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財政破綻・預金封鎖時の資産課税について

最近はアベノミクスで景気が良くて落ち着いていますが、依然として日本政府の財政状況は悪く先行きが読めません。 将来的にハイパーインフレが起きて預金封鎖とかになるときに外国株などはどうなりますか? 戦後の預金封鎖では特に現金が大きな痛手をこうむりましたが株はそうでもありませんでした。と言ってもそれは国内株ではないかと思います。当時外国株なんて一般的ではなかったし、そもそも把握する手段もなかったでしょうし。 それに国内株式に課税をして暴落させても自国のその後の立ち直りを妨げるだけです。一方、海外株式なら暴落しても日本政府には問題がありません。意外と容赦なく課税されるのでしょうか。

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  • ga111
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回答No.3

私はアベノミクスは失敗しつつあると思うし、景気も良くなっていないと思う。肝心な消費支出も実質賃金もあがっていない。 日本は長期金利が非常に低く、ギリシャと反対であることから、ハイパーインフレが起きて預金封鎖とかにはならないというのが一般的な見解である。 それでも、もしハイパーインフレが起きて預金封鎖とかになればどうなるか??ということであれば、外国資産を外国通貨建てでもつ日本人は大もうけである。円が価値があるときに、価値が低くなる前に外国資産(外国通貨建て)に変えているならば、為替差益が大量に発生する。 >その対策として2001年12月にアルゼンチン政府は預金口座から引き出し可能な金額を週250ドル、海外への送金を月1,000ドルに制限する預金封鎖に踏み切った[7]。 直近の預金封鎖をみても、外国資産に課税するような叙述はみられない。 ーーーーー 日本政府の財政は世界一のレベルで安定している。なぜなら、日本が世界一の金持ち国(債権国)であり、日本国内から国の財政資金のほとんどを調達しているからだ。これを「資本の海外逃避」が起こりにくいという。しかもその金持ち度は年々上がっている。https://web.archive.org/web/20161013071444/http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n34568 よって、ほぼ世界一のレベルで日本は財政破綻しにくいといえる。その客観的な証拠として、長期金利が世界でもトップクラスで低い。スイスの次くらい。アメリカよりもずっと低い。逆にギリシャの長期金利は高い。 現状はむしろ日本国債を日銀が年間80兆円、超爆買いしているので、さらに財政の安定性が増し、日本国債が足りないくらいである。

subarist00
質問者

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ご回答ありがとうございます。アベノミクスの評価は仰るような面もあると思います。また現状で日銀が国債を買いきってしまい、緩和の手が限られてきているのもご指摘通りです。本質問は20年後を考えています。

その他の回答 (14)

回答No.15

>そもそも財政赤字とインフレは別問題で、インフレは生産力不足がないとおこらないものです。 別問題ですがモノに対して通貨流通が過剰であれば起こり得るでしょう。 通貨流通に対して生産(モノの流通)が過小であること、言い換えると生産に対して通貨流通が過大であることが原因であって、戦争による生産の停滞というのはその一つのパターンに過ぎないのではないでしょうか。 そして膨張させ過ぎたマネタリベースの雪崩も一つのパターンとして考えられるのでは? >問題はその際にどの資産が収奪されるか、です。 株式に課税するというのはおっしゃるように企業にダメージを与えますし、なにより株を持たない低所得層には痛手がなく富裕層に痛手を与える政策ですから採用されないと思います。 その前に社会保障への公的支出の停止は当然として、消費税や人頭税といった逆進性の課税が進むでしょう。 貧富の二極化が加速します。 他方、その間に国会では自己責任論に基づいて納税義務が拡大的に解釈され、納税できない国民からは選挙権を剥奪する、人権を制限するなどの法案が通過するでしょう。 そして一握りのスーパーリッチが大多数の無産奴隷の上に君臨する新自由主義帝国が出来上がるのです。 収奪されるのはあくまで大衆の財産と権利なのでしょう。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 仰る通り生産停滞しなくてもベネズエラやジンバブエのようにインフレ率を10000%にするぞと言って通貨を発行すればインフレになるとは思いますが、2%にしますよと言っても誰も通貨を毀損するようなインフレにはならないでしょう。前副総裁がインフレにならないのは足りないからだと言い張っていますが大きな間違いで、緩和の際に2%というか10000%というかの差です。だから岩田前副総裁の言うような2%のインフレなど達成されない事は就任当初からわかりきっていました。 借金の後始末がインフレか預金封鎖かというと、インフレが起きてそれを止めるときの預金封鎖だと思っています。すなわち借金返済手段がインフレ、インフレ停止手段が預金封鎖。両者はセットだと思いますので、どちらになるかという議論は意味がないと思っています。 で、インフレ後にどう後始末をつけるのかというと、インフレで破壊された経済を再建するにはだれかがお金を出すしかなく、自国内で預金封鎖をするかIMFから借金してIMFから預金封鎖を強制されるかどちらかだと思います。 IMFが入らなければ国内問題なので金持ち優遇となると思いますが、IMFが入れば金持ち優遇は通用しない事でしょう。ここではIMFが介入しない前提で言うと、政府はその後の復興に大事なものは残すけれどもそこに金持ちの茶々入れが入るという事になるでしょう。 その前提でいうと預金は切り捨てられるだろうけれども、それだけでは平等性に欠けるから不動産も株も海外資産も放置はできません。ただ経済再建のために必要なものは残すという言い訳ができれば課税をせずに済ますこともできるでしょう。なんとなく預金と海外資産(外国株、外国債券、海外不動産)などは真っ先に狙われそうな気がしますがどうでしょうか。

回答No.14

おまけ。 破綻を逃れるとしたら、大衆に過大な負担の無い適切な増税で政府がマネーを吸収するということになりますが、要するに「ある所から取る」というだけの話です。 それができない馬鹿に政治を任せてはいけません。 そもそも、現在マネタリベースが市中に流れずお蔵入りとなっているのも市場に需要が無いからで、これは要するに大衆に購買力が無いからです。 それは紐解けば富の偏在、つまり格差の問題に還元されます。 労資の分配率の是正と、累進税制の強化や適用拡大、そして社会保障の公負担。これで大衆の購買力は改善します。 格差が小さくなれば、消費税のようなお手軽税であっても逆進性が小さくなり、過剰インフレが到来しても国民の担税能力の範囲でのインフレ対応がしやすくなります。 今の時点で我々にできることというのは、(1)アホノミクスの停止、(2)格差の是正、この二つをきちんと実行できる為政者を選ぶってことだと思いますね。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。これはおっしゃるとおりですね。一国では難しいのですが。 で、基本的にはインフレにするしかないのでしょうが、そのインフレの後にブレーキを踏むときが来ます。その時に預金封鎖が行われます。さあ、何に課税されるんでしょうね。

回答No.13

さて、いよいよ最終章。 今、過剰インフレを背景に国債が民間保有に移り、増税にもろくな結果は期待できない。 ここで償還できなきゃ破綻です。 でも政府は国債を発行すればいいじゃない。政府が新規で国債を発行し、その代金で過去の借金を返済すればいいじゃない。 それに政府が国債を発行すればそれだけ市中のマネーも吸収できるよね。 でも待って? インフレ抑制に日銀も国債を売り出してるんです。国債、そんなに要る? 売れないものを無理して売るには当然それだけ国債の付加価値を大きくする必要があります。高利にするしかないということ。とどのつまり、政府は将来の債務を大きくするしかない。 雪ダルマ式というやつです。 雪ダルマ式でも政府の国債発行には上限がないから問題ない?永久に雪ダルマしながら返し続ければいい? でもその国債を誰が買ってくれるんですか? 償還するたびに雪ダルマ式に次の償還が大きくなる、ということは償還のたびに市中に膨大なマネーが流れ雪ダルマ式にインフレするってことです。 逆雪ダルマ式に債券価値は下がるということです。 いま100円で売る債券がいずれ150円になるとしてもそのときの150円が今の80円の価値しか無いなら誰も買わないのです。 元々がアホノミクスで無駄積みしたマネタリベース規模のインフレです。 それを雪ダルマ式に巨大にしていく作業ってわけですから、マネーが物凄い勢いで逆雪ダルマ式に減価していきます。 そんな中で将来のマネーに期待できますか? かくして、いつか国債は見向きもされなくなります。 そうなったとき、雪ダルマ式に増えた国債を償還する財源に詰まれば破綻です。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。そもそも財政赤字とインフレは別問題で、インフレは生産力不足がないとおこらないものです。よく戦後の公債比率突破と言いますが、あれは同時に戦争による生産設備喪失があったからインフレになったのであって、今回とは全く違います。ご回答の中のインフレが起こる条件が当面は満たされません。満たされたらそうなるでしょうね。 問題はその際にどの資産が収奪されるか、です。

回答No.12

第二章。 後れ馳せながら政府が増税法を通したとしましょう。 格差社会で過剰インフレを背景に、市中の有り余るマネーを吸収するための税というと富裕層や企業への重課税となるはずですが、財界べったりの政権にそれが可能でしょうかね。 少なくともこのご時世で逆進税である消費増税にひた進む阿呆には期待できません。 インフレなら大衆の賃金も上がっているから担税能力も上がっているはずだ、という主張は適正な労資分配率が前提でないと成り立ちません。r>gなんで机上の空論です。 従って不適切な増税しか期待できず、それは国民を殺すに十分です。 ここで二章目の幕が降ります。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.11

破綻しないと言い張ってる人がいますが破綻はあり得ますね。 アホノミクスのせいで日銀が国債をバカ買いした代金が、経済音痴政府の財政無策のせいでマネタリベースとして日銀当預に積み上がっています。 今市中にマネーが流れないのは経済が停滞して資金需要が無いからですが、何かの拍子に経済が動き始めたら今までの機会損失をカバーしようと銀行はガバガバ基準でどんどんマネーを放流しますし企業も我先にと投資を始めます。 膨大なマネタリベースを背景にマネーが滝のように雪崩れたらあっという間に過剰インフレで、大衆は貧困に陥ります。 マネー量調整のためには増税という手段はトロ過ぎます。法案提出から立法までの間に国民は十分死ねます。 政府が新規で国債を売って市中にマネーを吸収する?それだって予算成立まで時間がかかるのです。 従って迅速なマネー調節のために日銀は保有国債を売りに出して市中のマネーを回収します。 しかし過剰なインフレでは国債の価値はどんどん目減りするので安値で叩き売ることになります。そりゃそうですね、将来150円になるチケットを100円で売ろうとしても、その将来の150円がインフレで現在の80円程度の価値しか無いなら誰だって80円以下でしか買わないのです。 だから安値で売り叩く。膨大なマネーの滝を小さな柄杓で源泉に掬っては戻す作業の始まりです。ひたすら柄杓でマネーを掬うそのたびに国債は民間保有になっていきます。 さて民間保有になった国債は、日銀保有と同じように無理矢理繰延べさせるわけにはいきません。償還の必要が生じます。 償還できなきゃ当然破綻です。 ここまでが第一章。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.10

それと日本の財政問題はもう何も心配する必要がない状態になってしまいました。 国債は中央銀行が大部分を持っているので破綻することはほぼゼロレベルです。 世界中で最も破綻から遠い国となっているのが日本です。 その結果、世界中のどの国よりも国債の信用が高い国になってしまっています。 そして日本は国の国債の信用が高すぎることが、日本経済の足を引っ張っている状態です。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。現状はおっしゃる通り。問題は20年、30年後です。果たしてどれだけの競争力を維持しているのか。アルゼンチンがかつてどうであったのか、そして今どうなったのか、考えておく必要があると思います。

回答No.9

日本が破綻するって本気で思っているお馬鹿さんなら、あなたにとって日本円は紙くずなのでさっさと捨てた方がいいですよ()。みんな喜んでもらってくれますよ。 そんなに日本破綻を信仰しているなら、さっさと外国行って、外国で証券会社から株を買えばいいだけのこと。 アホでっか~。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。これから生きられる時間が限りなく短いご老人なら、財政悪化よりも死ぬのが先でしょうね。

回答No.8

質問者は破綻の意味を理解していないのでは? 日本中が大空襲ので火の海になっている時に「火災保険はどうなりますか?」と質問しているようなもの。 破綻しているのに、破綻していない平時を前提にするなんて能天気過ぎますわ~。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。狭義の破綻はそうですね。破綻と言っても程度があります。キプロスの破綻はビットコインでへっちゃらだったようです。

  • SPROCKETER
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回答No.7

 預金封鎖と簡単に言いますけれど、財産を無くす危険があるのに国民が黙っていますかね。暴動が起こったり、銀行が潰れたり、社会的な混乱が起こるでしょうし、黙って何もしなければ大量の困窮者や餓死者を出す危険がありますよ。  戦後の預金封鎖時の話を子供時代に両親から聞いた事がありますが、株や国債の暴落で価値が無くなって、二束三文になっていたのだそうです。預貯金も引き出せないようにして置いて、物価が高騰してから返却するので、価値が大幅に目減りする結果になり、財産を失ったり、大損した人が大勢いたそうです。変わらなかったのは土地や建物などの不動産資産だけで、土地神話が生まれる原因を作った事件だったようです。  預金封鎖をすると貨幣価値が無くなって、物々交換しか信用して貰えなくなる危険もあります。経済混乱を生むので、やめた方が良いでしょうね。何よりも、情報漏れが多い日本ですから、預金封鎖の噂が広がると、不動産買いが急増したり、金の買い付けが増えて、金価格が高騰したり、ろくな結果になりませんし、デマを流して経済混乱を狙う人達の陰謀かもしれませんから、信じない方が良いです。  本当に預金封鎖が起こるのであれば、預貯金を半分引き出して、金の延べ板でも買って置きますね。それ以外に防衛策は無いでしょう。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。確かに大変なことです。でも実際にキプロスでやりましたからね。キプロスの例ではビットコインが有効だったとか。

回答No.6

この問題は、その時の政府がどう考えてどう行動するかですから、今考えても分かりませんし、どう対策を取ってみても、政府がそんな対策など無意味になる政策を打ち出せば万事休すです。 ただ一つ、逃れる道は外国に移住することです。 日本にいるなら、外国に資産を逃がしたところで、政府の対策次第では無意味となります。 と、ある先生の本で読みました。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。もちろん最終的には未知数なところもありますが、そうは言っても基本的に政府の立場でやるべきことは何かを考えればおのずと絞られるようには思います。例えば預金封鎖・資産課税をする際に自国の株式に課税して自国の証券取引市場を破壊しても損するだけなのでしないでしょう。

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