感じます。
- aubzvz
- ベストアンサー率33% (58/171)
CDは使用に因る劣化は起こりませんが主材料はプラスチックですから経年による劣化は起こります。 私が持ってる最初期のCDの中には表面に拡大鏡を使うと見える程度の微細なひび割れが無数に出来て読み取りエラーを起こすようになったものがあります。登場時は半永久的と云われてたCDですが20年ぐらいで寿命を迎えるものが珍しくないみたいです。 新しいCDの音質向上はCD盤自体の品質向上ではなくデジタル面での制作技術の進化によるところが大きいでしょう。 最大音量は昔のものと比べるとむしろ下げてるものが多いように思えます。
お礼
書き込みありがとうございました。 理屈から言うと20年という寿命は短すぎるような気がしますが、回答者様の体験ですから誰も否定できませんよね。貴重な情報だと思います。
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4188/8705)
はじめまして♪ 市販のCDの場合、利用回数による劣化は存在しません。 構造的に、信号となる凹凸加工した面に金属蒸着させて、それを保護する板と張り合わせています。再生時はレーザー光を当て、凹凸による反射の違いで読み取っていますので、再生回数による劣化はナシと考えてください。 問題なのは、素材と張り合わせ構造という部分から、空気中の水分が浸透して、反射層の蒸着金属が腐蝕したり、張り合わせ面が剥がれる。などの懸念は残っています。 このような弱点は、徐々に改善が行われていますが、完璧に解消出来ている訳でもなく、さらにCD登場初期などの古い物は、それなりに、、、という事も事実。 CDは、在る程度の読み取りミスが在っても大丈夫なように工夫がされています、多めに読み取り出来ない場合等はデータ補完などが行なわれ、補完値が本来のデータと一致するか?という部分は有りますので、微視的ですが音質変化の可能性が出て来ます。 補完する事ができない程、大きな範囲の読み取り出来ない時は、音質変化じゃなく、音が出ない、音が途切れる、などの症状に至ります。 大まかに言えば、正しく(あるいはほぼ正しく)再生出来るか、再生出来ない。という両極端なのです。 2つ目の質問に関してですが、製造技術の進化は確実に有ります。しかし、録音技術は進化した部分も有りますが、むしろCDなどのデジタル音声媒体により適した活用テクニックの発展、という面が大きいと思います。 音質の差、というよりは、聴かせ方の工夫、時代により音楽的な変化も有りますし、同時に好まれる音の傾向も変化して行きますし。。。。 音量の部分は、ハッキリとしています。 CD登場初期は、最大音量となる最大ビットを超えると、異常な程の異音となる事から、規準レベルが余裕在る安全マージンを考慮して、かなり低めにしていました。 今では、高度なコンピューター処理等で、実際に最大ビット数まで手軽に活用できるため、安全マージン無しと言う事でレベルが高くできるようになりました。 その上、突発的な瞬間再大音が無い、コンピューター内の「サンプリング音源」を元に曲が作られるようになると、一曲の中に1ッ箇所だけ有る最大値、というのが無くなり、平均的に最大ビットを超えない、余白が無用。という事でさらにレベルアップします。 近年は、生楽器の音も録音時には24Bitなどで余裕を持たせた素材とし、その後コンピューター処理で過大な瞬間値の部分を音の変化を感じ難い程度の範囲で潰し、CDなどの入れ物内で「最大音量」と感じられる様な音加工(編集)も行なわれるようになっています。 この他にも、特殊な音加工で、信号レベルは一定範囲で収まっていても、御虜が大きく感じられるように、というエフェクト(音加工)も行なわれた楽曲CDとかもありますので、CD登場初期の盤とは、聴いた時の音量感には、よりお大きな違いが実感できるでしょう。 これらが、純粋な録音技術か?どうか? 判断は難しいように思えますので、私としては「運用/活用テクニック」と云う部分の方が。。。と思うんですけれど、、いかがでしょうか?(汗)
お礼
詳細な説明ありがとうございました。もしかしてCD制作会社の方(プロ)ですか^^;
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7983)
1.CDはポリカーボネイト樹脂にアルミ蒸着薄膜を挟んだ構造をしているので、一度書き込んだ情報が消える事はありませんが、湿気に弱く、水分が入り込むとアルミが腐食して使えなくなります。湿度が高い場所に置くのは禁物でしょうね。 CDはアナログ音声ですが、デジタル化されて記録されていますので、劣化が起こる事は理論上あり得ません。何万回再生しても、再生音が劣化する事は無いはずです。 2.マスター録音の段階で、初期のCDはテープ録音だったので、音質の限界がありましたが、今のCDは最初からデジタル録音なので、音質の劣化がほとんどなく、今のCDの方が音質が良いでしょうね。 CDはデジタル圧縮して記録すれば、5倍ぐらいの容量を記憶出来ますし、音質を高めるのも可能ですが、初期フォーマットを変えてはならないので、今でもアナログ録音されています。CD音楽をデジタル圧縮してCD-Rに書き込むと5分の1ぐらいの容量になるのは、それが原因です。
お礼
コメントありがとうございました。 CD-AをMP3に変換する時、なるべく高いビットレートで変換しています。(知ったかぶり^^;)
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
>もうすぐ世界中のCDは消滅するんでしょうかね?? CDが一般に出回るようになって40年ほどですからまだ大丈夫ですが、今後は危ないです。ちょっと力を入れるとパリンといきます。 >紫外線に当てながら保管している人 CDRやDVDRの事ですが、特に危ないのは太陽光線です。 古いディスクがあったらチェックした方がいいですよ。私もだいぶ捨てました。
お礼
再度の回答ありがとうございました。 確かに車載のCD、CD-Rは劣化が進むでしょうね。 「私もだいぶ捨てました。」 そう言う体験談、実体験が参考になります。
- OKWavexx
- ベストアンサー率7% (29/378)
Q1 レコードのような直接的な摩耗とは異なりますが材質の劣化はおこります Q2 音質は格納されているデータに依存しますからデータの質の向上による改善等はあり得ます
お礼
書き込みありがとうございました。
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- 2
お礼
CD-Rの体験談ありがとうございました。 ふと思い出しました。昔(20年くらい前)、初めてCD-Rに音楽CDをダビングしました。すぐに(2周間くらい)「劣化」して、音飛びし、その後すぐ聞けなくなりました。 後で気がついたのですが、その時のCDプレーヤーはCD-R対応ではありませんでした(汗)・・・とは言え、最初は聴けて、時間と共に聞けなくなったということは、CD-Rは空気に触れるだけで劣化するものと思いました。 車載のCD-Rも劣化し続けていると思いますよ。