- ベストアンサー
仮想通貨の税金について質問です
BTCを20万円分購入するとします。 のちに、BTCの価値が50万円まで上がり、 10万円を日本円にします。この時点で、BTC40万円の価値。 これは税金対象になるのでしょうか? また、BTCが下がったタイミングで日本円の10万円で買って、高くなったら、売ってを繰り返していくとBTCの枚数は増えるが、常に最初の購入の20万以上を売らなければ、日本円の利益にはならないので、税金は払わなくてもいいという理解であってますか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
仮想通貨の課税タイミングには、以下の3パターンがあります。 (A) 日本円に現金化した時 (B) 仮想通貨でモノやサービスを購入した時 (C) 別の仮想通貨を購入した時 今回のご質問では、日本円⇔仮想通貨(BTC)の取引がなされていますので、上記の(C)が課税タイミングとなります。 今回の質問者さまの例を具体的なフェーズに分けて説明すると、以下のような取引が行われています。(括弧書き内は所持している資産を示しています。) (1) 初期状態(現金20万円) (2) 1BTCを20万円で購入(1BTC(20万円)) (3) 1BTC = 50万円まで価値が高騰(1BTC(50万円)) (4) 0.2BTC(10万円分) = 10万円/50万円 を現金化(現金10万円 + 0.8BTC(40万円)) ⇒この現金化により課税が発生します。 ※課税対象:利益10万円(0.2BTC) - 必要経費4万円(0.2BTCの購入経費:0.2BTC/1BTC×20万円)= 6万円 次に、BTCの買い増しについてですが、結論から言えば、生じた利益はすべて課税対象となります。 一例を以下に示します。以下は、(4)の後に取引を行ったと仮定します。 (5) 1BTC = 10万円まで価値が下落(現金10万円 + 0.8BTC(8万円))【課税対象6万円】 (6) 0.5BTCを5万円で購入(現金5万円+1.3BTC(13万円))【課税対象6万円】 (7) 0.5BTC = 60万円まで価値が高等(現金5万円+1BTC(78万円))【課税対象6万円】 (8) 0.3BTC(23.4万円分) = 23.4万円/78万円を現金化(現金28.4万円 + 0.7BTC(54.6万円)) ⇒この現金化により課税が発生します。 ※課税対象:利益23.4万円(0.3BTC) - 必要経費4.9万円(0.3BTCの購入経費★)=18.5万円【課税対象6万円+23.4万円 = 29.4万円】 ★の計算式:(初回購入分0.8BTC×20万円+追加購入分0.5BTC×10万円)×(0.3BTC/1.3BTC)=4.85万円≒4.9万円 上記のように、安く買い増して、高く売ることで利益が出た場合にも、税金が発生します。 これまでの説明を纏めますと、「仮想通貨を”現金化”して利益が出た時点でその利益に対して税金が発生する」と理解していただければ、間違いないと思います。 なお、備考ですが、仮想通貨で得られた利益については、2018年9月末時点では「雑所得」に分類されますので、20万円以下の利益については所得税がかかりません。(住民税はかかります。) 税金の計算は複雑ですが、正しい知識を得て、将来性豊かな仮想通貨投資にトライしてみてください。
その他の回答 (1)
- 中京区 桑原町(@l4330)
- ベストアンサー率22% (4373/19606)
BTC40万円の価値・・・課税対象にはなりません。 利益が出た分が課税対象です、質問のケースでは 手持ちの1/5を売ったのだから、売却価格10万円ー購入価格20万円×1/5=6万円 だから6万円に対して課税されます
お礼
売却価格がもう利益になるんですね。購入価格以上が利益だと勘違いしておりました。ありがとうございます。