経営が上手い?それとも逆?
インスタ映えが流行る直前の事です。メインは別事業で、飲食店未経験の会社が その地域の一等地に広めの物件(50席ほど)を借りて、メニューはとりあえず後回しにし、早々、インスタ映えしそうなデザインの内装工事に取りかかりました。発想から物件の工事完了は、かなり急がせて、2か月で出来上がりました。その間、肝心のメニューを決めていないのが、かなりまずいと思ったのですが、社長曰く、スピード感がある経営が大事だということとで、インスタ映えさせるために、外側をとりあえず工事するのに必死でした。細かいことよりもイメージに対してのこだわりが強い社長なので、メニューなんて営業を初めてから徐々に増やせばよいと考えており、とりあえずインスタ映えに見えるドリンクを数種類用意し、一般人のインスタ宣伝効果でとりあえずなんとかなると考え、内装に力を注ぎ、壁面のイメージが違えば、同じ青でも、イメージにあうように塗り直しやら、内装の飾りつけの細かいところは、数センチ単位でやり直させていました。そのため、オープンは可愛い。と、目立って、雑誌にも取り上げられ華やかなスタートでしたが、数ヶ月後にはガラガラの店になってしまいました。発案から、物件の着手等のの外側には、早々に取りかかり、中身のメニューや、スタッフの育成にはめんどくさがって力を注がず、丸投げ状態、かと言ってやり方を決めればそれは違うなどと、スタッフのアイデアは一切通らず、うまく行かないと分かれば早々閉めてしまいました。多額を注いだため、その年はボーナスもなく、計画も見通しもそこそこで、勢いで着手し、1年で閉めるというのは、スピード感がある経営として正しいやり方なのでしょうか?インスタブームが来そうというのを先だって感じとり、 早々着手したので、とりあえずメニューなどは決めずに工事に入ったという流れです。
お礼
ある意味リア充✨の証なんだが、縛られ過ぎだよね。