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イギリスの封書の封印のしかたは、有効?
イギリスでは(他の地でも?)封書を封印するときに、封印場所に「赤色の蝋」をたらし、その蝋が固まる瞬間に「金属で作った自分の紋章(印鑑みたいなもの)」を押し付けます。そうすると、蝋に形が残り、「確かに私が封印をしました」という、証(あかし)になります。当然、文章にはサインがありますので、それとともに、「私信」ということになるのでしょうけれども、これくらいのことでは、封印をはがして見てしまい、再度、適当に作った紋章の形を押し付けてごまかすことはできそうです。どうだったのでしょうか?
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一度蝋で封かんをすると、封筒にその蝋の色が残るので、はがしたり、それ以上の大きさでまた固めたりすれば、あけたことは分かると思います。 最近はしなくなりましたが、私もよく使っていました。
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- sophia35
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おはようございます。 別の視点からですが、先ず適当な紋章を作った時点で「ごまかす」事は出来ませんよ。 英国に関してだけですが、今でも彼の国では「紋章院」と言う機関が生きていて、各家柄や個人、特定のクラブ、軍隊、公共機関等の紋章は全て管理下にありますし、その紋章でさえ、本当に細かい意匠から着色方法まで違います。また、若しも偽造などすれば紋章裁判所などで厳罰が下るでしょうから、余程の文書で無い限りは わざわざ印章を偽造してまで盗み見ようという気にはなれないでしょうね。 ご参考になれば幸いです。
- norikunny
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今の時代でも同じですが、やろうと思えばお金や時間をかければ何でも出来ると思います。 ただ、蝋の封印をすればそれを破り、再度同じ様な封印を作るには多大な努力や失敗した場合のリスクがかかると言う事実が誰の目にもあきらかです。 ですから、それ相応の抑止力があったと思われます。 例えるなら、警察などが「防犯には窓に鍵を二つ以上付けましょう」とアピールしていますが、同じコンセプトだと思います。 鍵は二個でも三個でも壊すことは可能ですが、その時間や壊している間に見つかるリスクの高さを考えると泥棒も二の足を踏むという抑止効果が期待できます。 手紙も単に封をするだけでなく、蝋の封印をする事により不正な開封を抑止する効果があるのだと思います。