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日本酒って大吟醸酒より吟醸酒の方が格が上なのですか

日本酒って大吟醸酒より吟醸酒の方が格が上なのですか? 日本酒は精米度が高い方が良い。 大吟醸酒が精米率40%で吟醸酒は50%以上ってことは吟醸酒の方が大吟醸酒より高級酒ってことになるのですか?

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回答No.4

前の質問への回答で書き抜かっていたので、 よく質問してくれましたという感じです。 そうですね。勘違いしやすいのですが、精米歩合の数値は米を研いで残った方の数値ですので、小さい方が、より手をかけて研いでいる高価なお酒になります。 ただし、やたら研げばいいのかというと、そうでもないのです。 「米の表層部には発酵に必要な成分も多く含まれているため、精白度を上げるほど、つくりは難しくなる。」 「鑑評会出品酒的な酒を求めるなら、表層部には雑味の元になる成分があるのでマイナス要因でしかない。」 「しかし飲む温度や一緒に食べる料理によっては、雑味でなくコクとして感じられることもある。」 「清酒の高精白化が進む一方で、低精白の純米酒の良さを見直す動きも起こっている。」 上原浩先生の本から引用しました。 驚異の高精白を売りにしているメーカーがありますが、果たしてそれに見合う「つくり」をしているでしょうかね。 ワインの出来は原料ブドウの出来でほとんど決まるが、日本酒の出来は「つくり」で決まると言われています。 上のメーカーは、安売りのイオンでさえプレミアム付きで売っていたような人気銘柄になっていますが、東京に行った折に正規の値段で買ってみました。 驚異の高精白のものではありませんが、決してそんなにもてはやされるべき味ではなかったです。 55%まで削っても特別純米酒として売っている蔵もあれば、60%なのに純米吟醸酒として売っているメーカーもあります。 純米吟醸や純米大吟醸という肩書に惑わされないでください。 純米吟醸酒は緻密な繊細な感じの味がすると前の回答に書きましたが、 上のようなわけで、肩書だけで味が伴わないものもありますからご注意ください。

auhuaweinova2
質問者

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その他の回答 (5)

回答No.7

>大吟醸酒が精米率40%で吟醸酒は50%以上ってことは吟醸酒の方が大吟醸酒より高級酒ってことになるのですか? 数値が間違ってます。 国税局「清酒の製法品質表示基準」では、以下のように決まっています。 大吟醸酒  精米歩合50%以下、麹歩合15%以上、若干のアルコールを添加。 純米大吟醸 精米歩合50%以下、麹歩合15%以上、アルコール添加をしていない。 吟醸酒   精米歩合60%以下、麹歩合15%以上、若干のアルコールを添加。 純米吟醸酒 精米歩合60%以下、麹歩合15%以上、アルコール添加をしていない。 本醸造酒  精米歩合70%以下、麹歩合15%以上、若干のアルコールを添加。 純米酒   精米歩合による規定はない、麹歩合15%以上、アルコール添加をしていない。 これらの条件を満たさないと「表示」できません。 >日本酒は精米度が高い方が良い。 これも間違っています。 「精米歩合」と言うのは「削って残った割合」を言います。 40%を削り落として、60%だけ残ったら「精米歩合60%」です。 50%を削り落として、50%だけ残ったら「精米歩合50%」です。 75%を削り落として、25%だけ残ったら「精米歩合25%」です。 このように「精米歩合の数値が小さい方が、より多くを削り取っている」のです。 当然「原料の量が同じ場合、多く削っている方が、出来上がるお酒の量が少ない」ので、「コスト高」になります。 それに「お米を削り過ぎると、割れたりヒビが入って、原料として使えなくなり、選別時に原料から除外される」ので、更に「コスト高」になります。 つまり「格が上」とか「高級」とかなのではなくて「コスト高になり、販売価格が高くなる」ってだけです。 例えば、同じ量の原料から「まったく同じ手法と行程」で、純米酒と大吟醸を作ったとします。 削る量が少ない純米酒だと500リットル作れて、削る量が多い大吟醸だと100リットル作れたとします。 使った原料は同じ、手法と行程も同じですから、両方の「製造コスト」は同じです。 例えば「人件費込みで、製造コストが300万掛かった」とします。 純米酒は500リットルで300万、大吟醸は100リットルで300万。 この2つのお酒の「1リットル当たりのコスト」を考えると「5倍違う」事になり、販売価格の比をコストの比と同じにすると「大吟醸は純米酒の5倍の値段」になります。 この2つのお酒は、原料も製造手法も製造工程も同じですから「同格」であり、高級、低級の級もほぼ同じです。 違うのは「製造コスト」つまり「製造単価」だけです。 あと、日本酒には「希少価値」ってのもありますから、複雑です。 例えば、年間に何万リットルも作られてどこの酒屋でも何時でも買える「大吟醸」と、年間に醸造樽1つしか作ってなくて市場に滅多に出回らない「純米酒」とで、どっちが「高い値が付く」か、考えてみて下さい。

回答No.5

はじめまして♪ 精米率 じゃなくて、精米歩合 ですネ。 精米率 と言うと 削り落とした量と思ってしまいがち。 精米歩合 とは、残った分を表しています。 つまり、大吟醸の精米歩合40%というのは、60%を削り落としている。吟醸の50%は、50%を削り落としている。 という意味になります。 製造方法として、より真ん中の芯に特化するため、より多くを削り落としている「大吟醸」の方が、一応「格上」と言う事になります。 ただ、実際に呑んで、ドッチが好きか?というのは個人の好みも有りますし、元の米の常態や品種とか、酒造メーカーや様々な要因もあるので、格上だから必ずウマい、、、と言切る事は出来ません。 私の周りにも「大吟醸のフルーティーな感じが好きじゃないから、純米吟醸の方が好きだ。」という人、何人かいたりします。(私自身はビール党なんで、、、汗)

回答No.3

X 日本酒は精米度が高い方が良い。 O 日本酒は精米歩合が低い方が高いお酒。 >大吟醸酒が精米率40%で吟醸酒は50%以上ってことは >吟醸酒の方が大吟醸酒より高級酒ってことになるのですか? 質問者は、精米歩合の高いと低いを反対に理解しています。ですから 吟醸酒>大吟醸酒 という真逆の理解になっています。

  • mt2015
  • ベストアンサー率49% (258/524)
回答No.2

精米度は高いほど米そのものです。元の米の何%が残っているのかって値です。 だから、精米度が低ければ低いほどより磨かれているという事になります。 ちなみにご飯として食べる白米は精米度90~92%

  • maiko04
  • ベストアンサー率17% (345/1956)
回答No.1

精米度が上がれば米の中心部を使うことになる。 ただ、米の中心部が美味しいなんていう研究は聞いたことがありません。 誰が決めたんだ?美味しいなんていうのは人それぞれでしょ? もちろん精米度を上げればたくさんの米が必要になって原価は上がる。 よって売価も上がる。税金(酒税)も上がる。 なので素人目には高いもの=高級という図式ができあがっていて 結果的にそう思わされているだけなのでは?