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千代田化工建設の工期遅れで決算赤字、株価下落へ
- 千代田化工建設はアメリカのシェールガスの建設の工期遅れにより、決算赤字となりました。株価も下落し、現在は約340円と半値以下です。
- 今後の改善計画書では黒字化に向けた取り組みが記載されていますが、コスト削減などによる効果は2020年以降との見込みです。
- 千代田化工建設は三菱商事の親会社であり、倒産の心配はありません。ただし、資金が少ないため保有を継続する意向です。また、スルガ銀行については赤字の黒字化が困難と考えており、経営自体が危険とみています。ご意見をお聞かせください。
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三菱商事は良い売り先が見つかれば簡単に売り飛ばします。 海外(特に中南米やアフリカなど)のプラント事業で千代田化工建設を子会社化しているメリットと赤字体質を改善できないデメリットの比較になるでしょうね。 >工期遅れで発注者からお金を貰えてない事が原因だと思っていました。 これは認識の誤りです。 工事代金を貰えないのは未完成売上金として計上されるので、入金があるかどうかは決算には直接的に影響しません。 工期の遅れは契約している関係会社への支払い(労務費部分)が膨れあがったり、自社社員の人件費などが嵩むので、受注時点の予算よりコスト高になっているので赤字になるのです。 まぁ建設業界は稀に見るバブル景気の様相ですが、プラント建設業界だけは例外で、千代田化工建設・日揮・東洋エンジニアリングの御三家はどこも内容が良くありません。 要因は国内プラント事業が全く成長性が無いため、リスクの高い海外でのプラント建設事業に手を出す必要があるからです。 脱線しましたが、千代田化工建設株を保有していても、配当利回りも低いので資金効率を考えれば損切りしてでも別の銘柄に投資した方が良いと思います。 ある意味、全く利益を生みそうに無い資金の「塩漬け」になっちゃいますよ。 スルガ銀行は潰れても不思議では無いですよ。 スルガの自己資本は3500億円程度ですから、2000億円の赤字は会計処理で言うと、国内銀行業を行う自己資本比率を割り込んでしまい、銀行として倒産です。 不正融資での融資金の回収がどの程度出来るか?でしょうけど、相当程度不良債権化するでしょうね。 所詮、地方銀行です。大手の地方銀行も一応の再編が終わって、他の銀行を助ける余裕は全くありません。都銀だって2000億円を投下して吸収するメリットがありません。(自行のATMや支店・出張所を統廃合して減少させているぐらいですからね)から、国が助けない限り存続は相当難しいでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。 株価は半値以下になりましたが、三菱商事が親会社なので安心していましたがこれは今日、一部損切りしましたが全部売ってしまいます。