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時計や温度計の数字部分の蛍光物質について
- 時計や温度計の数字部分に使われる蛍光物質の放射性物質使用に関する心配
- 中国産の時計や温度計では放射性物質を使用している可能性があるのか
- アマゾンで蛍光物質が含まれている商品を購入する際の心配
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次に示す理由により、時計の文字盤の夜光塗料の発する放射線について、使用者が心配する必要は無いと思います。 1) 正規の輸出入手続きを経ている品物であれば、日常生活において心配する必要のある量の放射線を発するものは輸入されません。 2) 近年の製品であれば、文字盤の夜光塗料(蛍光物質)は、放射線の心配のない材料に変更されています。 3) ビンテージ物であれば、放射線を発する物質が使われていた可能性がありますが、製造から年月が経ているので放射量は初期に比べて大幅に減っています。 放射性物質の輸出入規制: http://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/03_douigenso/index.html http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/004/006/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2009/05/26/20050303_02h.pdf 腕時計の夜光機能の歴史 夜光塗料の種類と特徴 見分け方の解説 http://dorekau.com/3777 トリチウムからルミノバへ。夜光塗料の変遷: https://www.rasin.co.jp/blog/special/luminouspainted/ 遠い過去に放射線障害があったと言われていますが、時計の使用者ではなく、製造に携わった職人さんでした。
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- nowane4649
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使われているのが、「蛍光塗料」「蓄光塗料」「自発光塗料」のいずれなのかで違います。 蛍光塗料は紫外線や電離放射線にあたると可視光で発行する物質です。紫外線などの供給が止まると発光が止まります。 時計の文字盤では超安物くらいしか使っていないと思われます。 蓄光塗料は青色光、紫外線、電離放射線などが当たると発光する点では蛍光塗料と同じですが、光のエネルギーを長時間にわたって保持し、ゆっくりと放出するタイプになります。最近は一晩くらい持つタイプも出ています。 国内の多くの時計の文字盤はこのタイプです。 自発光塗料は、蛍光塗料にエネルギー源として放射性物質を混ぜたものです。放射性物質の出す放射線を吸収し、可視光に変換することで常に発行しています。 軍用機器に用いられることが多いです。 初期にはラジウムが使われ、製造者に健康被害を出し、プロメチウムに置き換わり、さらにトリチウムへと変わっています。 最近は自衛隊ヘリの墜落でこのトリチウム塗料が紛失となって、ちょっと問題になりました。 ですので、蓄光となっていれば多分安全、光に当てなくてもOKとあれば要警戒です。 アマゾンの中華商品だと記載を信用できるかという問題が別にあるので要注意です。 最悪、台湾のコバルト60マンションのような金属部分に大量の高レベル放射性廃棄物混入という恐ろしいオチもあり得なくはないです。 http://www.iips.co.jp/rah/n&i/n&i_taiw.htm