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転職活動、日本の今後の労働環境について
現在無職で転職活動を行っている25歳の男です。 前職を退職したのは、入社前に話した条件が全く異なるブラック企業だったからです(月の労働時間は200時間越え。残業代は支払うと言っていたのに一切なし。休日出勤、深夜手当もなし。時給換算すると地域の最低賃金をギリギリクリアしているというレベル)。 大学生の頃から知り合いの転職エージェントの方によくお世話になっているのですが、その方から 「日本の労働環境は大きく変わっていく。具体的に言うと、働き方改革で法律が変わって一部の業種に高度プロフェッショナル制度(https://zanreko.com/news/986)が適用になり、数年後ほとんどの企業で適用されるようになるはず。労働時間、休日等の規制がなくなるから仕事ができなければ、収入が減ったり、労働時間が増えていく。できる人はノルマさえ達成すればある程度は自由を確保できる。つまり成果主義の時代が来るだろう。だから残業が多い会社は嫌だとか、休みが少ないからという理由で就職先を決めず、今のうちから手に職をつけないと生き残れない」 と言われました。 前職の労働環境が過酷だったので、次はある程度労働環境が整ったところを考えているのですが、今後生きていくうえでこの考え方は間違っているのでしょうか? その方が言うには、労働環境は気にせず、自分にできることを見つけ、それを磨けるところに就職すべきと強く主張していました。今は会社に行ってやることやって給料をもらうのが当たり前だと思っている自分がいるので、その方の発言がいまいちピンときていません。 働き方改革などは見向きもしていませんでしたが、日本は本当に成果主義の時代が来るのでしょうか?
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- koncha108
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働き方改革の議論は日本の経済・産業にとってとても大事なことなのに、国会ではすごく中途半端な議論と政治的な判断で通ってしまった観があります。会社や社員のカルチャーを変えて生産性を上げていかないと行けないものを法律を作ったからと言って変わるものでもなく、企業側も悪用しようと思えば悪用できてしまいます。一方で働いた時間で給料をもらって残業すればその時間分上乗せと言うのは先進国から言えばありえない給与体系で、昔ながらの稼働したらしただけ生産物がたくさんあがる工場労働者の給与モデルを引きずっています。議論を聞いていると、働き方改革反対派は旧態依然とした労働者のモデルで話をしていて、賛成派は企業を性善説的に見て理想通りに行けばうまくいくと言う話をしているように聞こえます。 高プロ制度にしても裁量労働制にしても、うまく適用して社員の自由度を尊重して利益を上げるところもあると思いますが、そう言う会社は法律によらなくてもとっくに自社の制度でやっているような気がします。逆に、今ブラック企業のところは制度を悪用して法律に違反せずに社員をこき使えるようになるかも知れません。 結論から言えば、あなたが望むような会社、職場は丹念に探せば見つかると思います。ただ労働環境の自由と言うのは逆に言えば見合った評価と給料を得るのが社員の能力と判断に求められるところが多くなると言うことなので、労働時間によらず成果を上げられる能力を身につけるのは大事だと思います。その意味で転職エージェントの言う事は一理も二理もありますが、でもその中でも労働環境で自分にあった、今までよりも自由な時間が持てるところはあると思いますよ。 特に今は社員を採用するのに苦労する会社が多く、働き方改革以前にブラック企業的なところは淘汰される時代だと思います。 ひとつ補足すると、今はいろいろな業務が自動化、AI化されています。AI化はレベルの低い労働から採用されるとは限らないので(例えばAIに適しているのに、会社の経営者とか医者、弁護士の仕事も入っています)自分にできることを磨くと言っても昔の職人さんみたいにぼくとつに与えられた事を一生懸命やっているといつの間にか仕事がなくなる可能性があります。磨くにしても幅広い興味や適応能力を身につけるのは大事だと思います。「やることやって給料もらう」と言う考えは危険になります。
- kknow
- ベストアンサー率18% (16/88)
たかが数年で何でもかんでも高プロが適用されるというのは妄想レベルの話ですが、今よりは成果主義になるのは間違いないでしょう。 欧米では当たり前のことですからね。 日本人は終身雇用という悪しき風習をいまだに引きずっている無能労働者が多い。 成果主義じゃない先進国なんて日本ぐらいのものです。
働き方改革は始まっているよ。 私の会社でも沢山施策しています。そのほとんどが無意味ですが、数を打って当りを出すのでしょうね。 今後30年で日本の人口は30%減り、労働人口は40%減ると言われているのだから生き残りたいと思っている企業は変化しようとしています。 色々な人が色々な意見を言うけれど、私は変化はするもののそのエージェントが言うほど急な変化にはならないと思っています。 でも所謂ホワイトとブラックの差はもっと開くと思います。 ホワイトはあるべき形を目指し、ブラックは例えば「定額働かせ放題」に胡坐をかくでしょう。 どんな時代になってもブラックはブラック。 貴方が辞めた判断は間違っていないと思いますよ。
- catpow
- ベストアンサー率24% (620/2527)
>>前職の労働環境が過酷だったので、次はある程度労働環境が整ったところを考えているのですが、今後生きていくうえでこの考え方は間違っているのでしょうか? 間違ってはいません。ただ、そういう会社に就職できるか?が問題となります。 >>その方が言うには、労働環境は気にせず、自分にできることを見つけ、それを磨けるところに就職すべきと強く主張していました。 労働環境を気にせず、無理して働いていたら、怪我とか、場合によれば死んでしまうこともありますし、精神病んで、何年も働けなくなるとか、自殺するかもしれません。 自分が耐えられる労働環境かどうかを気にしないわけにはいかないですね。 >>今は会社に行ってやることやって給料をもらうのが当たり前だと思っている自分がいるので、その方の発言がいまいちピンときていません。 「会社に行ける=職を得る」ことができたら、給料はもらえます。それは当たり前のことですね。 でも、「会社に行けない=就職できない」というパターンが今後増えてくる可能性があります。 この場合は給料もらえません。このパターンが増えると先輩は言っているのでしょう。 >>働き方改革などは見向きもしていませんでしたが、日本は本当に成果主義の時代が来るのでしょうか? 日本では、成果主義を大々的にぶちあげたのが、富士通という大手企業だったと思います。 でも、その実態は、社員のトータルな人件費を削減するための方便でしかなかったようです。 成果とは関係なく、上司の御機嫌とりするゴマスリ野郎が良い評価を得ていたみたいです。 そして、ほとんどの日本の会社は、富士通と同様に、成果主義の導入を、社員の総人件費削減策に利用したと思っています。 米国の企業は成果主義ですね。また、以外と中国企業もそのようです。 これらの国の企業は、成果を上げたら、給料(年収)がドーンと増えるといいます。 もちろん成果が出ないと、クビになります。ドライです。 日本企業は、日本独特の「正社員」という制度があります。 米国企業みたいに「成果が出ないから、君はクビだ!30分以内に荷物まとめて出て行け!」なんてできません。 成果が出ない社員をクビにできないから、成果が出た社員に「ドーンと給料アップ!」なんてことはできないのです。 ただ、郵便局において、「正社員の待遇を低くして、非正規の待遇に近づける」ということがありました。 この流れの延長で、「日本独特の正社員制度廃止、海外のようにお金払えばクビにできる」というように日本の労働法も変わるかもしれません。 米国の社員は、だれもが日本の非正規雇用の社員のようなものだといいます。 日本において、非正規雇用で働く人が4割を超えたという話もありますから、日本の企業が成果主義を実施しやすい環境が整いつつあるといえるかもしれませんね。
- 山田 太郎(@f_a_007)
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Q1、日本は本当に成果主義の時代が来るのでしょうか? A1、今も昔も、これからも成果主義ですよ。 今から50年前だって、実績を残せなきゃ―昇給チョボ、ボーナスチョボ。実績を残せば3倍、4倍の昇給とボーナスをゲット。気が付けば、その年収差は、300万~400万円。これが、普通でしたよ。 Q2、次はある程度労働環境が整ったところという考えは? A2、間違いではないが正しくもない。 >次は、自分が必要とされる企業に! >次は、自分と相性がピッタンコの企業に! >次は、自分の能力が開花する可能性が強い企業に! で、職を探すべきでしょう。 >残業が多い会社は嫌だとか、 >休みが少ないからという理由で就職先を決めず、 >今のうちから手に職をつけないと生き残れない。 まあ、正論ですが・・・。ただの無意味な一般論ですね。普通は、そんなの「あんたに言われなくても・・・」でしょうね。そんなことより、《相性》ですよ。もっと、はっきり言えば《分相応の企業がターゲット》と言うこと。もっと、もっと言えば《意地と根性で頑張れば報われる中小企業がターゲット》ということ。 と、思いますよ。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
何とかエグゼプションがどうなるか分かりませんが、財界はそういう方向へ持って行きたいのでしょう。で、全体としては所得が減り、自動車が売れなくなり、、になるんじゃないかなぁ~ 分かりませんけどね。インドで自動車売るからいいってか?そんなにうまく行きゃ苦労はないだろうな。 ただ、月間200時間労働自体は楽勝です。週40時間だと月は約172時間平均になります。月に30時間の残業なんて、1日2時間未満でしかも土日は完全休みという事です。優良企業。 でも、残業代が出ないのは完全に違法です。時効の2年間だけ頑張って訴訟やれば百万単位で取れたのに、、惜しい。 収入が過酷でも労働環境は過酷ではないので、タコ部屋なんか入ったらどうするんだろと思いますが、月間220時間くらいまではやらされると思います、どこでも。 残業代出してもコキ使った方が効率が良いので、会社としては違法にさえならなければ最大限の残業を押し付けたいのが本音です。もちろん過労死されたらマズイので、生かさず殺さずですね。江戸時代から進歩してない。 会社へ行ってやる事やって、、も正しいし、手に職が無ければ生き残れないのも正しいと思います。9割方の人間はIQ100前後なんだし、要するに誰だって能力的には大差ないので、やる事やってれば給料もらえるはず、、ですが、同時に長年の努力は能力に結び付き、同じIQでも仕事の結果は違ってきます。会社としては後者を残し前者は切り捨てたいと思うでしょう。
- nekosuke16
- ベストアンサー率24% (903/3668)
つづき さらに、そうした社会状況、労働環境の変化に伴い、これ迄の企業にとっての人材は、単なる成果を上げるための物として扱われる時代背景を利用しようする者達が現れる。 それが、新規に続々と社会に拡大するブラックであり、これ迄の優良企業のブラック化となって、益々、労働環境は悪化する。 ただ、考えなければならないのは、こうした社会状況の変化の後押しをしているのが、弱者である個人を一切顧みることのない政治、つまりは、国であることを知るべきだと思いますよ。
- nekosuke16
- ベストアンサー率24% (903/3668)
少し違う感触を持っています。 格差社会の拡大が年々深刻になる中、政治主導でその方向性にさらに拍車が掛かる状況。 そこに高度プロフェッショナル制度という、一般とは分離、独立した一種特別なポストとも言えるものを提案する。 過度の残業による弊害も取り沙汰されますが、そうした環境から逃れる為に退職を余儀なくされたとして、格差の底で逃れようのない生活を強いられている人々から見れば、実は、まだまだ羨ましい話です。 実力主義、能力主義という言葉は、これ迄は人材という概念あってのものでしたが、人間の能力を遥かに凌駕するAIが登場し、人間社会でありながら、人間不要の時代が始まりつつあります。 手始めに、特にAIとの相性がいい銀行業務などについては、既に大手銀行等において数千人規模の大量解雇の予定が明らかになっています。 AIの進化は、更なる人間社会、労働環境への侵食を加速させ、いづれ近い将来には、多くの業種の中で定着化するでしょう。 一つの労働環境の消滅です。 また、インターネットが開発され、人間社会に多大な影響を及ぼしてきた中で、近年に至っては、その世界を活動の場として生計を維持できる体制が労働環境に新たな価値観としての自己責任を前提にした企業に頼らない生き方の実現を可能にしつつあるということ。 これ迄の企業と人材という社会の基本構造が、一方で企業は人材を不要とし、他方、個人は企業以外に生き方を求める方向へ進むものとするならば、これ迄の社会構造にあった筈の労働環境も雇用に対する考え方や価値観も崩壊する方向に向かっていると言える。 格差の更なる拡大と、そうした社会状況の中で、人間不要の時代に現れるものがあるとしたら、個人の成果主義の時代を通り越して、経営者側が強権を握り、振りかざすことにのみ尽力する世界。 つまり、労働者の奴隷化の時代です。 昔は、強きを挫き、弱きをたすく、という日本人の価値観がありましたが、政治や企業、大学などの様々なシーンで顕著に見られる構造こそ、強者の君臨と弱者弾圧。 もっともっと悪いシナリオが待っているのではないですか? つまり、労働環境は、既に崩壊しつつあるということですね。
- doraneko66
- ベストアンサー率11% (535/4742)
25なら、そう言われることも納得ですが 30になって同じこと言ってたら、鬱病に なるだけだと思います。
- skydaddy
- ベストアンサー率51% (388/749)
>日本は本当に成果主義の時代が来るのでしょうか? 既にそうなってきているといえます。だから非正規社員が増えるのです。しかし、日本の変化は他の先進国より遅いです。それは人材の流動性が低いからです。この流動性が上がるまでが時間的リミットでしょう。 非正規が増えるのは、誰がやっても同じ仕事がほとんどであることを企業が認識し、それに対する費用を考えると正社員で無くてもいいと判断したからです。ほぼ終身雇用の正社員を持つ意味は、社内にノウハウを維持することか有能な社員を囲い込むことで会社の利益が増やせるという2点しかありません。誰がやっても同じように出来る仕事なら、賃金の安い方法が選ばれるわけです。 今後AIと機械がさらに発展・普及すると、これまで以上にコンピュータシステム化されます。過去に替わった例をあげると、銀行のATMや駅の切符販売は昔は全て人がやっていました。人々は店に出かけてものを買っていましたが、見る必要のないものから段々ネットワークを介して購入するようになり、店舗の販売員の必要性が減ってきています。スーパーでキーをたたいていたものが、バーコードの読み取りになり、おつりに計算も不要になって、処理速度が何割が早くなりました。その分、レジ打ちの人の数は減った訳です。このような進展がこれまで以上に速くなると考えるなら、給与や職場を選択できるようになるためには、他者との差別化が必要です。それが人によっては手に職をつけるということだと思います。しかしその選択は難しいです。例えば10年かけて寿司職人になってみたら、10年後ではほとんどの寿司屋では自動機に替わっていて、一部の特殊な店でした昔通りに人が握らないとなっているかもしれません。そうなると10年かけて身につけた技術が意味をなさないかも知れません。(そういうことは過去に沢山ありました。例えば図面の設計を手で引いた時代からCADに替わったとか、工場で働いていたら工場が海外移転になったとか、経験から来る機械加工技術を駆使していたものが高度な機械化で分析とプログラムで再現できるとか)そういう意味では、手に職をつけるなら無くならないもの、そうでなければ人に依存するもの知識、人脈などを持つことがその人で無ければならない理由を作ると思います。残された時間は以外に短いかも知れません。Good Luck!
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