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デジタルサーキットテスターの詳細な使い方
- デジタルサーキットテスターの詳細な使い方について説明します。
- 抵抗測定からコイルの回転測定まで、様々な機能を追加することができます。
- 具体的な手順や設定項目についても詳しく解説します。
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teppou です。リクエストをいただき恐縮です。回答させていただきます。 >画像のパーツの抵抗を検査したい場合、5-7の通りに進めればいいのでしょうか? はい、説明書の通りに進めてください。たぶんファンクションキーを取説に書かれた場所に合わせると「MΩ」の表示が出ると思います。もし表示が違っていたら取説通り「Select」キーを(何度か)押してください。テストリード(テスト棒)どこにも接続していない場合「OL」と表示されると思います。(メーカーによって違う場合もあります。) あとは、テストリード(テスト棒)の先端を測定物の端子に押し付けてください。端子が穴の中で、テストリードが入らない場合は、細い銅線などを短く切って端子の穴に差し入れて、その銅線にテストリードを押し付けてください。その時テストリードの先端や銅線などの両方に同時に指などが触れないように、何か工夫をしてください。測定値が不正確になります。因みに手のひらなどにテストリードの先端を少し間隔をあけて押し付けると、いくらかの抵抗値が表示されます。危険はありません。 表示された数字と単位表示を読んでください。 6.9~7.9Ωですと、その通りの表示になると思います。 次に、5-3と5-6についてですが、5-3の場合はイグニッションコイルが単体で一次側の配線端子にテストリードを接触させることができる場合の測定法で、5-6はダイレクトイグニッションなどテストリードを接触する端子などがない場合に専用プローブを使用して測定する場合の説明です。 どちらの方法にしても回転数が分かるだけです。当然タコメーター(レブカウンター)と同じ数値になります。失火が多ければ違いが出るかもしれませんが。 最近のコンピュータ搭載エンジンについてはよく知らないのですが、ある特定の回転数で何かを調べる(点火タイミングなど)場合に使用する機能なのではないかと思います。 イグニッションコイルの良否判定には使えないと思います。 コイルの良否や点火の状況を調べるには、イグニッションアナライザーやオシロスコープなどが必要です。 昔のベテラン修理工は、点火間隔を変化させながらスパークの状態を見て判断したようですが、現在はそういう方は少なくなったようですね。 「エンジンアナライザー」参考サイト http://minato-motors.com/blog/?p=6293 このサイトに出ている GTC社 イグニッションアナライザー TA500 という機種は長い間エンジン整備の定番だったようですが、現在 Kaise からも https://www.kaise.com/j_car_kg300.html こういう機種が販売されており、評判も良いようです。波形が表示されますので、波形を読むことができるようになると不良個所の判定に威力を発揮します。 そのほかに「エンジン用オシロスコープ」もあり https://www.kaise.com/j_car_sk2500.html こちらのほうが価格も安く汎用性があるのですが、使いこなせるようになるには、かなり勉強が必要と思います。 高価な測定器を備えるべき、とまで思いませんが、どういう製品があって、どのような場合に威力を発揮するのかを知っておくのは必要なことだと思います。 ご不明の点は些細なことでも補足コメントを頂ければ、能力の範囲で回答いたします。
お礼
いつもお世話になっています。 teppouさんの迅速で的確な回答に大変感謝いたします。 抵抗の件は5-7の通りに進めることにします。 もし、また疑問が出てきましたら再度質問します。 とても具体的に回答してくださり、ありがとうございました。 さて、回答を見まして自分が勘違いしていたのに気付きました、、、。 まず、走行が過走行車なので全部の本数のダイレクトイグニッションは換えたほうが良いに越したことはないのですが、全部新品買うよりも診断器を買って悪いのだけ純正中古(何本か購入済み)に換えるのを考えてKT2022を購入しました。 機械を調べている最中にTA500等はあったのですが、高かったのでSK-8401を考えていました(これもよく考えたら回転数しかわからない商品ですね、、、) 今回のKT2022が半額以下であったのを見つけたので購入しました。(未使用でコード類も一切使ってないのに、販売店の印を予め捺していただろうと思われる説明書兼保証書は無かったので贓品だと思われます…) まさか回転数だけ分かる物とは知らず、、、 ダイレクトイグニッションは片側全部とも同じ回転数は出ます(アイドリング状態でしか調べてなかったですが、、、) エンジン止めて外してた状態の目視だと全体的に綺麗なので、ゴム亀裂からのリーク等も分からず、、、 また、エンジン掛けた状態で外してはないです、自分では正常の状態が分からないので判断できなそうでして、、、 なので、やはりTA500かKG300が必要かと思いました。 ちなみに高価な測定器を備える~の件ですが、確かに高く使いやすいのは欲しいのですが値段との兼ね合いで安い海外製になることが多いです。 アナログ工具はのどこかのOEMだと思うモノタロウブランドを買ったりしています。 ただ、今回はダイレクトイグニッション測定器であまり種類が無く安い海外製もないようで、、、ある程度の値段は出して買わないといけない状態ですね、、、 調べた限りTA500Jと同等と謳っているメーカー不明のイグニッションアナライザー(イグニッションテスター) MST-1000というのが安くあるみたいですが。 本当はKG300みたいに波グラフが出るのが欲しいです。 もし他に良さそうなのがあれば教えてください。 一応、デンソーの業務用ダイアグは昔買っていてオシロスコープ的な機能もあるものですが、使いこなせてなく。 今回そのダイアグのエラーコードで出ないダイレクトイグニッションが怪しくて。 また、修理書を見直したら、イグニッション単体の点検項目はありました。 ちょっと数日、色々調べてみてから、ダイレクトイグニッション測定器の購入や修理書に載っている点検項目の詳細の事で、再度質問させていただきたいと思いますので、ひとまず失礼します。 この度もありがとうございました。 勘違いしていたのが分かり、本当に助かりました。
補足
いつもお世話になっています。 勘違いしていた点を気付く事ができまして、感謝致します。 事後報告になりますが、先ほどイグニッションアナライザーを購入しました。 KG-300とTA500JとMST-1000で悩みました。 KG-300だと高額なだけあって、波形機能のほかに他には無い機能で1次電流通電時間という気になる測定機能がありまして、あとたぶん一括で4気筒の比較をできる画面もあり便利そうでした。 そこでカイセに1次電流通電時間の事で問い合わせしました。 説明書だとダイレクトコイル以外のハイテンションコード用のセンサーの物ですと通電時間の項目でドエル角が分かると書いてありましたが、突っ込んで聞いたところ状態の良し悪しの判断には、点火2次電圧と点火時間の2項目で見る物との回答でした(ドエル角云々は確かKT-2022にも記載がありましたので、ハイテンの物を検査する場合のみに適用なのかはわかりませんが、2022でもその機能がありそうです) また、通電時間は分からなくても通電されているかどうかはテスターで分かり、通電されていなければコイル側でなくハーネス側の別の問題だと思うので自分には必要ないかなと考えました。 ですので、実際はTA500J(実売3万5千)とMST-1000(実売2万で海外通販だと1万2千)の機能で充分だと判断しました。 またそこで悩みましたが、安いMST-1000でもTA500海外版と中身は全く同じ可能性があるのでそれで充分かもしれませんが、中古では出回ってないので売る時はTA500Jの方が有利かと思い、少し高額ですが中古でも比較的高くてリセールバリューも狙えるTA500Jの新品を購入することにしました。 部品等届きまして一度作業してみてから、抵抗の件や修理書のイグニッション点検項目の事で疑問が出て再度質問した際は、主観で構いませんので回答を頂きたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 この度はありがとうございました。