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「差別問題」の素朴な疑問

「差別問題」全般について,ずっと疑問に思っていたことがあります。 根本的に根絶するのが一番の解決策というのはもちろん分かります。 ところで今もちょうど啓発週間でCMがバンバン流れてるんですが,そのせいで知らない人間にまで逆に興味を持たせるという懸念があります。 なにもしなければ例えば50~100年で風化してしまうことが諸々の活動によって逆に連綿と受け継がれて行くと思うのですが。

みんなの回答

  • udon86
  • ベストアンサー率15% (18/116)
回答No.5

この問題は大変むずかしいので、私ごときが回答できるものではないのですが、仮に自分の恋人が差別される側であり、自分自身がそういう差別のことをまったく知らないうちに差別的な言動をしてしまったら、すごく傷つけることになるし、その恋人が何かとても大きなことを隠している、内容はわからないけど何か隠していると気づいたとき、差別問題という現実のことを知っていたら、対応も変わってくると思います。確かに「差別をなくそう」というだけで差別はなくなりませんが、事実としてある問題にふたをするだけでは解決しないと思います。

noname#7200
質問者

お礼

たくさんのご回答ありがとうございます。 どうもディープな質問をしてしまったようで反省してます。 疑問のままにしておきます。

  • ponkiejp
  • ベストアンサー率25% (86/344)
回答No.4

「差別を根絶させる」という視点ではなくて、「世の中には差別が常にあって、わたしの心の中にもあなたの心の中にも差別の気持ちがあるのですよ」という教育が必要なのではないでしょうか。 差別をしている他人を「差別をしていない自分」という立場から責めるのではなくて、自分自身の中にある何かに対する差別、誰かに対する差別を意識させるような働きかけの方が重要だと思います。 差別用語はどこまでが差別用語なのかという不毛な論議を重ねるあまり、祖先から受け継いだ大和言葉がどんどん死語になっていくより、多少なりともひとりひとりの心の中にある差別心に意識を向けて、何がそれを引き起こしているのかを考えさせるような教育が、特に初等教育において必要なのだと思います。

回答No.3

それは「臭いものに蓋をする」のと同じですね。 一般の人の目につかないようにしておけば、いずれは消えるはずだと。 確かに、一切の情報を流さなければ50年~100年たてば消えるかもしれません。 でも、『今』差別をされている人に、なんと説明しますか?「100年たったら消えるから我慢しろ」って? それはいえませんよね。ですから、仮に100年が150年に延びようとも、庶民への啓蒙活動は必要なのです。 また、最近は「言葉狩り」みたいな差別禁止は主流ではなくなってきました。もちろん、まだ残っていますが、要するに「言葉を使うことだけ禁止しても意味が無い。実生活で差別を無くするように、考え方のレベルから変えていこう」というものです。 それに、「外人」「子供」「障害者」も差別用語らしい(外国人、子ども、障碍者)ので、言葉上だけの禁止はナンセンスだと思います。 あと#2さんの訂正。「精神病→精神分裂病」ではなく「精神分裂病→統合失調症」ですね。

回答No.2

質問者さまが仰られる指摘は、確かにあるように思います。最近は差別撤廃を叫びすぎるあまりに逆差別の問題も生じ、一方でわけのわからないルールや規制が増えてきているように思います。 例えば、一般に「差別用語」といわれるような言葉でも、物によっては言われて初めて「これって、差別用語なの?」と感じるものも結構あります。最近では「痴呆」が差別用語と指摘され始めましたし、少し前では「精神病」→「精神分裂病」と変更になった話があります。 結局、言葉を規制しても差別自体はなくならないのは言うまでも無く、また逆に騒ぐことによって知らない人間にまで興味を持たせる(悪い意味で)、ということもあるでしょう。 ただ、差別されている側からしてみると、自然と風化する、という悠長ことは言っておれないということもあるでしょう。 差別などの問題は、差別している側からすれば特に気にも止まらない事かもしれませんが、差別されている側からすればただ事ではありません。 何もしないとおそらく今度は「何も手を打たないとはどういうことか!」という非難を差別されている方々及びその支援団体などから受けることになるでしょう。 最後に、何もしなければ50年~100年で風化する、というのは果たしてどうなのか、とも思います。たとえ表に出なくても、陰で受け継がれていく、というケースも考えられます。

  • coco1
  • ベストアンサー率25% (323/1260)
回答No.1

確かに、差別問題当事者にもそのような「寝た子を起こすな」という考えがあることは確かです。 しかし、テレビCMを中止した所で、地域に根付いた差別感情は簡単には消えないでしょうし、差別をなくせないある種の事情もある。 差別を金儲けの道具に使っている人たちも(悲しいことですが)実際にいるのです。 自分には関係ない、と思いながら知らず知らずに差別をしていることもありますから、やはり教育は必要でしょう。

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