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いわゆる普通のテントウムシ、やや専門的に言えば「ナミホシテントウ (Harmonia axyridis)」ですね。こういう個体を「同形異紋(紋様変化)」と言います。 添付画像の色味に引っ張られて「ニジュウヤホシ」や「テントウムシダマシ」などの名称も上がってますが、これは鮮明な添付画像が有るので1発で判断可能。前述の「ニジュウヤホシ」類は星の数以前に「体表面に細かい毛が生えていて光沢がない」ので、慣れてれば素人目にも容易に判別可能です。あとやっぱり「星の数が28個無い」ので違いますね(笑)。 予備知見が皆無だと「ナナホシテントウムシ=赤い体に7つの黒星」という固定観念に引きづられて見誤りがちですが。実際にはあの「ナナホシ」もナミテントウの数多い紋様バリエーションの1つに過ぎず、特段に割合的に多い体色紋様という訳ではありません。下記、参考リンク先の記事や画像に良くまとまっているので、興味あれば一読する事をお勧めします。 - テントウムシの同形異紋 https://blogs.yahoo.co.jp/weapon_shouwa/4450872.html - テントウムシの紋様変化と遺伝法則 http://www7b.biglobe.ne.jp/~otousan72/essay/essay1050.html P.S. 「ニジュウヤホシ」と「テントウムシダマシ」は全く同じ種類のテントウムシを指しており、この場合は「ニジュウヤホシテントウ」と「オオニジュウヤホシテントウ」と「ヤマトアザミテントウ」の3種を総称して "テントウムシダマシ" と呼びます。 では何故、"ダマシ" などと呼ぶのかといえば…一般的にテントウムシは野菜や草花に付き汁を吸って弱らせてしまうアブラムシを食べてくれる益虫として知られていますが、これらの "テントウムシダマシ" はその名の通り人の目を欺き、害虫駆除では無く自らが率先して畑の作物の葉っぱを食い荒らす害虫テントウムシなのです!つまり植物食性のテントウムシ。特にナス科の植物を好んで食害するので、家庭菜園などを営んでる人は要注意です(ジャガイモ、トマトなど)。 尚、他にも「トホシテントウ (星10個:植物食)」や「ジュウサンホシテントウ (星13個:昆虫食)」といった種類も存在します。日本人なら誰もが知ってるようで、実は余りにも知られてないテントウムシの世界…!
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- tzd78886
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ニジュウヤホシテントウ。28星天道の意味で、28の星があります。テントウムシ科には珍しく植物食性で、ウリ科植物の葉を食べます。
お礼
ありがとうございました。
補足
28個の斑点がないのに、なぜ、「ニジュウヤホシ」なのですか?テントウムシの名前と斑点の数との関係を教えて下さい。
- aokii
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テントウムシダマシ
お礼
ありがとうございました。
- sp550uz
- ベストアンサー率49% (543/1090)
『ヤマトアザミ』のような気がしますが、『ニジュウヤホシ』かもしれません。 http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/09kochu/tento/
お礼
ありがとうございました。
補足
28個の斑点がないのに、なぜ、「ニジュウヤホシ」なのですか?テントウムシの名前と斑点の数との関係を教えて下さい。
お礼
ありがとうございました。 ナミテントウの斑紋は、「赤型」と「黒型」、「二つ紋型」、「四つ紋型」、「マダラ型」の「型」にこだわっていたので分かりませんでした。調べてみると、図鑑によって、「型」の整理の仕方が異なるようですし、「ナミテントウ」に限っても、「斑紋」の変異もいろいろあるようですね。「斑紋」だけで同定しようとすると迷路に迷い込んでしまうことも分かりました。 「テントウムシダマシ」、図鑑の索引にも出てこないし、おかしいなぁと思っていたのですが、分かりました。(*^_^*) 大変参考になる資料、ありがとうございました。紋様に変異に少し関心を持ちつつあったので、「紋様の遺伝」の資料は興味深かったです。